宇佐美真紀著〖御曹司の並ぶ店〗2巻あらすじ・ネタバレ感想。
甘えベタな看板娘が幸せに気づいたら?
甘えベタな看板娘が幸せに気づいたら?
〖御曹司の並ぶ店〗2巻
The small restaurant lined with son of a noble
■著者:宇佐美真紀
■カバーデザイン:川谷デザイン
■発行:株式会社小学館
■発売日:2022年4月26日
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〖御曹司の並ぶ店〗2巻あらすじ・ネタバレ感想
〖御曹司の並ぶ店〗2巻登場人物
●及川 園(おいかわ・その) 19歳
10歳で両親が離婚し17歳の時に母が病死
父の営む小料理屋[その]を手伝っている
10歳で両親が離婚し17歳の時に母が病死
父の営む小料理屋[その]を手伝っている
●一条 護(いちじょう・まもる) 25歳
一条ホテルグループの御曹司・取締役
[その]の店先でへばっていたのが出会い
[その]の2階に住む為リフォーム中
一条ホテルグループの御曹司・取締役
[その]の店先でへばっていたのが出会い
[その]の2階に住む為リフォーム中
●津田和夫(つだ・かずお)
園の父で小料理屋[その]の店主
胃潰瘍で入院する
園の父で小料理屋[その]の店主
胃潰瘍で入院する
******** ******** ********
●雨宮 善(あまみや・ぜん)
護の幼なじみ
大手スーパー[レイン]の御曹司
護の幼なじみ
大手スーパー[レイン]の御曹司
●御厨幸士郎(みくりや・こうしろう)
京都の老舗呉服屋[みくりや]御曹司
京都の老舗呉服屋[みくりや]御曹司
●ケイン
テーマパーク[ロジックワンダーランド]の御曹司
テーマパーク[ロジックワンダーランド]の御曹司
●早乙女莉音(さおとめ・りおん)
早乙女財閥一族のちびっ子で小学生
早乙女財閥一族のちびっ子で小学生
●莉音のじいや
●護の母
護曰く“お姫様”
家政婦さんをすぐにチェンジする
●護の母
護曰く“お姫様”
家政婦さんをすぐにチェンジする
******** ******** ********
●加恋(かれん)
魚屋[魚壱(うおいち)]の娘
魚屋[魚壱(うおいち)]の娘
●[その]の無口な常連客
番外編で護と善の映画の話を聞いている
園を通して女優さんの名前を教えてくれる
番外編で護と善の映画の話を聞いている
園を通して女優さんの名前を教えてくれる
〖御曹司の並ぶ店〗2巻あらすじ
【そのまえに】1巻あらすじ
小料理屋[その]は店主の津田和夫と娘の及川園が2人で切り盛りしている。
ひょんなことから知り合った一条ホテルグループの御曹司・一条護が[その]の2階に転がり込んで1カ月。
2階の部屋をリフォームする為、護は一度実家に帰ることになる。
護との同居生活で、希薄だった園と和夫の親子関係も変化している。
園は勇気を出して和夫に、調理師免許を取って店を父に任せてもらえるようにしたいと話すが、和夫の態度は否定的で……。
ひょんなことから知り合った一条ホテルグループの御曹司・一条護が[その]の2階に転がり込んで1カ月。
2階の部屋をリフォームする為、護は一度実家に帰ることになる。
護との同居生活で、希薄だった園と和夫の親子関係も変化している。
園は勇気を出して和夫に、調理師免許を取って店を父に任せてもらえるようにしたいと話すが、和夫の態度は否定的で……。
護が実家に帰った後、和夫が胃潰瘍で緊急入院してしまう。
ひとりぼっちで心細いが精一杯強がっている園の元に護がかけつけてくれ、しばらく園と2人きりで生活することに……。
ひとりぼっちで心細いが精一杯強がっている園の元に護がかけつけてくれ、しばらく園と2人きりで生活することに……。
〖御曹司の並ぶ店〗2巻ネタバレ感想
御曹司の護は、風呂なしで結構な築年数の[その]の2階の空き部屋に、好んで住み始める。
大家がリフォーム自由と言うのでさっそく自室をリフォームすることにした護は、約2週間実家に帰ることになる。
護の実家はもちろん豪邸だ。
ところが全くくつろげない。
今頃どうしているだろうと園や和夫の顔を思い浮かべる。
実家に居るのにホームシック状態だ。
