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〖相棒21〗11話~最終話(2023年1月-3月)あらすじ・ネタバレ感想

〖相棒season21〗11話~最終話(2023年1月-3月)までのあらすじ・ネタバレ感想。
警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の今後にに目が離せない!
『相棒21』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

〖相棒season21〗11話~最終回 

■出演:水谷 豊、寺脇康文
■放送:毎週水曜日よる9時(テレビ朝日)



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〖相棒season21〗キャスト

〖相棒season21〗11話~最終話まであらすじ・ネタバレ感想

第11話元日スペシャル【大金塊】(2023年1月1日放送)
第12話【他人連れ】(2023年1月11日放送)
第13話【椿二輪】(2023年1月18日放送)
第14話【まばたきの叫び】(2023年1月25日放送)
第15話【薔薇と髭と薫たち】(2023年2月1日放送)
第16話【女神】(2023年2月8日放送)
第17話【定点写真】(2023年2月15日放送)
第18話【悪役】(2023年2月22日放送)
第19話【再会】(2023年3月1日放送)
第20話【13(前編)】(2023年3月8日放送)
第21話【13(後編)】(最終話)(2023年3月15日放送)

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〖相棒21〗キャスト 

<特命係>
警部・杉下右京(水谷豊)
嘱託・亀山薫(寺脇康文)

<捜査一課>
巡査部長・伊丹憲一(川原和久)
巡査部長・芹沢慶二(山中崇史)
巡査部長・出雲麗音(篠原ゆき子)
<五課>
課長/警視・角田六郎(山西惇)
<刑事部>
刑事部長/警視長・内村完爾(片桐竜次)
参事官/警視正・中園照生(小野了)
警務部首席監察官/警視正・大河内春樹(神保悟志)
鑑識課/巡査部長・益子桑栄(田中隆三)
<サイバーセキュリティ対策本部>
特別捜査官・土師太(松嶋亮太)

<内閣情報調査室>
 閣情報官・社美彌子(仲間由紀恵)
※亘が美彌子に推挙・青木年男(浅利陽介)
<警視庁>
副総監/警視監・衣笠藤治(杉本哲太)
<警察庁>
長官官房付/警視監・甲斐峯秋(石坂浩二)

<そのほか>
[こてまり]女将・小出茉梨(森口瑤子)
亀山薫の妻・亀山美和子(鈴木砂羽)



〖相棒21〗第11話あらすじ・感想 

【大金塊】
元日スペシャル よる9:00~11:15
脚本:輿水泰弘 / 監督:権野元
全国の美術館で窃盗が相次ぎ、広域重要指定になっていた事件は、窃盗団の一網打尽によって解決された。
しかし、解決したのが捜査権のない民間の探偵社だった為、警察上層部はお灸を据える意味で『熟年探偵団』を名乗る三人組、大門寺尚彦(斉木しげる)、串田純哉(佐藤B作)、野崎長吉(井上肇)を建造物侵入の容疑で逮捕する。

そんな中、元与党政党会長で大物衆議院議員の袴田茂昭(片岡孝太郎)の屋敷に『邸内の金塊を盗む』という予告状が届く。
袴田は、一年前に殺人教唆の罪を杉下右京(水谷豊)に暴かれそうになり、当時の秘書に罪をなすりつけ逮捕起訴を免れた人物だ。
警察の介入を避けたい袴田は、息子の茂斗(森崎ウィン)を通して熟年探偵団に捜査を依頼する。

熟年探偵団に興味を持った右京と亀山薫(寺脇康文)が彼らの事務所を訪れると、そこには袴田茂斗の姿があった。
右京と亀山は、袴田家を訪れていた探偵団に乗じて邸内に入り込むが、因縁の相手・茂昭に追い払われそうになる。
しかし、探偵団に同行していた大門寺寧々(茅島みずき)の機転で同席を許され、行きがかり上、特命係と寧々率いる探偵団は金塊盗難予告の捜査を競うことに……。

