ヘミングウェイは好きで学生の頃よく読んだ。
海のない田舎に生まれ育った私は、キューバの海をこよなく愛したヘミングウェイの、小説さながらの彼自身の生き方に憧れたのかもしれない。
だからか、多くの名作を残した作品の中でも「海流の中の島々」は特に好きで、何度も読み返している。
もちろん、「老人と海」もしかり。
その「老人と海」の映画・沖縄版というのがあって、20年ぶりに公開される。
舞台は日本最西端に位置する「与那国島」。
82歳の老人がひとり小船を操り流れの速い黒潮で巨大カジキに挑む!
まさにヘミングウェイの小説を生き移したように・・・
音楽は小室等さんが担当している。
テロップに演奏者として坂田明さん、佐藤允彦さん、そして石川鷹彦さんの名前があるではないか。
とんと映画など観る機会がなくなってしまったがこれは観たい映画だ。