ジャパリ星雲 トキワの国

好きな時に好きなことを語るブログ

「ドラえもん」の苦手な話

2024-02-14 18:02:00 | ドラえもん
今更改めて言うまでもないが、僕は「ドラえもん」という作品が大好きだ。


好きな話はもちろんたくさんあるが、同時にどうしても好きになれない、苦手な話というのもいくつかある。

いくつかある苦手な話の中で、悪い意味で際立って心に染みついてしまっている話がある。今回はそれを語ってみたい。

それは何かといえば、「チューシン倉でかたきうち」という話である。

10年以上前に初めて読んだ時から、この話はかなり苦手だ。
しばらくは本当に「大嫌い」と思っていて、ある時点からそこまでの苦手意識はなくなったものの、それでもやはりダントツくらいに苦手なのは変わりない。というか今でもこの話に限って言えば「嫌い」とはっきり言っていいんじゃないかと思う。

じゃあ何故そんな嫌いな話について語るのかといえば、気に入らないことをいっぺんちゃんと言葉で表現することでちょっと心をスッとさせるような効果はあると思うし、それを読んでくれた皆様からの共感や意見が欲しいという気持ちもあるのだ。

以下、この記事の読者の皆様は当該回を確認済みという前提であらすじなどは割愛して話を進めさせていただく。ご了承ください。
そして、今回は基本的に「俺はこの話のここが嫌いだ!」っていうのを書いていくだけになるので、あまり面白いものではないと思うし、そういうものが苦手な方などには向いていない内容になる。ご注意ください。

尚、この回はタイトルからも読み取れる通り「忠臣蔵」がモチーフになっていて、その流れを「ドラえもん」に置き換えてなぞっているからあのような筋書きになっている…ということは一応理解している。先に述べた通り、かつてほどの苦手意識がなくなったのもそれを知ったのが理由なのだが、同じく「忠臣蔵」をモチーフにしている別の作品には特にこうした不快感を覚えたことはないので「モチーフが忠臣蔵だから」というのが嫌いな原因の全てではないし、元ネタはともかくとして「ドラえもん」にこういった話があるのは間違いなく事実であるので、このまま語らせていただく。

さて、この回であるが、何が嫌かを簡潔に言えば、「非常に理不尽なことが起こっているのに、それが納得のいく形で回収されていない」と、これにつきる。

「ドラえもん」で理不尽事が起こることなんて珍しいことでもないと思われるかもしれない。しかし、大抵の場合はちゃんとその後納得のいく展開があったり、痛快な復讐劇によってカタルシスがあったり、話としての面白みがあったりするので、そこまで気にならないパターンが多いのだ。
しかし、「チューシン倉でかたきうち」は、理不尽事が起こっているのにそれに対しての「かたきうち」が納得のいくものではなく、しかも話自体もテンプレ的展開が続くだけで特別光るものがあるわけでもないため、結果的に読後の不快感のみが残る話になってしまっているのである(話としての面白み云々については人それぞれ感じ方次第なので、結局は好みの問題でしかないのかもしれないが)。

冒頭の展開は、余程のび太が嫌いとかじゃない限りは、誰もが嫌な気持ちになるだろうと思う。「ドラえもん」で度々見られる理不尽事の中でも、その刺激は随一レベルと言って良さそう。
そこから復讐に移る流れ自体は良い。最も求められる流れは「疑いを晴らす」というものであるが、そうでなくても何かしら痛快な復讐劇が期待される中でスネ夫が受けた報復は「ジャイアンに殴られる」のみ。疑いが晴らされていないから根本的解決になっていない上、実際に行われた復讐もカタルシスもなにもあったものではないのだ。

その後の流れも大いに不満ありだ。
スネ夫への復讐が終わった後のび太は、ママへの復讐をしようとする。
しかし、ここでドラえもんは「家族の間でそんなこと…」と今一つよくわからない理由で咎め、実際に復讐の実行役にさせられるとさらに怒る。
考え方にもよるが、冒頭の展開で最も問題があるのはある意味、ママだ。のび太が怒るのも、復讐したがるのも、至極当然のことだ。それなのに、ドラえもんが怒るというのが納得がいかない。
この話は、調子に乗ったのび太が最終的にしっぺ返しを受けるという「ドラえもん」の中ではお決まりのオチになっているのだが、この「ママへの復讐」が、しっぺ返しに向かう中でののび太の最初の悪事のように描かれているのが非常に気に入らない。
そしてここでもママが受けた報復はお花をメチャメチャにされただけで、こちらもこちらで全く根本的解決になっていないのだ。

それ以降の展開は、冒頭のスネ夫の展開はほぼ無関係になり、復讐の矛先がジャイアンに向かうことになる。例の展開はあくまで導入であり、話としては寧ろこちらが本題であるとも言える。ここではあまり特筆すべき点がないというか、言っちゃえばその導入部分に不満がありすぎてそれ以降の内容が頭に入らないというか。
無関係な人たちも巻き込んだのび太が調子に乗っていたのは間違いなかろうが、いかんせん導入部分の展開が可哀想すぎるせいで、オチのしっぺ返しがしっぺ返しに見えないという問題がある。