大家がリフォーム自由と言うのでさっそく自室をリフォームすることにした護は、約2週間実家に帰ることになる。
護の実家はもちろん豪邸だ。
ところが全くくつろげない。
今頃どうしているだろうと園や和夫の顔を思い浮かべる。
実家に居るのにホームシック状態だ。
チラッと出てきた護の母は「お姫様」というのがピッタリの女性だ。
どうやら些細な理由で家政婦さんを頻繁にチェンジしているらしい。
子供っぽくてあんまり他人の気持ちを深く考えない人なのかなと思った。
護の母親より19歳の園の方がよほどシッカリしていて母性を感じる。
どうやら些細な理由で家政婦さんを頻繁にチェンジしているらしい。
子供っぽくてあんまり他人の気持ちを深く考えない人なのかなと思った。
護の母親より19歳の園の方がよほどシッカリしていて母性を感じる。
母親が亡くなった時に、甘える癖をつけずにひとりで生きると決めた園だったが、さすがに和夫の緊急入院は不安で護に電話をかけてしまう。
園の前ではぽわぽわしてて兄というより弟のような護は、普段は年下の園にも敬語で、自分のことは「僕」と言っている。
しかし、電話で少し頑なさを見せた園に
園の前ではぽわぽわしてて兄というより弟のような護は、普段は年下の園にも敬語で、自分のことは「僕」と言っている。
しかし、電話で少し頑なさを見せた園に
「強がんなくて
いいって」
「俺が
決めたの!」
(36ページ)
いいって」
「俺が
決めたの!」
(36ページ)
と、初めて少し強めの口調で話している。
何だか護が男っぽいわ、と思った。
和夫の入院中は園と護の2人暮らしだ。
ところが、護の部屋のリフォーム工事音がうるさくて家では落ち着かない。
そこで2人でランチに出掛けようとするが、護が選ぶ店は高級店になりがちだ。
1巻で高級店に気後れしてしまった園は公園ピクニックを提案する。
ピクニックが初めての護は大喜び。
たこさんウインナーを頬張りながら楽しそうにしている護を見て、園は“幸せ”を感じる。
ところが、護の部屋のリフォーム工事音がうるさくて家では落ち着かない。
そこで2人でランチに出掛けようとするが、護が選ぶ店は高級店になりがちだ。
1巻で高級店に気後れしてしまった園は公園ピクニックを提案する。
ピクニックが初めての護は大喜び。
たこさんウインナーを頬張りながら楽しそうにしている護を見て、園は“幸せ”を感じる。
10歳の時に両親が離婚して母子家庭になった園は、多分凄く無理して大人ぶって子供っぽく甘えることを抑えていたと思う。
母親が亡くなってからは滅多に会わなかった父の世話になるが、随分と他人行儀で1年過ごしたようだ。
護を間に挟んで家族のように暮らしている今とは大違いで、園は肩に力が入っていたんだろうな。
甘えてはいけないと思っているから頑な。
ぽわぽわしてて弟みたいでも、護は25歳の大人だから、園の自尊心に配慮して上手に甘えやすいようにしてくれていると思う。
おかげで園は自分が“幸せ”の中にいることにも気づけた。
母親が亡くなってからは滅多に会わなかった父の世話になるが、随分と他人行儀で1年過ごしたようだ。
護を間に挟んで家族のように暮らしている今とは大違いで、園は肩に力が入っていたんだろうな。
甘えてはいけないと思っているから頑な。
ぽわぽわしてて弟みたいでも、護は25歳の大人だから、園の自尊心に配慮して上手に甘えやすいようにしてくれていると思う。
おかげで園は自分が“幸せ”の中にいることにも気づけた。
[その]って良いお店だよな。
“我が家”って感じで凄くくつろげそう。
読みながら頭の中で勝手に声優さんの声をあててしまった。
護は小野賢章さん、雨宮善は岡本信彦さん、和夫は三木眞一郎さん( ´艸`)
ドラマCD出ないかな?
“我が家”って感じで凄くくつろげそう。
読みながら頭の中で勝手に声優さんの声をあててしまった。
護は小野賢章さん、雨宮善は岡本信彦さん、和夫は三木眞一郎さん( ´艸`)
ドラマCD出ないかな?
【つづきは】3巻あらすじ・ネタバレ感想
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
ありがとうございました(人´∀`*)
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