宮坂香帆著『薔薇色ノ約束』9巻のあらすじ・ネタバレ感想。
新婚旅行に出掛けた烈と彩葉。
まだ母が生きていた頃の烈の子供時代が語られるが……。
新婚旅行に出掛けた烈と彩葉。
まだ母が生きていた頃の烈の子供時代が語られるが……。
『薔薇色ノ約束』9巻

著者:宮坂香帆
カバーデザイン:益子典子(mameco)
発行:株式会社小学館
2021年12月24日発売
カバーデザイン:益子典子(mameco)
発行:株式会社小学館
2021年12月24日発売
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『薔薇色ノ約束』9巻登場人物
『薔薇色ノ約束』9巻あらすじ・ネタバレ感想
『薔薇色ノ約束』9巻登場人物
●不知火彩葉(しらぬい・いろは)
めでたく烈と結婚
新婚旅行でラブラブ満喫のはずが……
めでたく烈と結婚
新婚旅行でラブラブ満喫のはずが……
●不知火 烈(しらぬい・れつ)
不知火公爵家の御曹司
結婚後、彩葉にだけはめちゃ甘な夫
9巻では過去を語り始める
不知火公爵家の御曹司
結婚後、彩葉にだけはめちゃ甘な夫
9巻では過去を語り始める
●彩葉のばあや・フジ
●幼い頃の烈を知る和尚
******** ******** ********
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●不知火茅乃(しらぬい・かやの)
存命だった頃の烈の母
存命だった頃の烈の母
●不知火 豪(しらぬい・ごう)
若い頃の烈の父・不知火公爵
死神と噂される
若い頃の烈の父・不知火公爵
死神と噂される
●恭四郎(きょうしろう)
茅乃の実家から不知火家に移った庭師
茅乃の実家から不知火家に移った庭師
●烈の付き人・若い頃の正岡
『薔薇色ノ約束』9巻あらすじ
◆烈が甘すぎる8巻あらすじこちら
先延ばしにされていた新婚旅行。
烈が休みをとってくれ、彩葉と温泉へ出掛けることになる。
出掛けにばあやのフジからハッパをかけられた彩葉だが、結婚前も結婚後も烈から子供についての考えを聞いたことがないことが気にかかる。
旅行中、子供のことを言われると烈は暗い表情で思い悩んでいる様子になる。
しかも、子供に関して烈の発言はあまり前向きには感じられない。
彩葉は、烈が自分との間に子供を欲しいと思っていないのでは、と不安を抱く。
烈が休みをとってくれ、彩葉と温泉へ出掛けることになる。
出掛けにばあやのフジからハッパをかけられた彩葉だが、結婚前も結婚後も烈から子供についての考えを聞いたことがないことが気にかかる。
旅行中、子供のことを言われると烈は暗い表情で思い悩んでいる様子になる。
しかも、子供に関して烈の発言はあまり前向きには感じられない。
彩葉は、烈が自分との間に子供を欲しいと思っていないのでは、と不安を抱く。
烈の考えがどうしても知りたい彩葉は、思い切って烈に質問する。
烈は、母・茅乃がまだ生きていた頃の自分の過去について語り始める。
烈は、母・茅乃がまだ生きていた頃の自分の過去について語り始める。
◆10巻あらすじ・感想こちら