加えて、内容と直接は関係がないものの、この作品が掲載されたのが「小学六年生の3月号」であることも引っかかる部分である。
これが最終回というわけでは勿論ないが、とある一連の作品群にて、この話が最後にくるようになっているのは間違いなく、これが最後に読んだ「ドラえもん」だという読者も少なくはないはず(「学年繰り上がり収録」を採用している藤子・F・不二雄大全集の「ドラえもん」でも、7巻の最後に収録されているのがこのエピソードになっている)。
小六の3月号というのは、これから中学生になる読者が小学生で最後に読む学年誌であり、そこに掲載される「ドラえもん」もやはりそこを意識して読者へ未来に向けたメッセージがこめられたエピソードが掲載されることが多いというのはファンの間では有名だろう。「のび太もたまには考える」や「具象化鏡」など、具体例を挙げればわかりやすいと思う。そのエピソードがこの後味の悪い「チューシン倉でかたきうち」だというのが、残念感を加速させている。
個人的にも、エピソードの中に納得のいかない部分があっても、それより後のエピソードに何かしら良い描写があればある程度気持ちが浄化されることがあるのだが、「チューシン倉でかたきうち」ではそういったある種の"逃げ場"もないのだ。

以上、ざっと書いてみた。不快ポイントはほぼ前半のみに固まってはいるが、それでもやはりなんというか「ドラえもん」という作品の悪い部分を集約したような内容になっており好きになれないし多分今後も好きになることはない。
この「チューシン倉でかたきうち」が、悪い意味で話題に上がっているところは、比較的よく見かける。私の感じ方が異端だということはないはず。

長々と書いていつつ、改めて考えると、この回は少なくともてんとう虫コミックス全45巻中には収録されていない。藤子・F・不二雄先生がもう少し長生きされていれば、さらなる続刊に収録されていた可能性も否定はできないが、結果的には収録されていない。(基本的には)F先生自らが厳選したエピソードを収録しているてんコミにてこの回が外されているということは、F先生にとっても"そういう回"だったのかもしれない。
(それだけに、2014年に「ドラえもんプラス」6巻にこの回が収録された時には「なんでよりによって…」という気持ちがあったし、当時も今も「ドラえもんプラス」シリーズの6巻以降の続刊に対する怪訝な感情が消えない一因になっている)

しかしながらこの回は、内容の不快感は別として、話としてはよくまとまっていると言わざるを得ない。ドラえもんではてんコミ未収録作品を中心に、オチが弱いなど話としての完成度が今一つなエピソードもちらほらあるが、この回にはそういう弱みは感じられない。テンプレ的展開についても言い換えれば「王道」で、安定した内容とも言えるのだ。「忠臣蔵」を「ドラえもん」に置き換えてなぞった展開が秀逸だという声も聞いたことがある。だからこそ、「ドラえもんプラス」6巻に収録されたのかな、とも思う。

「ドラえもん」の漫画作品は1000話以上あるんだから、1話くらいはこういう回があったっていいのかもしれない。それはそうだが、個人的に恐れているのが(と言うのも大袈裟だが)、わさドラでアニメ化される時が来ることである。わさドラの歴史も長いが、今のところ「チューシン倉でかたきうち」はアニメ化されていない。
しかし、私の認識が間違っていなければ大山ドラでは2回アニメ化されているし(大山ドラも長い歴史の中で1回しかアニメ化されていない原作や全くアニメ化されていない原作など様々なので、複数回アニメ化される原作は優遇されている方であると言える)、プラス6巻にも収録され(てしまっ)ているので、数ある原作短編の中でも比較的目立つポジションにいると言って差し支えない。そのため、いつアニメ化されてもおかしくはない。
しかし、やはり漫画とはいえいささか刺激が強いのも確かなようだし、アニメスタッフもわざわざこの回を選んでアニメ化するというのを避けてるんじゃないかという気もしている(単なる気のせいで、そのうち普通にアニメ化されるかもしれないが)

果たしてどうなるか。

「天才バカボン」おまわりさんは偽警官?

2024-01-18 20:18:00 | 赤塚不二夫
赤塚作品の名脇役No.1といえば?と聞かれたら、おそらく僕は「目ン玉つながりのおまわりさん」と答える。

一般的には「本官さん」の名前でも知られる、「日本一ピストルの弾を消費するおまわりさん」とも言われる、あの人だ。

ところで、皆さんは彼について、こんな話を聞いたことはないだろうか?

