次は上部ゴザの平刺し作業です。
円に切った下紙を入れ平刺しをします。
小紋半文ずつ細かく縫います。
平刺しが終わったらいよいよ台座に被せます。
台はより滑らかさを出す為、下紙で巻いてあります。
ここで今回のャCント、一尺3寸もの長さの縁を台に載せてから下に下ろすことは不可能なので先に縁を下ろしておいて台座に被せる方法をとります。
これは先生が実際やってみて短ければ出来るものの、この長さでは途中で止まってしまいどうにもならなかったという事でした。
被せるのにも下の表との筋を合わせ、また小紋が垂直に下りるよう気を付けます。
ここも難しいところです。
被せ終わったら上面と同じように小紋の筋合わせをしながら縁を仮止めし、縮めてから下紙を入れ糸が見えないよう曲がり針で絎け縫いします。
縫い終わって霧を軽く吹き、紋の具合を確認したら完成です
直径尺4分、高さ一尺3寸5分の円柱畳(畳椅子)の完成です!
『そうとん』とは呼べないものの何とか無事に出来ました!!
今回の講習は午後3時前には皆、完成したので道具を片し板垣先生の店にて菰編みの講習も行ないました。
仕鰍ッ台を用意して藁を5本ぐらいずつ束ね麻糸で編んでいきます。
18尺の長さが必要で6尺ずつ3枚編み、麻糸でキツク巻きそれをゴザで包んで心材にするのだそうです。
今回は3尺の長さまで編みました。
板垣畳店 板垣 昭雄先生 製作 『 そうとん 』
今回も本当に有意義な講習会になりました。
板垣先生、細川先生、青年部の皆様、有難うございました。
・・・帰り道、車窓より東京タワーをパチリ
首都高は帰りの渋滞時間帯でした。
今年の神奈川県畳技術勉強会でした。
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畳刺 父ちゃん
畳職人でございます。
sugitatami
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