『薔薇色ノ約束』9巻ネタバレ感想
9巻は、烈と彩葉が新婚旅行に出掛けるのでイチャイチャして終わりかと思ったが、不知火家がどんなお家なのか判明する導入の巻のようだ。
ずーっと気になっていた不知火家。
なぜ、貴族の間でも名前を出しだだけでビビられるほど恐れられているのか。
ずーっと気になっていた不知火家。
なぜ、貴族の間でも名前を出しだだけでビビられるほど恐れられているのか。
烈が彩葉に語る話は、烈の母・茅乃が生きていた頃に遡る。
小さい頃の烈は友達にいじめられたり、父親に厳しくされてめそめそしていたりとまだ可愛らしい少年だった。
驚いたのは、ずっと烈についていた正岡。
正岡は十数年の間にどれだけ苦労したのか。
若い頃の正岡はちょっと可愛らしく髪もふっさふさなので、今の正岡の老け方が半端ないなと思う。
烈の教育に苦労したのか、不知火家で働く事に苦労したのか。
正岡…頑張れ…。
小さい頃の烈は友達にいじめられたり、父親に厳しくされてめそめそしていたりとまだ可愛らしい少年だった。
驚いたのは、ずっと烈についていた正岡。
正岡は十数年の間にどれだけ苦労したのか。
若い頃の正岡はちょっと可愛らしく髪もふっさふさなので、今の正岡の老け方が半端ないなと思う。
烈の教育に苦労したのか、不知火家で働く事に苦労したのか。
正岡…頑張れ…。
烈のお父様もチラッと出てくるが、さすが烈の父だけあって超美形!
だが、世間の評判が酷すぎる。
家柄は立派だがやる事が汚い不知火家。
140ページで烈の父はこう表現をされている。
だが、世間の評判が酷すぎる。
家柄は立派だがやる事が汚い不知火家。
140ページで烈の父はこう表現をされている。
悪魔のような男 冷血漢
不知火 豪が通った跡には死人が出るって-
まるで死神だ
不知火 豪が通った跡には死人が出るって-
まるで死神だ
とんでもない言われ方だ。
自分の父親が世間でこんな風に言われていると知ったら子供は悲しいに決まっている。
この頃の烈は同級生に父親のことを悪く言われて傷ついていた。
自分の父親が世間でこんな風に言われていると知ったら子供は悲しいに決まっている。
この頃の烈は同級生に父親のことを悪く言われて傷ついていた。
烈の母・茅乃は優しい人かなと思ったらそうでもなかった。
烈は薔薇色ノ約束3巻の155ページ、156ページで
オレはな
オレの唯一に害する者は徹底的に排除する主義なんだ
例え そのやり方が汚かろうがその唯一のためなら造作も無い
見くびるなよ
オレの唯一に害する者は徹底的に排除する主義なんだ
例え そのやり方が汚かろうがその唯一のためなら造作も無い
見くびるなよ
と、彩葉の継母にすごんでいた。
茅乃もこういう考えかも。
烈には優しいお母様だけど、烈に手出ししようものなら例えそれがちびっ子どもでも容赦しない。
そんなタイプか?
茅乃もこういう考えかも。
烈には優しいお母様だけど、烈に手出ししようものなら例えそれがちびっ子どもでも容赦しない。
そんなタイプか?
烈がいじめられて帰ってきたと知るとチラッと怖いことを呟いていたが、子供には寛容であってほしいなぁ。
さて、9巻では恭四郎(きょうしろう)と言う庭師が登場する。
茅乃の実家から不知火家についてきた人だ。
おそらくただ者ではないのだろうな、彼も。
恭四郎は、まだ純真だった烈に、大人は嘘をつくから信用するなと忠告する。
意味深で気になるのだが、残念ながら9巻は過去への導入であってまだまだ不知火家の謎は不明のままだ。
10巻こうご期待って感じで終わる。
茅乃の実家から不知火家についてきた人だ。
おそらくただ者ではないのだろうな、彼も。
恭四郎は、まだ純真だった烈に、大人は嘘をつくから信用するなと忠告する。
意味深で気になるのだが、残念ながら9巻は過去への導入であってまだまだ不知火家の謎は不明のままだ。
10巻こうご期待って感じで終わる。
ページの都合なのか、宮坂香帆さんが他に連載している『黒崎秘書に褒められたい』が14ページほど載せてあった。
そういえば『金色ジャパネスク』の6巻はいつ発売されるのだろう?
5巻出てから1年くらい放っておかれてる。
同時に連載3本やってて、コロナの影響もあるのだろうか。
そういえば『金色ジャパネスク』の6巻はいつ発売されるのだろう?
5巻出てから1年くらい放っておかれてる。
同時に連載3本やってて、コロナの影響もあるのだろうか。

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ありがとうございました(人´∀`*)
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