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著者の「マカン·マラン」シリーズが
大好きで今回の新刊を読みました
ハイダウェイは隠れ家のこと
引きこもりの高校生や
50代半ばで転職した男性
ワーキングマザーなど
お仕事を中心とした6つの物語が
収録されています
美術館 プラネタリウム 水族館など
各々が それらの場所を拠り所に
気持ちを立て直しながら
日々の暮らしを送っている
端から見れば
恵まれてるように思う人も
何かしら抱えているものはある
学生時代仲の良かった友人が
生活スタイルの変化で疎遠になったり
隣の芝生が青く見えたり…
でも生きている限り
何もない人なんているわけがない
そのようなことを改めて思いました
父と息子 母と娘 友人同士など
立場は違えど 心の機微に
感情移入できることが多かったです
著者の本は何冊も読んできましたが
「マカン·マラン」シリーズに続き
好きな本になりました