〖相棒21〗第11話ゲスト

●大門寺尚彦(斉木しげる)
 [熟年探偵団]メンバー
 探偵社として正式に開業している
●串田純哉(佐藤B作)
 [熟年探偵団]メンバー
 寧々を探偵の先生と仰ぐ
●野崎長吉(井上肇)
 [熟年探偵団]メンバー
 調査となるとワクワクを抑えきれない
●袴田茂昭(片岡孝太郎)
 衆議院議員で『相棒20』第11話に登場した
 右京とは因縁がある相手
●袴田茂斗(森崎ウィン)
 袴田茂昭の息子
 金塊盗難予告捜査を『熟年探偵団』に依頼
●袴田虹子(いしのようこ)
 袴田茂昭の妻
 息子の茂斗に政治家の地位を継がせたい
●大門寺寧々(茅島みずき)
 大門寺の孫で大学でミステリー研究会所属
 探偵小説的な推理力には優れている
 中学生の右京作『亡霊たちの咆哮』を知っている
●袴田家の家政婦・四谷仁実(佐藤玲)
●袴田家の庭師・甲良尚真(小橋川建)
●社美彌子の部下・石川大輔(林泰文)
●服役中の袴田元秘書・結城宏(弓削智久)
●“地獄の軽業師”にされた役者・猪鹿蝶助(本多力)
●結城の妻・結城有子(小早川真由)
●窃盗犯の大学生(中澤宏佑、沼田楓愛)
●稲城西署捜査員(高津康、京極圭)
●判事(黒須洋嗣)
●高階署刑事(戸部俊介)
●テレビリポーター(井上貴美)

●感想
袴田茂昭(片岡孝太郎)のお話はこちら↓

[熟年探偵団]を率いる大門寺寧々役の茅島みずきさんは、小2からゴルフを始めプロを目指していたほどの腕前。
それも驚きだけど足の長さにビックリ!

本多力さんが“地獄の軽業師”として登場したのを見て吹いちゃった。
しかも、内村部長(片桐竜次)の命令で、伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)、出雲(篠原ゆき子)は捜一の特命係に任命されちゃう。プププ。
内村部長の「絶対に諦めるな。諦めると言うことは自分への敗北だ」は名言だね。
輿水泰弘さんの脚本なのに今回のお話は随分とコミカルだなぁ。

袴田茂昭(片岡孝太郎)が亀山(寺脇康文)の台詞にほだされるとはねぇ。
亀山、袴田の鶴の一声で嘱託から刑事に再雇用となる。
でも、容赦がない右京(水谷豊)は何と青木を使ってデータを手に入れ袴田は逮捕されることになる。
絶対、息子・茂斗(森崎ウィン)は右京を許さない気がするなぁ。
続くなぁ、因縁。



〖相棒21〗第12話あらすじ・感想 

【他人連れ】
脚本:櫻井智也 / 監督:内片輝
車で住宅街に出ていた警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は、小学生くらいの男児に声を掛けられる。
その子は、南野浩一(駒木根隆介)という男性と一緒で、財布を落として帰れないので家まで乗せてほしいと頼む。
2人をマンションまで送った右京は、彼らの様子に違和感を覚える。

同じ頃、都内のアパートで住人が刺殺される事件が発生する。
被害者は5年前に押し込み強盗で5千万円を奪った前科がある半グレメンバー。
最近、主犯の男が刑務所で急死し、金も未だに見つかっていないことから今回の事件と関連があると思われた。
そんな中、アパートの住人から、子連れの男が逃げるのを見たとの証言が。
右京と亀山は、家まで送った親子が事情を知っていると踏むが……。

〖相棒21〗第12話ゲスト

●南野浩一(駒木根隆介)
 詐欺まがいのリフォーム会社に勤務
 小学生男児と行動を共にしている
●工藤武志(潤浩)
 父は弁護士だが南野と共に行動
●南野の元カノ・三雲亜紀(土井玲奈)
●被害者/半グレ・安田幹雄(川並淳一)
●安田のアパートの住人・岡村(今里真)
●急死した半グレリーダー・中山昭二(福田雄基)
●南野の勤務先の人・島津(武智健二)
●小学校の先生(岡野友紀、黒藤結軌)
●工藤家の近所の人・吉村照子(星野園美)
●武士の父で弁護士・工藤秀久(木下政治)
●[工藤法律事務所]の弁護士(並木愛枝)

●感想
南野浩一役の駒木根隆介さん、まさか『相棒』に出演するような役者さんになろうとは思っていませんでしたって言ったら失礼よね?

今時の小学生は、栓抜きの使い方を知らないのかな?
何か新鮮な場面だった。
そっかぁ、瓶に入った清涼飲料水なんて飲む機会がないんだなぁ。

右京さん(水谷豊)と亀山(寺脇康文)が、やたらとお互いが歳を取ったことに触れる回だった気がする。
「昔だったら…」と若い頃ならできたと言っているのを聞いて、これも何かの伏線に繋がるのかなと思ったりして。



