畳刺 父ちゃんの日々

本物

今日は午前中、白井市にある(有)古民家工房さんの新築現場、船橋まで採寸へ。
ここの棟梁は本物に拘る伝統構法の工務店さんなのです。

基礎は石場建て。
柱や梁も中々見られない材を使用。
プレカットなんて使いません。
壁の下地は衷ャ舞の土壁。
もちろん、使用する畳は本畳(ワラ畳)です。

何世代にも渡って使用できる家作りを考える。
正直、今の時代には難しい事を実践しています。
正直、それだけの物を使い、それだけの仕事をするのですから金額も鰍ゥります。
ハウスメーカーの展示場を見て、大手だからと安心?して新築を建てるのが当たり前の昨今。
しかし、本物を求め、仕事や考えに惚れ込み、住いを託すお客様はいるのです。

私自体、石場建ての家(新築)は畳屋になって初めてです。

全て仕上がり、畳を納めるのが楽しみです。
その時は写真を沢山撮らせて頂きましょう。

  (有)古民家工房
          棟梁 高橋 義智





こういった現場を見ると私も職人心が疼きます。
良い品を使い、手縫いで仕上げる良い仕事をしたい。
・・・金額ではなく、品と仕事を分かってくれる。
畳はどんなに上手く仕上げても消耗品。
いずれはその仕事をバラし、新たな施工をする。
それでも、一時の年月、その畳を輝かせたい。
和室の主役にしてみたい。

私も職人なのだ。

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コメント一覧

畳刺 父ちゃん
aoyagitatamiten様

上海出張!お疲れ様です。
得意の分野を延ばしてそれを伝えられるようになれば、ついてくるお客様はいるという、見本のような工務店さんです。
現場は地方にも出向き、ようやく最近、県内近辺に落ち着いてきたそうです。
石場建ての新築を手鰍ッ、古民家の修復を請け負う。
今新築は牛久市と船橋市の2棟、龍ヶ崎市では200年以上前の古民家の修復に着手し始めたらしいです。
以前は完成ドリームハウスにも出たとか。

但し、一生に一度の財を託す事。
技術、人柄、気持ち、それらを全て信頼しなければ話はまとまりません。
そして最終的にお客様を動かす物は《想い》
簡単では無いですよね。 
aoyagitatamiten
http://aoyagitatamiten.blog.so-net.ne.jp/
素晴らしい取り組みですね。
畳刺 父ちゃん
sugitatami様

住宅地に1軒だけ突出した住いです。
今日は、早めの採寸という事で声が鰍チたのですが、納めるのは職人さん皆が終わった最後。
どんな仕上がりになっているのか本当に楽しみです!
sugitatami
http://www.sugitatami.com
お疲れ様です。
 何か、凄そうな現場ですね!!
今後の展開を、楽しみにしております。
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