リハを終えてのステージには、持ち込まれた弦楽器がズラリ!
さて、弦の総本数は何本?
ギターはGibsonのLG-1、B-25、Martin O-18の3台で計18本。
バンジョーが2台で計10本。
フラット・マンドリンが8本、バイオリンが4本。
マウンテン・ダルシマー(当店初お目見え)が4本。
そしてオート・ハープ(これも当店初)が37本!?(この数はちょっと自信なし)
で計81本!!
これにアコーディオンを加えた楽器を車に積み込んで、片田舎津山まで歌いに来てくれた『やぎたこ』のお二人。
『やなぎ』さん : ボーカル / ギター / バンジョー / マンドリン / フィドル
『辻井貴子』さん : ボーカル / ギター / ダルシマー / アコーディオン
懐かしいアメリカン・フォークを歌う、ありそうでなかったアコースティック・デュオです。
姫路から3組のファンの方も来てくださり、地元の音楽好きの方と合わせ嬉しい店内満員御礼です(^^♪
マイク1本だけ立てて、この1本だけでボーカルと楽器の音を拾います。
これが『やぎたこ』さんのスタイル、昔のフォーク・シンガーは皆こうでしたね(^^♪
ボーカルはもちろん、使う楽器によってマイクに近付いたり離れたりと自ら音量バランスを細かく調整されています。
フィドルなんかは音がデカいのでお客さんに背面を向けて演奏する等の工夫も(^_^)v
演奏曲の殆どは古~いアメリカン・フォークのカバーです。
ウディ・ガスリー、ボブ・ディラン。そしてフォスターやレッド・ベリー。
シンプルなメロディがどこか郷愁を誘います。
二人のボーカルが心地よい!貴子さんの透き通った綺麗な声と、ハリのあるやなぎさんのハーモニーが素晴らしい!!
ダルシマーとアコーディオンも聴かせてくれました。
オートハープも ♪
音量重視でなく、生音に近い耳に優しいライブです。
2時間強、ご来場のお客様にはたっぷりとアメリカン・フォークの魅力を味わっていただけたのではないでしょうか(確か日本語で歌ったのは2曲だけ)。
アンコールは高田渡さんの『くつが一足あったなら』(原曲はレッド・ベリーの「グッド・ナイト・アイリーン」) ♪
『やなぎ』さん、『貴子』さん、昨夜は素敵なライブを本当にありがとうございました!!
また遠くから足を運んでくださった姫路からのお客様、地元岡山・津山の皆さまにも感謝です。
本当にありがとうございました!
普段は日本のフォークが沢山歌われている当店『フォーク酒場たる』ですが、そのルーツは『やぎたこ』さんの歌うアメリカン・フォークにあります。
今回見逃されたお客様のためにもぜひまた歌いに来てもらいたいですね。
『やぎたこ』さん、またぜひいらしてくださいね(^^)/
* 『やなぎ』さんはツアーの帰り(次は九州だそうです)、3月11日に当店で開催予定の『チャリティー・バトン・ライブ』へ一般参加してくれるというお話しも頂きました。
またお会い出来るのを楽しみにしています。
(^^)/