言い回し自体は様々にあるが、ざっくり言えば、
「あの人は私設交番のおまわりさんで、民間人が警官のふりをしているだけ」
…というような話だ。

これは結構いろんなところで語られており、意外と有名な話であるようだ。
赤塚ファンとして気になるところもある件なので、今回はこの話題について取り上げてみたい。
一応は一ファンによる解釈に過ぎないので、そこは注意されたし。


さて、目ン玉つながりのおまわりさんは偽警官であるという件についてだが、結論から述べると、
「誤情報やデマなどではないが、誤解が含まれている」
と言いたい。

最初に、僕は赤塚作品名脇役No.1を挙げるなら目ン玉つながりのおまわりさんを選ぶ、ということを述べた。
これは、そのキャラクターに個性が濃縮されているから、というのもあるが、「おそらく赤塚キャラの中でレギュラー出演作品数最多」というポイントが大きい。
「天才バカボン」への登場が最も知られており初出もそこでほぼ間違いないわけだが、それ以外にも彼は数多くの赤塚作品に登場しており、これが今回の偽警官の件においても重要になってくる。

まず、赤塚不二夫先生本人による正規作品にて、目ン玉つながりのおまわりさんを偽警官として描いた作品がある、これは間違いなく事実である。
しかしそれは「天才バカボン」ではなく、赤塚先生の別の代表作「もーれつア太郎」での話である。

現在は「警官の生活らくじゃない」というタイトルで単行本にも収録されており比較的容易に読めるエピソードにそれは描かれている。
(週刊少年サンデー1970年6月21日26号、竹書房文庫第7巻、ebookjapan第10巻)

ある日交番に10万円の落とし物が届けられ、おまわりさんは大喜び。交番を臨時休業にし、妻と息子を連れてその10万円で外食に出かける。実はあのおまわりさんの交番は個人経営であり、民間人が警官になりすまして落とし物で生計を立てていたのだ!という衝撃の事実が明かされる…といった内容だ。

間違いなくこのようなエピソードは存在しており、内容が衝撃的な上にしっかり証拠画像もあるため、どんどん独り歩きして広まっていったんだろうと思う。

だが先に述べた通りこれはあくまで「もーれつア太郎」での話であり、「天才バカボン」には同様のエピソードはない。
また、「天才バカボン」の方では、目ン玉つながりのおまわりさんの交番に新任の警官が赴任してきたり(「おまわりさんのシンマイなのだ」)、警官としての彼をクローズアップし一時的に警官をやめた彼の苦労なども描いたエピソードがあったり(「拳銃をすてた目ン玉警官なのだ」)と、本物の警察官であるとみられる描写が散見される。

そして当の「もーれつア太郎」においても微妙なところなのだ。
「警官の生活らくじゃない」が掲載されたのは、週刊少年サンデー1970年6月21日26号。これは「もーれつア太郎」サンデー連載分最終回の一つ前にあたる。次週に掲載された最終回「キョーレツかわい子ちゃん」にはおまわりさんは一切登場せず、"偽警官"設定が掘り下げられたこともない。
それ以前のエピソードでも伏線のようなものや偽警官であることを裏付けるような描写も特にないのだ。
かつ、こちらもこちらで、本物の警察官でないと不自然な描写がいくつかある(「ニャロメのいかりとド根性」「ニャロメがうばった警官のピストル」など)。

赤塚漫画は基本的にギャグ漫画であり、その場限りの設定や描写というのは多くある。
イヤミがおまわりさんになったり、デカパンがギャングのボスになったり、チビ太が教師になったり…など、主に「おそ松くん」で見られる"スターシステム"もそうだが、「天才バカボン」ではパパでさえ一度明確に死んだことがある、と言えばわかりやすいだろう(「実物大のバカボンなのだ」)。当然、次の回ではまたピンピンで現れる。食べられても別の回では復活するウナギイヌも同様だ。
そして「もーれつア太郎」でも、レギュラーキャラであるココロのボスが突然とある会社の社長として登場し、ニャロメがそこの副社長になるというオチがつく話がある(「ニャロメを消せ」)が、勿論そんな設定は後にも先にもこの回でしか出てこない…なんて例がある。

おまわりさんが偽警官だという設定も、これらと似たようなものと考えていいのだ。

以上をまとめると、

・目ン玉つながりのおまわりさんが偽警官であるという設定が登場したことは確かにある。
・しかしそれが描かれたのは「天才バカボン」ではなく、「もーれつア太郎」である。
・いずれにしても、その回限りの設定と考えた方が良い。

といった感じになる。
あくまでギャグとしてそういう話があったというだけで深く考えるものではない…と、そう思う。

知ってる人からすれば「何を今更」というような話題だったかもしれないが、ぼんやりとこの噂を把握していた方にこの記事がある種の"気づき"となれば幸いである。


これは補足になるが、アニメは例外である。
「警官の生活らくじゃない」は、「もーれつア太郎」アニメ第1作の第87回放送分にて「ニャッポン一のへんな交番」としてアニメ化されており、原作同様、おまわりさんが偽警官であるという事実が明かされる内容になっている。それ以前の話に伏線や裏付ける描写がないというのは原作と同じだが、明かされるのみでそれっきりであった原作とは異なり、アニメではそれ以降の話数では一貫して"偽警官"という設定で登場するようになっている。


