幕張にある仕事プラザで行なわれました。
今回の受験生は4人で全員が2級技能士を目指します。
朝9時30分から開始。
ここでは、検定に沿ってのアドバイスをしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/c4/90e3032511b39fee30af828c31d4220a.jpg)
普段は皆、手縫い仕事をしていませんので2時間という作業時間は短いという声も聞かれますが、やらないだけであってその時間にも理由があるから基準があるので十分に可能なのです (まして昔はもっと短かったですし)
畳業界は機械化が進み、今では手縫いを主体とする事がほぼ無くなりました。
悲しい事に親方の中には 『機械仕事が出来ればよい』 と手縫いの技術を軽視する声も聞かれます。
しかし私はそうは思っておりません。
自分の親方に習った技術と職人としての気質は《畳屋》にとって1番大事なものと思っているのです。
職人と名の付く業種は やはり手仕事が基本中の基本であり、そういった仕事が出来なければ他業種が参入し業界は廃れてしまうでしょう。
もちろん《商》の部分もとても大事です。
しかし畳屋は《職人》であるということを根底に置き、今回技能士の資格を目指す皆様には、これからも頑張って頂きたいと思っております!
・・・私もまだまだ半人前(汗)
皆に負けないように《職人》と《商人》の良い両立を目指し頑張りたいと思います。