たーにゃ、時々・・・

拾い猫のたーにゃのこと、日々の出来事など

突発性前庭疾患(/_<。)

2010年01月12日 | ワンコ
年末 長男犬が動けなくなりました


少しの嘔吐と激しい眼振
まったく立ち上がれない状態
もともと小脳障害を持っているのでとても恐がりです
怯えてしまって目の届く場所に移すのがやっと

兄弟犬が一昨年に脳梗塞を患っているので
(老犬の為 麻酔を使う検査が出来なくて
ほぼ脳梗塞との診断だったんですが)
まさかと思いましたがその時の症状とは違いました
調べるとどうやら突発性前庭疾患のような症状・・・

18キロの体重がある どちらかというと大型犬です
近所の病院まで抱いて運ぼうとしましたが
暴れてしまって無理でした
安静にして夕方おじさんの帰宅を待って
たーにゃがお世話になっている病院へ

耳の中は綺麗なので内耳系の病気は除外され
MRIやCT検査は老齢犬(もうすぐ16歳です)なので
全身麻酔は危険が伴うので出来ません
脳疾患の場合は血液検査をしても
結果は殆ど異常が認められないとのことなので
血液検査はしませんでした
水平眼振なのでおそらく前庭疾患でしょうという診断
(水平から垂直に移行することもあるとか・・・)
ですが足に麻痺が出ているので要注意といったとこ
(脚ではなく足が内側に曲がって力が入らない状態)
それから捻転斜頚があります

眼振が水平だと三半規管の異常
垂直や回転だと脳に異常があるそうです
その他の原因としては老化で
犬種問わずに高齢になると起こりうる病気なんだとか

炎症をとるためのステロイドの注射をして
内服薬(朝7種類 夜3種類)をもらいました
食事が摂れないこと等があったら
お正月休みの間もスタッフが常駐しているので
いつでもいらしてくださいと言われ帰宅

食欲はありました
旋回運動はなし(立ち上がることもできないから^^;)


2日目 少し眼振が治まる
朝は家の中でトイレまで連れていく
夜は抱いて外に出し支えながら少し歩かせる
(寝たきりや痴呆のようになってしまうことがあるそうなので)

食欲あり 嘔吐なし

3日目 眼振が少しゆっくりになる
動けないことを自覚しているようでじっとしていました
身体を支えればウンチもできる(後ろに倒れてしまうんですが
これは元気なときも小脳障害のため後ろに倒れそうになることは
良くあることなので私にとっては気になることではなかった)

4日目 眼振がほぼ治まる
他2匹と一緒にお散歩
家の中で絨毯などがある所は何とか歩けるが
ビニール床の所では前足が滑って伏せの状態になってしまう

5日目 階段を1段ずつ上がる
降りるのはさすがに無理でした

6日目 自分でトイレに立つが伏せの状態になり失敗
散歩は行く気まんまんになってきた
身体をブルブルと振るときは倒れる
(これも以前からうまく出来なかったので気にしなかった)

8日目 再診 
良くなっているがまだ麻痺があるので投薬治療です
でも お薬の量が減りました
捻転傾斜も少しずつ良くなる

その後1週間の間 随分と足に力が入るようになり
散歩の距離も延ばしました
ベッドの上に乗り、降りる時にうまく出来なくて
頭をぶつけたりもしましたが
食事が済むと自分の場所に戻ったり
散歩に行くときも玄関まで出てこられるように

先日(歩くにはちょっと遠い)病院にも歩いて行きました
麻痺は認められなくなったが軽く捻転傾斜があるので
あと1週間投薬治療です
小走りが出来るようになりましたが
バランスを崩すと千鳥足になっている姿を
笑顔で見てられるほどになりました


初めの症状からは
もう来る日が来たのかな・・・と失望もしたのですが
お散歩好きな子からお散歩なくなっちゃったら
何も楽しみがなくなるぅ!と
歩けるようになるよ がんばれ 出来たねと
励まし誉めてリハビリました
幸いうちの子は回復が早かったので
やっとお布団の上で寝られるようになりました
(トイレに近い台所で長男犬と寝ておりました)
再発しないよう祈るばかりです

病気が無くても
もう蝋燭は短くなってきているので
心の準備しなくちゃいけないかな



お兄ちゃん しっかりしーや 僕がしっかり看病するさかい <?何で関西弁なん??


寒かっただけやんけ?!! <そう 寒かったの 僕が死にそうだったの
↑でもターニャが犬と寄り添って寝たのはこれが初めてなんです






     












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2 コメント

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いろんなことが・・・ (レオまま)
2010-01-12 20:47:16
お母様やたーにゃママやわんちゃんや・・・
1度にいろんなことが重なってとっても大変だったんですね。
ワンチャンの回復と共に少しは落ち着いてきたのでしょうか?
たーにゃママさんもご自愛くださいね。
愛犬、愛猫には長生きしてほしいけど、人間同様
高齢になると様々な病気との闘いも覚悟しないといけないですもんね。
献身的なお世話をされてるたーにゃママさんには
頭が下がります。

でも、元気に回復してくれて本当によかったですね。
種別を越えて、動物同士もきっと通じ合うものがあるのでしょう
たーにゃが寄り添って看病してあげたのが効いたのね。
2匹の安らかな寝顔に癒されました。
ワンチャンとの距離も縮まり、仲良くやっていけそうですね。
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おかげさまで (たーにゃママ)
2010-01-14 06:58:41
いつも、お優しいコメントありがとうございます(涙)

高齢は避けて通れないですもんね
ただ苦しんで私の前から消えないで欲しいと
いつも願っています。

5年ほど前にも高齢にさしかかったワンコを
なくしてますし
また十代の頃7階から落ちて亡くなった
最愛の猫がおりました
もうあんな思いは2度としたくないものです


長男犬はほぼ回復しました
元気ですv(=∩_∩=)
小豆ちゃんも犬との距離は努力することなく
自然体で仲良くしています
ママともっと仲良くして欲しいんですけど・・・

随分冷えこんでいるようですが
レオママさんのところでは雪がふりましたか?
お風邪など召されぬように願っております。

またレオ君・クロ君に癒されにお邪魔します(*^-゜)vィェィ♪


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