赤塚ファン歴、15年

2023-10-08 19:05:00 | 赤塚不二夫
僕が赤塚不二夫先生のファンになって、そろそろ15年になる。


具体的に「この日」というのはさすがに覚えていない(というか、そんな日が実際にあるわけでもないだろう)が、だいたいこのくらいの時期だったことは間違いない。

もう、15年なのだ。既に、人生において赤塚ファンとして過ごした期間の方が、ずっと長くなっているのだ。

リアルでもネットでも、僕の代名詞として認知されているコンテンツが、赤塚不二夫作品だと言っていいと思う。それほどに、赤塚作品の、赤塚先生の存在は、僕の中で大きい。
今回は、赤塚ファンとしての自分について、語ってみたい。



僕が赤塚ファンになったのは、赤塚先生の死去の直後くらいにあたるが、それがきっかけになったというようなことはなく、赤塚先生の死去と僕が赤塚ファンになったことには直接の関係はない。
…と思っていたが、深層心理としては、赤塚先生の死去が、僕が赤塚不二夫という存在に意識を向ける要因になっていたのかもしれないと、今になって思う。

これは結構重要なポイントだが、僕が本格的に赤塚ファンになったのは15年前だが、突発的に好きになったわけでもなく、それ以前から素質は十分すぎるほどにあったように思う。
昔のアニメや子供番組等には興味があったし、懐かしのアニメとか声優の番組を見るのも好きだった。この辺りは、おそらく父の影響が強いのではないかと思う。
あとは「ドラえもん」は小さい頃からずっと好きだったのもある程度関係している。ドラえもんから藤子先生や藤子作品、ひいてはトキワ荘についての情報も把握するようになった。
先生の死去が新聞の一面で報じられていた時も、赤塚ファンになる前ながら「あ、この人知ってる」と思った。
ほかにも思い当たる要因は多々あるが、とにかく赤塚ファンになるポテンシャルは大いにあり、それが解放されたのが15年前と解釈できるのだ。

15年前というと、インターネットを使い始めてまもない時期だった。そこで、円谷作品だったり、「およげ!たいやきくん」だったり、昔のアニメだったりといった動画を見るようになった。
その中に、赤塚アニメの動画もあったのだ。この時点では本編はほぼ見ていないが、この時よく見ていたものとしてよく覚えているのが「おそ松くん」のOPだ。それ以前から存在については把握していた「おそ松くん」について、大まかな世界観やキャラクターについて知ることができた。

この後、赤塚ファンになるきっかけとして最も大きいと考えている本に出会うのである。それが、「赤塚不二夫のさわる絵本」(「よーいどん!」と「ニャロメをさがせ!」の2冊)である。

先に述べたように「おそ松くん」などキャラクターについては動画の影響もあって既に覚えており、そんな中で学校にそのキャラクターたちの登場する本があるという情報を得る。そして、実際にその本を手にして読んだら、もう虜になってしまったのだ。あの時、僕の人生は、大きく動いたと思う。

そしてその次に、僕の高ぶる気持ちをもう止められなくしたのが、図書館で母が見つけてくれた傑作選、「全員集合でオールスターなのだ‼︎」である。派生絵本から、本家たる漫画の世界に足を踏み入れたのだ。おそ松、ア太郎、バカボンという赤塚ギャグ主要3作品をいっぺんに楽しむことができた。

こうして、僕の「赤塚作品好き」は本物、抜け出せない域に落ち着いた。僕は小さい頃から絵を描いたりといった創作も大好きだったが、それまでの題材が「たまごっち」だったのが、赤塚キャラメインにすっかり塗り変わった(厳密にはしばらくは赤塚キャラと藤子キャラの共演した漫画を描いていたので、完全に赤塚キャラメインになるのは14年前の春頃からになる)。

そうして、僕は赤塚先生のファンとして、15年間過ごしてきた。
ここで、これまでの15年間を、大雑把に振り返ってみよう。細かい部分までいちいち語るとキリがないので(具体的な時期を覚えていない件もちらほら)、できるだけ大雑把に。

2008〜2009年:ファンなりたてホヤホヤ。図書館にあるムックや傑作選を読みあさったり、たまには買ったり、動画を見たり。2009年末には「もーれつア太郎」が竹書房文庫で揃う。
2010年:春から夏にかけて、「もーれつア太郎」の有料動画を観始める。昭和版、平成版とも、ピックアップしつつたくさん観た。
2011年:1月に「レレレの天才バカボン」DVD購入。完全に全話視聴した初の赤塚アニメとなる。秋には「平成天才バカボン」も購入。竹書房文庫の「天才バカボン」も読み進める。
2012年:再放送にて「ひみつのアッコちゃん(第3作)」「元祖天才バカボン」全話視聴。竹書房文庫「おそ松くん」を読み進める。
2013年:復刊ドットコム「レッツラゴン」を読み進める。
2014年:「天才バカボン」「元祖天才バカボン」リマスター版DVD購入。2011年から買い進めていた「ア太郎」DVDもここで4巻分揃う。
2015〜2016年:「天才バカヴォン」も観たが、なんといっても「おそ松さん」登場は大きかった。色々思うところもあるが、良いことも少なからずあったのは間違いない。また配信や電子書籍・DVD購入などで「おそ松くん」の方の世界も広がった。2016年には「ひみつのアッコちゃん」の電子書籍を購入、ここでようやく本格的に読み進める。
2017年:「B.C.アダム」を読む。赤塚オフに初参加。
2018年:「深夜!天才バカボン」や舞台「もーれつア太郎」。「ひみつのアッコちゃん(第1作)」のDVD上巻を購入。
2019年〜:2020年あたりに「ギャグゲリラ」電子書籍一括購入。まだ読み進めている。

