上塗りが終わったら畳工事に入る予定で話をし、丁度お茶の時間だからと一緒に御馳走になりその時の話に技能検定の話しが。
今では畳業界でも手縫い仕事が軽視され、中々試験に臨む方がいなくなってしまったとお話しすると、左官業界でも技術の低下が目立つとの事。
今年は千葉県で50名の受検者で合格者は10名だとか。
(ちなみに今年の畳の検定は千葉県では二級技能検定者が2人、一級技能検定者は0人)
検定委員である親方は、試験開始の前に受験者の道具や態度を見れば受かるかどうか大体分かるとの事で、点数をあまくする事無く試験には厳しくあたると聞かせてくれました。
『 きちんとした仕事が出来ないのに合格させては検定者の為にも業界の為にも良くない 』 と。
素晴らしい事です。
そう言える親方がいてこその業界だと思うのです。
煙たく思う方も多いかもしれませんが、それが職人。
大元の根幹なのであると私は信じております。
そんな話を聞くことが出来たお茶の時間でございました。
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畳刺 父ちゃん
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sugitatami
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