畳刺 父ちゃんの日々

印西市建設業組合大森支部と太子講

親父達地元の建設職人が仕事のPRや講習会、奉仕作業、親睦などを行うため50年前に立ち上げた建設業組合大森支部。
当初は職人も本当に多く、活動も活発でしたが徐々に後継者不足や廃業などで職人も減り2代目や3代目など代替わりをして総勢11名となっていました。
印西市建設業組合本部(親会)も人数は激減しコロナ禍もあり活動もほぼない状態が続き、一番人数がいる大森支部も昨年末に2名が退会表明され残った9名で今後の支部をどうするかを総会にて話し合いました。
50年の歴史を持つ当支部ですが退会者はいても新規加入者は望めません。
私を含め後継者がいないところも多くこのまま続けて更に減るのであれば区切りとして解散しましょうという決断に。
建設業組合を解散しても各々商工会の工業部会には加盟しておりますし職人同士、仕事の繋がりがありますので関係が解消される訳ではありません。

昨晩、大森支部最後の太子講(職人の祖、聖徳太子様を祀り仕事の安泰や結束を図るためのもの)を行い、今までの活動の話しや仕事の事などずっと笑顔の絶えない太子講となりました。
掛け軸(祖神様)は大工である㈲森田工務店が引き取り会計である私は繰越予算の返金配分や会計報告などを済ませ50年に渡る組合活動に終止符を打ちました。
支部が無くなっても年に一度くらいは集まりましょうよと後輩が嬉しい事を言ってくれましたので職人仲間の良さを改めて実感しました。

今の時代、こういった地元の組合や業種別の組合など段々と会員が減りその活動が無くなりつつあります。
後継者問題や健康上の事、仕事(収入など)の問題で昔のように景気が良く職人も多かった時代は過ぎ色々な問題で横の繋がりも少なくなりました。
それでも日本の家屋を支えるのは私たち建築職人なのです。
これからも地元の仲間たちと共に頑張りたいと思います。


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