とまあ、だいたいこんな感じだ。年が経つごとに新鮮な出来事が減っているのはご愛嬌だが、好きな気持ちはずっと変わらない。

15年も赤塚ファンをやっていれば、さすがに相当な量の作品を確認済みになっている。特に、おそ松・バカボン・ア太郎の3作品については、漫画もアニメも一般発売・公開されているものについてはほぼほぼ見ている。
しかし、やはりまだまだ未見の作品も多い。漫画、アニメ、自伝など、購入済みのまま全て見るのにかなり時間がかかってしまっているものもかなりある。年々好きな作品が増えると赤塚作品にばかり専念もできないためやむを得ないとも言えるが、気持ちとしては早く読破・視聴したい。
未見の作品がまだまだ残っているということは、未知の領域・ワクワクがまだまだあるということで、まだまだ赤塚ファンとしての楽しみが残っているということだ。これからも、楽しんでいきたい。

改めて考えても、赤塚作品は僕にとって大事な存在だ。こんなにもスピリッツが自分好みな作品というのもそうそうないと思う。もはや運命と言ってもいい。
これからも僕は赤塚ファンであり続けると思うが、現状のままでははっきり言って赤塚作品の未来は明るくないだろうとも思う。特に、フジオプロさんにはもっとしっかりしてもらいたい(フジオプロの良くない面は複数あるが、今のフジオプロがどういう人たちかがよくわかる案件があるので、気になる方はこのブログの過去記事を読んでください)。

それでも僕が赤塚作品を好きな気持ちは本物だし、この作品たちを、世界を、赤塚先生の偉業を語り継ぎたいと思っている。そのために、ファンとしてできることをしていきたい。

さて、赤塚ファン15周年の節目に記事をまとめてみたが、それらしき内容は書けただろうか。
もっと知りたいことがあったら、遠慮なくお聞きください。

けもVフレンズ 20万人計画!

2023-10-04 21:08:00 | けものフレンズ

けものフレンズのVTuberプロジェクト、「けものフレンズVぷろじぇくと」
通称けもVが、トータル登録者数20万人を目指す「けもVフレンズ20万人計画」を立ち上げ、日々奮闘中!

そこで僕も、ファンとしてお力になるべく、「けものフレンズVぷろじぇくと」とその10人の仲間たちのプレゼンをしようと思います!

個性溢れる10人とフレンズになろう‼︎

(基本は初心者さん向けに書きますが、熟練者さんにもおさらい的に楽しんでもらえたら嬉しいなぁ)

それでは、どうぞ!!











(けもVは現役メンバーは10人ですが、出身VTuberは全員で11人になります。2022年に惜しまれつつ卒業したもう1人についても知りたい方は、こちらを読もう!)

「けものフレンズVぷろじぇくと」とは?

メディアミックス「けものフレンズ」による公式VTuberプロジェクトで、2021年4月に始動しました。

ジャパリパークのアニマルガールたちが、フレンズの輪を広げるためにYouTubeで毎日配信活動中!

コラボやイベント出演、テレビ出演、ライブなど活躍の場も広げつつ、今年4月には2周年を迎え、7月には「登録者数20万人」という目標を掲げて再出発。さらにさらに大きくなるため、みんなでがんばっています!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


フンボルトペンギン

鳥綱ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン族フンボルトペンギンのフレンズ。
2021年4月26日にデビュー。

愛称はフルル。ファンネームはふるなー
配信タグは #フンボルトペンギンちゃんねる

アニメでもおなじみ、ペンギンアイドルユニット・PPPのメンバーの、あのフルルです。
声もキャラクターもそのまんまのあのフルルで、ゆるふわ癒し系のフレンズ。

配信内容はゲームや歌はもちろん、主に平日にみんなをお見送りする朝配信「めざましフルル」や、名作文学をみんなで楽しむ朗読配信、ふるなーから懺悔話を募ってそれにお説教をするお説教配信などなど。
たまにハプニングなどで天然ぶりを見せたりもしますが、そこもまたフルルのフルルたる所以。

終始ほのぼのとしたムードなので肩の力を抜いて楽しみたいなら随一。
一方アイドルだけあって歌やダンスのクオリティは高く、しんみり系からノリのいい歌まで見事に歌い上げます。
ライブ等でも披露することがある持ち歌の「やくそくのうた」は、ふるなーの涙腺を刺激する名曲です。

「けものフレンズのアニメは知ってる」という方にもおすすめ。安心して楽しめるチャンネルです!


