渡さんのマーチンは確か1948年製のD-28だったな。
ライブではヤマハのカスタムを使うことが多く、マーチンはプライベートで使う大切なギターだったのだろう。
私も1本、1967年製を所有していて店に置いてある。
昨夜、遅い時間に男女7人のグループが来店。
初めての方ばかりで、どうやらこの中の何人かはギターが弾けるらしい。
しばらくするとステージへ。
若いのに「いちご白書をもう一度」とか「あの頃の僕は」とかを歌ってくれた。
若い人達が昔のフォークを歌ってくれると嬉しいものだ。
そうこうしてると、マーチンを手に取って「弾かせてもらえますか?」と。
申し訳ないのだが、これは丁寧にお断りをした。
そのギターの価値がわかる方なのかどうか。
どんな扱いをされる方なのか。
初めてのお客さんだと、そういうことがこちらには判らないのでね。
大体皆さんお酒も入ってるし。。
何度か来てくれて、楽器に興味のある、大切に扱ってくれる方だとわかれば弾いてもらって構わないのだが。