こんにちは、けいおうタヌキ研究所です。
こちらは信楽タヌキに興味を持ち始めた頃に神田の柳森神社で撮ったタヌキです。
(柳森神社はタヌキが御神体の神社なので東京の方、近場のタヌキスポットとしておすすめ)
今回は今まで出会った中で特に心響いた信楽タヌキたちを紹介する記事の第二弾。
人間誰しも100体の信楽タヌキを集めるか100mの信楽タヌキを作り上げるかを夢見て生きているはずだが、今回は他の追随を許さない巨大タヌキたちを紹介したい。
ちなみに、大抵の巨大信楽タヌキは滋賀県甲賀市の信楽町でみられます。
Level 1 ソコソコデカイタヌキ
大きさでいうと2m前後だろうか。
一般的なタヌキの大きさから逸脱していないものの、あまり東京では見かけることのない大きなタヌキ。
この大きさまで来ると重さ的にボディ全てを一度に作り上げて焼くことができないため、下半身、胴体、顔でタヌキを3分割し、下から順番に作りあげては焼成をしているらしい。
Level 2 ダイブデカイタヌキ
このタイプのタヌキを街で見かける機会はほとんどない。
信楽町を尋ねれば見つけられないわけでもないのだが、周囲のタヌキと比較するとその大きさが伝わると思う。
この大きさのタヌキが店頭に立っていたらまるで番兵。
幼少期の私は祖父母の家にあった浮世絵や人形に尋常でない恐怖を感じていた記憶が残っているが、こんなタヌキが玄関にいたらと考えると。
そういえば、マニアフェスタでお話しした方々の中にも「信楽タヌキが昔から怖かった」と言われる方がいた。そんな方々はタヌキの表情に恐怖を感じていたのだろうか、それとも大きな体を恐れていたのだろうか。
いつか信楽タヌキを恐れる会を開いて、どんなところが怖いのかを詳しく聞いてみたい。
Level 3 トテモデカイタヌキ
この大きさ、伝わるだろうか。
わぁ、大きい!
Level2のタヌキのさらに倍以上の大きさはありそうな巨体。それも3体。
「え、私がどうしました?」とでも言いたげな間抜けな表情とは裏腹に、その周りを圧倒する体躯は誤魔化すことができない。
ハイグレードとパーフェクトグレードを横に並べたような絵面である。
ちなみにこのタヌキは信楽タヌキの制作者といえばこの方、狸庵さんのお店で会うことができます。
Level 4 トテモトテモデカイタヌキ
このあたりからは焼き物でなくコンクリートのタヌキのはず。
もはや建屋を超える頭頂にまで成長してしまったタヌキ。
1駅先からでも見つけられそう。
このタイプの信楽タヌキ、実は結構な数が作られているようで、
信楽町を歩けば様々な陶器屋で見かけることができる。
これほどに大きなタヌキと比べれば足元のタヌキたちも相当小さく見えてくるが、それでも一体一体が数10kg、数100kgの巨体。まさに信楽タヌキ界の修羅の国です。
Level 4.5 トテモトテモデカイタヌキノバリエーション
1体でも十分な迫力があるのに、こちらでは3体。たぶん真ん中が一番偉い。
Level4も更にオプションを付与すれば強さが倍増するポテンシャルを秘めている。
よく見ると電話ボックス付き! とっても嬉しい!
このタヌキは信楽駅を出てすぐの広場に置かれている。
タヌキを求めて信楽町を訪れた観光客に、初っ端から町の威厳を見せつけてくれる存在。
ちなみに、こちらは状況に応じて換装が可能なタイプで、
ハロウィンにはお化けの仮装をしたり、
春にはセーラー服を着たりする。
これは地元の学生たちによって製作され、着させられた衣装らしい。
毎度毎度クオリティが高く、最近でいえば感染予防のマスクを着用させられた姿がニュースに取り上げられていた。
このタヌキを見れば、季節の移り変わりやその時期の流行を逃さずキャッチできる。はず。
オマケ トテモトテモトテモデカイタヌキノオミセ
「俺だったらタヌキ、店にしちゃうね」
ということで、おまけとして店舗型タヌキ。顔の下が入り口になっていて、実際に中にも入れてしまう。中にはうどん屋さんがあります。
ということで、信楽タヌキの大きさは無限という記事であった。
特に信楽町はどこを見てもタヌキタヌキタヌキタヌキ。それに加えて巨大タヌキもいるのだから、帰路に着く頃には脳内を「タヌキ」というワードが支配しているに違いない。
この記事を見て、あらゆるサイズの信楽タヌキを究明したい欲望に駆られた方、ぜひけいおうタヌキ研究所に入会ください。
最後に参考として、信楽町以外でも見かけられる巨大タヌキの一例を紹介して終わり
こちらは群馬県館林市にある茂林寺のデカタヌキ
こちらは栃木県の益子焼窯元共販センター入口で見られるデカデカタヌキ
こちらは大阪のお店たぬき茶屋で見られる壁に挟まるデカタヌキ
以上、インフィニットタヌキポテンシャルを感じてくだされば幸いです
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