シマハイイロギツネ

哺乳綱ネコ目イヌ科ハイイロギツネ属シマハイイロギツネのフレンズ。
2021年6月11日にデビュー。

愛称はシマハイ(最近はギチューネとも)、ファンネームはみんなたち
配信タグは #シマハイシン

「アニャニャニャニャ」など独特の言葉回しや"古のオタク"感漂うトークが特徴。ボケもツッコミもできる二刀流といった持ち味で、ちょっとイタズラ好きっぽい一面も。
みんなを楽しませることが大好きなことが感じられます。ゲーム好きを公言している通りゲーム配信が多め。

そしてシマハイちゃんは歌がめちゃくちゃ上手いです。その熱唱ぶりは普段とのギャップもあってびっくりしちゃうかも…?

「ボケ」っぽいふざけた言動も多々ある一方で、けもVメンバー全体への面倒見もよく活動自体にも積極的で箱外の人脈も広く、その頼れる人となり…もといキツネとなりなども相まって今や"けもVの大黒柱"と呼ばれるほど、メンバーの中枢といえるポジションに落ち着いています。

誰から見るのがいいか迷ったら、とりあえずシマハイちゃん!という風に決めてしまうのもアリ!


コヨーテ

哺乳綱ネコ目イヌ科イヌ属コヨーテのフレンズ。
2021年12月5日にデビュー。

愛称はコヨ(シマハイ考案のコヨちゃんマンとも)、ファンネームはCoyodachi(コヨダチ)。
配信タグは #howlcast

けもVでは唯一のバイリンガルフレンズ。
英語がメインで日本語は勉強中とのことですが、メンバー間での会話も殆ど問題なくできるほど日本語も使いこなせています。

何かと芸人気質なメンバーの多いけもVの中では、"清楚"と言われることが多いのがコヨちゃん。
時々シャイだったり繊細だったりといった一面を見せることも。

そして上述の言語能力も含め、実に多才なのがコヨちゃんの特徴。
他のメンバー同様歌やダンスはもちろん、お料理やお絵描きも得意で時々配信で披露しています。
お絵描きの中で生まれた、「コヨポテト」や「コヨまんじゅう」といったマスコット的キャラもいます。

ゲームは音ゲーや格ゲーを中心に嗜んでいて、火曜日は「TEKKEN」をやるのが恒例に。

「天才」という言葉がとても似合うのがコヨちゃん!


ダイアウルフ

哺乳綱ネコ目イヌ科ダイアウルフ属ダイアウルフのフレンズ。けもVでは唯一の絶滅種のフレンズ。
2022年3月19日にデビュー。

愛称は主にダイアまん(自称はウルフが多い)、ファンネームはひよっこ
配信タグは #ダイアはここにいる

けもVの中ではオタク度が特に強いフレンズ。
アニメや声優さんなどの造詣が深く、ハロプロなどアイドル方面にも詳しく、特撮も若干。
毎期行われている、次クールに放送されるアニメをチェックする配信はダイアまん恒例の名物企画です。
Twitter(X)でも普段からオタトークを展開しています。

凛々しい風貌に対して、ちょっとテンション低めな喋り方とラフな感じの性格のギャップが特徴。
声はイケボの部類で歌を披露してもかっこよさが強く、そちらのギャップも楽しいかも。

ゲームも色々やっていますが特にFPSへの思いが強いようで、大会などイベントに出ることを夢見ているようです。

ゆるく濃く、オタク仲間として楽しむならダイアまんはいかが?


カラカル

哺乳綱ネコ目ネコ科カラカル属カラカルのフレンズ。
2022年5月28日にデビュー。

愛称はそのままカラカル(または宇宙猫(パイセン)とも)、ファンネームはなすなー
配信タグは #カラ騒ぎ

けものフレンズにて「カラカル」は、ゲームやアニメ等でも出番の多いアニマルガールですが、けもVのカラカルはそれらの従来のイメージを大きく覆す強烈な個性を持った子です。

配信はとにかく破天荒で独特のセンスを発揮しつつボケ倒しながら展開していくスタイルが特徴。
他メンバーと同じくゲーム配信も多いですが、誰も予測できない内容の絵描き歌オリジナルソングを披露したり、「無言配信」や「視聴者0人を目指す配信」など奇抜な企画も目白押し。

一方で終始ふざけているようで歌やダンスの実力は確かで、歌声が可愛いと専らの評判。
その際に見せるアイドルっぷりには驚かされます。
…と言いつつ、選曲が予想の斜め上を行っていたり、ダンス中に突然滑稽な動き(主に土俵入りと表現される)を見せたりといった独特さを隠せないのもまたカラカルちゃんだからこそといったところ。

とてもここでは全部を説明しきれないので、百聞は一見にしかずです。
他の子とは違う子を見たい!という方は、カラカルを選んで間違いないです。


ジェネット

哺乳綱ネコ目ジャコウネコ科ジェネット属オオブチジェネットのフレンズ。
2022年9月1日にデビュー。
ジェネット以下のメンバーは、「けもレン」(けもレンジャー)という通称があります。

愛称はジェネ、ファンネームはじぇねったー
配信タグは #じぇねったいむっ

優しい声と語り口のほのぼの系フレンズ…かと思いきや、サイコっぽさの片鱗を見せることも…?

