ここの棟梁は本物に拘る伝統構法の工務店さんなのです。
基礎は石場建て。
柱や梁も中々見られない材を使用。
プレカットなんて使いません。
壁の下地は衷ャ舞の土壁。
もちろん、使用する畳は本畳(ワラ畳)です。
何世代にも渡って使用できる家作りを考える。
正直、今の時代には難しい事を実践しています。
正直、それだけの物を使い、それだけの仕事をするのですから金額も鰍ゥります。
ハウスメーカーの展示場を見て、大手だからと安心?して新築を建てるのが当たり前の昨今。
しかし、本物を求め、仕事や考えに惚れ込み、住いを託すお客様はいるのです。
私自体、石場建ての家(新築)は畳屋になって初めてです。
全て仕上がり、畳を納めるのが楽しみです。
その時は写真を沢山撮らせて頂きましょう。
(有)古民家工房
棟梁 高橋 義智
こういった現場を見ると私も職人心が疼きます。
良い品を使い、手縫いで仕上げる良い仕事をしたい。
・・・金額ではなく、品と仕事を分かってくれる。
畳はどんなに上手く仕上げても消耗品。
いずれはその仕事をバラし、新たな施工をする。
それでも、一時の年月、その畳を輝かせたい。
和室の主役にしてみたい。
私も職人なのだ。
コメント一覧
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畳刺 父ちゃん
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aoyagitatamiten
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畳刺 父ちゃん
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sugitatami
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