「男女を問わず上着着用を認める必要が…」
「更衣室を用意しましょう」…
健康診断の一件(小学校で行われた検診で「医師に下半身を見られた」件 - たろおの小屋 (goo.ne.jp))は、
現場にも波紋が広がっている。
(何だか違和感が…)
「本校は校医が女医さんで良かったですね。」
「意外と『恥ずかしい』と言う男子もいるみたいで…」
(職員が浮足立っている…)
「保護者から質問があったら…」
「更衣室を用意しても、カメラ盗撮と疑われたら…」
(心配を通し越して、お祭り騒ぎになっている…)
「診察中という看板を用意しましょうか?」
(みんなが会場準備に行ってしまったら、通常の電話とか来客はどうするの?)
会場が出来上がる頃に、
違和感の原因に思い当たった。
「今回の件に振り回されて、大幅な変更をすると、児童や保護者が不安になります。」
「変更点については『児童の人権への配慮』と捉えましょう。」
「『恥ずかしいから…』ではなく『病気の早期発見のために』という検診の意義を伝えた上で自己判断に委ねませんか?」
…というわけで、
これを機に、
「正確な診断」「人権」「安心」に配慮した健康診断にレベルアップさせた。
「報道や世論に躍らせるのは嫌い。」
物事を多面的に捉えるというか、
へそ曲がりというか…
私の長所でもあり短所でもある。
この「危機管理Maxの健診」を
毎年続けられるのだろうか?