そんなジェネットの最大の特徴は、自他共に認める音楽特化型VTuberであること。

まず、とても優秀なバイオリン奏者で、しばしば配信内で披露してはじぇねったーたちを魅了しています。
また定番企画「純喫茶ジェネット」では、クラシック音楽の紹介を中心に様々な音楽豆知識の解説を行なっており、非常に面白く非常にためになります。

他にはコーヒーやポケモンが大好きで度々配信内で語っており、その拘りの強さも感じます。
通常のゲーム配信では特に「JUDGE EYES」を好んでいる模様。

ジェネットと一緒に、音楽を楽しんでみませんか?
ジェネットはいつでも、きみを見ているぞ…?


ジョフロイネコ

哺乳綱ネコ目ネコ科オセロット属ジョフロイネコのフレンズ。
2022年9月2日にデビュー。

愛称はジョフ(おジョフ)、ファンネームはおともでち
配信タグは #ジョフの集会所

ちょっと癖になる喋り方が特徴で、従来のジョフロイネコのフレンズと同じく配信内でもTwitter(X)でもちょくちょく「〜でち」という語尾を使います。ちょっとシャイな性格で、コラボなどでは口数が少なくなってしまうことも。

雑談特化とでも言えるほど雑談配信が多めで、独特の口調でいつも"おともでち"とおしゃべりをしています。
ジョフの独自ポイントは、まず配信内で鳴らす「呼び鈴」があります。チリチリと鳴る呼び鈴は初見さんが来た時にも鳴らすジョフの配信の証ともなっています。
加えて、待機画面や配信中にも現れるマスコット的ポジションの「こけしねこ」なるキャラもいます。こけしねこはジョフ自身が描いたキャラで、配信内の企画でリスナーを"こけしねこ化"することもあります。(僕もしてもらいました)

こけしねこを描いているように、イラストを描くのは得意なようで、お絵描き配信にて安定したクオリティの絵を披露したりもしています。

気楽におしゃべりしたいなら、ジョフはいかがでしょう?


シマリス

哺乳綱ネズミ目リス科シマリス属のフレンズ。
2022年9月9日にデビュー。
シマリス以下のメンバーは、e-sportsチーム「けものゲーマーズ」を結成しています。(公式発表前に出た俗称としてふるふぃぱんつとも。)

愛称はこぞうちゃまなど、ファンネームはリスナーちゃま
配信タグは #シマリスらいぶ

「こぞう」という愛称(シマハイ命名)やビジュアル的にもやや幼い・小柄な印象なのとは対象的に、癖の強いけもVメンバーの中でもしっかり者なイメージが強い子です。

「けものゲーマーズ」の一員だけあって、多種多様なゲームを配信しています。特にけものフレンズのソシャゲ「けものフレンズ3」の配信はメンバー間で一番多く、主に土曜日の恒例企画として回数を重ねています。
ガチャにかける情熱から、「ガチャ狂い」と呼ばれることも…。

ホラーゲーム配信もしばしばやっていますが、そこでも度々発する悲鳴や叫び声の独特さに定評があります。
「ニョワー‼︎」
「ノワマチョペイ‼︎」

他の恒例企画には、日曜日にリスナーちゃまに挨拶しつつ雑談する「ニチアサおはリス」もあり、さらに「いいねの数だけスクワット」や1周年記念の24時間配信など、チャレンジ精神あふれる企画も様々。

けもフレの、シマリスの世界に、浸ってみませんか?
お支払いは、ノワマチョペイで‼︎


ジャングルキャット

哺乳綱ネコ目ネコ科ネコ属ジャングルキャットのフレンズ。
2022年9月9日にデビュー。

愛称はぐるるママなど。ファンネームはこぐるぐるなー
配信タグは #ぐるの覇者道

低音ボイスと、「ママ」という愛称がつくだけのことはある包容力を感じる雰囲気が特徴。

けもVの中ではコヨちゃんやジョフと同じくイラストの実力者で、そのクオリティは指折り。ぐるるといえばイラスト、というイメージを持っているリスナーも多いのではないでしょうか。
他には競馬も好きで、お馬さんに関する話題がたまにツイートにも出てきます。

