美しい曲線のフォルムを持ち、切れ味も良くコスパが高いので人気があり、キャンパー御用達のナイフです。
使って行く上で一つ気に入らないところがあって・・・。
木製の持ち手が水を含むと膨張してブレードを出し入れしにくくなるという欠点です。
安全性を考慮してか、初めからブレードの出し入れは片手では出来ないくらいの固さに作られていて、これが水洗いした後などは本当に引出し難くなります。
そこで、ネットで調べて見つけたのがブレードが挟まれている部分を削る方法です。
昨日はこの加工と合わせて、撥水効果がある蜜蝋クリームを塗ってやりました。
先ずは部品の取り外し。
ブレードを止めている金属ピンを抜くのに相当苦労しましたが、何とか全てバラしました。
続いてヤスリがけして、ブレードが取り付けられている部分の隙間を広げます。
撥水効果のある蜜蝋クリームをボロ布で隙間部分も含めてヌリヌリ。
ついでにアウトドア雑誌・BE-PALの付録、オピネルの竹製カッティング・ボードにもヌリヌリ(^^♪
そして組み立て、こちらは簡単、これで作業終了です。
加工前はこの状態、ロックを外しても刃は出てきません。
もう片方の手で引出します。
加工後。
ロックを外しただけでブレードが出てきて開閉が楽ちん、これで開閉操作が片手でも出来るようになりました(^^)v
しかし、ロックをかけ忘れたりすると、勝手に刃が出たり閉まったりするので非常に危険です。
便利になった分、取り扱いには十分注意が必要となり、この加工も良し悪しかなと思いました(いつかケガしそう(≧▽≦) )
加工はしないで、蜜蝋クリームを塗布するだけに留めておくのが良かったかもしれません。
そして蜜蝋クリームの取り扱い注意点。
説明書に、使用後の布は「水で濡らした状態で処分してください」と書かれています。
理由が書いていないので調べてみると、「使用後のウエスを何枚も重ねると酸化熱がこもり自然発火する事があるそうです」との記事を見つけました。
そんなことが起こるんですね、恐ろしい。
説明書通りに処分しました。
蜜蝋クリームの塗布は良いと思いますが、今回やったブレードを挟む部分のヤスリ掛け加工はおすすめしません、やられる方はあくまでも自己責任でお願いします。