渡さんも、佐久間順平さんや中川イサトさんはじめ、時には坂田明が入ったりして、よくバンド形式で演奏していた。
過去には「武蔵野タンポポ団」、「ヒルトップ・ストリングス・バンド」を従えて。
詩の意味がよく伝わってくる弾き語りの方が、渡さんの唄には合っていると思うが、このバンド形式ではそれぞれの楽器の音色、アレンジ、アンサンブルを聴くことが出来、これはこれでまた楽しいものである。
今の私の13曲のレパートリーの中で、バンドでやれるものは「自転車にのって」と「生活の柄」の2曲だけなんだが、もう少し増やしてミニ・ライブくらい出来るようにしたい。
次は「私の青空」、「鉱夫の祈り」、「銭がなけりゃ」あたりに挑戦。
・「私の青空」
これはジャズ・テイストを取り入れたアレンジでソロ・パートを生かした楽曲に。
唄はオマケみたいなものだが、「せまいながらも楽しい我が家」という歌詞がなんとも昭和の匂いがしていいんだな。
・「鉱夫の祈り」
初期の、メッセージ色の強いフォーク・ソングだ。
控えめのバックで歌詞がしっかり伝わるように。
・「銭がなけりゃ」
賑やかなアレンジでカントリー色を全面に出せれば最高。
只今、「銭がなけりゃ」のギターと唄は練習中。
ソロで出来るようになったら、また皆に集まってもらおう。