ぐるるもまた「けものゲーマーズ」の一員でゲーム配信が多く、FPSが得意な模様で
Apex Legendsでマスターになった経歴があります。

「マブ」という名前の猫と一緒に暮らしており、配信にも度々登場します。
また本人曰く歌はあまり得意ではないとのことで練習配信をすることもありますが、いざ披露するとそのイケボで多くのこぐるたちの心を揺さぶっています。

みんなもこぐるになって、ぐるるママの実力を眺めよう‼︎


ウサギコウモリ

哺乳綱コウモリ目ヒナコウモリ科ウサギコウモリ属ウサギコウモリのフレンズ。
2022年9月9日にデビュー。

愛称はウサコウサコ・ディストピアなど。ファンネームはけんぞくたち。
配信タグは #うさこぱとろーる

コウモリのイメージの通り、どこかダークな雰囲気と、可愛い声で放たれる「キキキ!」「〜でちゅ」といった独特の口調が特徴。個人評ですが、VtuberとしてけもVである意味最も優秀なのがウサコではないかと思います。彼女は100%"ウサギコウモリ"。

「けものゲーマーズ」のウサコはダークな雰囲気だけあってホラーやバイオレンス系のゲームが多く、中でもDbDに対する情熱が凄いです。

「ウサコシネマ」という映画同時視聴企画もあり、ホラー映画も含め様々なジャンルをピックアップしていて、比較的最近だと「シン・ゴジラ」に始まるシンシリーズ3作連続視聴をやったことも!

ホラーやオカルトばかりではなく、普通に漫画やアニメが好きな一面もあったり、他メンバーと同じく歌唱力も高く可愛らしい声で可愛らしい歌を歌い上げたりします。
また謎に顔も広いようで、大物脚本家や大物監督をお呼びしての対談配信もありました。

ウサコの世界にハマったらもうとことんハマってしまうこと間違いなしでちゅゆえ〜!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


以上、けもVメンバーの紹介でした!
個性豊かな10人の仲間たち、皆さんもきっとお気に入りの子が見つかるはず!

けもVフレンズ20万人計画発足から、はや3ヶ月が経ちました。
そして、今年ももう残り3ヶ月を切ってしまった‼︎
果たして達成なるか…?

達成したらとても素晴らしいけど、しなくてもいい、しなくても僕がけもVを大好きなことには変わりない。
今や、けもVなしの生活は考えられないというほど、自分の中でけもVの存在は大きいです。

これからもいっぱいいっぱい、けもVを応援していくぞ!オー!!



というわけで、けものフレンズVぷろじぇくとを、どうぞよろしくお願いします。


がんばれいわ‼︎ロボコン 及び他2本、感想

2023-07-31 20:01:00 | 特撮
ふせったーからのコピペ、第2弾。
今日は「がんばれいわ‼︎ロボコン」公開3周年の日ということでこちら。


【がんばれいわ‼︎ロボコン】 
これはストーリーを見る作品というよりは、ギャグと動きを楽しむ作品に近いな。尺も短く、ロボコンの境遇や全中華の人たちとの関係性など説明すべき事項もそれなりにあるはずだけどそれらをノリと勢いでぶっとばしている。でもまぁ、作品の雰囲気からいっても殆ど気にならなかった。おそらくこのロボコンはこれっきりかあってもまた映画で1、2本くらいだろうし、短い時間でやるならこれくらいぶっとばして正解、かな…w 

ロビンちゃん、美少女キャラかと思ったらとんでもないことに…。恋する汁なし坦々麺はタイトルにもなっているが恋してることは実はさほど重要な要素ではなかったという。 
現在配信で昭和のロボコンも観ているが、ガンツ先生の採点なんかは、やっぱりこれは新しい「ロボコン」なんだなと感じたし、良かった。 
EDも好きです。CD欲しいな。 
あんまり内容を語る作品ではない、百聞は一見にしかず。まぁ一応、面白かったとは言っておきます。 

【スプリンパン まえへすすもう!】 
一番短い。ストーリーもないショートムービー。見た感じ、昔見ていた「デジスタ・プチ劇場」で紹介されていた作品のようなイメージ。箸休めみたいなものですな。 

【人体のサバイバル!】 
ある意味、一番まともな作品。尺も一番長かったと思う。 
ぶっちゃけ言うとロボコン以外はついでだったが、これはなかなか面白かった。このシリーズ自体はほかにも展開されているようだが、知識のない視聴者にも優しい構成(登場人物の紹介が逐一入る)だった。 
人体に入るという話はゾロリの「たべられる!」やドラえもんの「たとえ胃の中水の中」でもお馴染み。改めてためになった部分はあった。血管や脳にも入るとは思わなかったぜ… 
まずジオとノウ博士がピピの体に入ってしまい、脱出に向けての旅があり、その後またピピの脳の腫瘍を取り除くための旅がある。そのいずれも、次から次へと困難や意外な出来事があり、どう乗り越えるんだ…?というハラハラ感が絶えなかった。 
キャストがまた豪華だ。ピピは美少女キャラなのかそうじゃないのか、よくわからんな…