2009年に結成された「やぎたこ」。
古き良きアメリカン・トラディショナル・フォークを深堀して歌い継いでいる貴重なアコースティック・デュオ。
毎年1度歌いに来ていただくようになり、今年で10度目の"たるライブ"。
数々のアコースティック楽器、そして二人の素晴らしい歌声で、このライブの時間はアメリカの古き良き時代に誘ってくれます。
津山ではなかなか聞く機会の無いライブです。
今年のライブは2部構成。
1部は今までにリリースされたアルバムからウディガスリーやカーターファミリー等、日本のフォークにも大きな影響を与えた古いフォークソングを中心に。
どこか懐かしい郷愁を誘う癒しの時間。
使うマイクはセンターに1本だけ。マイクとボーカル、楽器の距離を、曲によって上手く調整して二人のバランスは絶妙となっているのです。
今まで何度も聞いている曲もアレンジを少し変えてあったりと、しっかり楽しめたアメリカンフォークの世界。
少しの休憩(換気タイム)を挟んで2部。
アメリカ音楽の父と言われる「フォスター(Stephen Collins Foster / 1826年7月4日~1864年1月13日)」を沢山聞かせてくれました。
“おおスザンナ”、"草競馬"などで日本人にもお馴染み、TVCMやドラマのBGM等、今も色々なシーンでフォースターの楽曲が空気のように使われています。
現在このフォスターの楽曲でCDを制作中とのこと。
既に収録は終わっているそうですが、資料集めからブックレットの制作などかなりこだわっての作り込みに時間がかかっているそうです。
発売前に生で聞けたわけですが、CD発売がとても楽しみですね。
やなぎさん、貴子さん、お二人の歌と演奏にしっかり癒された素晴らしいライブ、今年もありがとうございました!!