〖相棒21〗第13話あらすじ・感想 

【椿二輪】
脚本:岩下悠子 / 監督:内片輝
警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は共に“情熱の画家”牧村遼太郎(小久保丈二)の追悼展へ出掛ける。
そこで、男がナイフで『椿二輪』という油絵を切り裂き、来場者・梅田剛(佐久間祥朗)に怪我を負わせる事件に遭遇する。
『椿二輪』は遼太郎の遺作だ。
しかも、完成直後に女流画家・大宮アカネ(花澄)との心中を企てたいわく付きの作品でもある。

心中相手のアカネは命を取り留めた。
だが、遼太郎の妻・智子(中山忍)は、自分こそが『椿二輪』のモデルだと主張し、真実はアカネによる殺人だと言う。
心中の様相が不可解であったこともあり、右京は真相を探り始める。

〖相棒21〗第13話ゲスト

●牧村智子(中山忍)
 牧村遼太郎の妻
●大宮アカネ(花澄)
 牧村遼太郎の心中相手で女流画
●情熱の画家”牧村遼太郎(小久保丈二)
●『椿二輪』切り裂き犯・小島純一(北本哲也)
●人質・実は窃盗犯・梅田剛(佐久間祥朗)
●ギャラリーオーナー・薬師寺研吾(由地慶伍)
●住職(小川隆市)
●亀山に自転車を貸す通りすがりの女性(勝又悠里)

●感想
牧村智子役の中山忍さんは、最近は面倒くさい女とか悪い女の役が多いなぁ。
個人的には以前の方が好きだな。

今回は、右京(水谷豊)の表情芸で「何?何?」と興味をそそられる話だった。
くねくね女の大宮アカネ(花澄)を利用して一芝居うった智子に「愚かな事をなさいましたね~」と、言葉を続ける右京さん。
キッツーイ一言にさぞや智子も心をえぐられたことだろう。



〖相棒21〗第14話あらすじ・感想 

【まばたきの叫び】
脚本:川﨑龍太 / 監督:守下敏行
警視庁特命係の亀山薫(寺脇康文)の妻・美和子(鈴木砂羽)が、取材先の民家で襲われる事件が発生。
しかも、現場からホームヘルパー・町岡卓也(鳴海心斗)の遺体が発見される。
どうやら窃盗犯の仕業らしい。
美和子は、その家に住む元受刑者・柳沼勝治(忍成修吾)の妻に取材をしようとして事件に巻き込まれたようだ。

勝治は、15年間に見ず知らずの女性を殺害。
懲役14年の判決を受けて服役していた。
半年前に出所したが、出所直前に脳梗塞で寝たきりの状態になり、現在は資産家だった両親の遺産で暮らしている。
通り魔殺人犯の勝治と獄中結婚した妻・聖美(陽月華)は、会社員として働きながら勝治を献身的に介護している。
美和子は、聖美の心境を掘り下げようと取材に訪れたのだ。

杉下右京(水谷豊)と亀山は柳沼夫婦に事情を聞く。
勝治は話す事はできないが、瞬きや端末への視線入力で意思疎通は可能だった。
勝治は、犯人が自分も殺そうとしていたと証言する。
聖美によると、勝治の出所後、悪質な嫌がらせが頻発していると言う。
勝治は、15年前の逮捕当時、遺族感情を逆なでするような言動をとっており……。

〖相棒21〗第14話ゲスト

●元受刑者・柳沼勝治(忍成修吾)
●柳沼勝治の妻・柳沼聖美(陽月華)
●殺されたヘルパー・町岡卓也(鳴海心斗)
●15年前の被害者・佐竹綾(羽村純子)
●綾の息子・佐竹良輔(佐久間悠)
●5歳の佐竹良輔(阿久津将真)
●8歳の聖美(花鈴)
●13歳の佐竹綾(森山のえる)
●柳沼家の隣人(二家本辰己)
●ヘルパー・洲本和哉(猪征大)
●訪問介護ステーション[筧坂園]社長・桑村真琴(あづみ昌宏)
●聖美と綾の地元の知人女性(井上夏葉)

●感想
祝!放送400回突破! 

復讐したい気持ちを抑えられないのは当然。
でも、行動してしまう自分のことも嫌だと言う佐竹良輔(佐久間悠)。
目の前で母親を殺されたのだから、その犯人に多少の嫌がらせをしたってそれが何だと開き直らず、自分を責めるなんて。

亀山薫(寺脇康文)が柳沼聖美(陽月華)に言った言葉や何だか安っぽい。
あれを言われて納得できるはずがない。
杉下右京(水谷豊)は聖美に
「この世に人を殺して解決できることなんてありませんよ」
と言って諭す。
でも、大事な人を殺され苦しんでいる人に、その言葉は響かないと思った。
右京さんの台詞にしちゃキレが無いな。

さーて、来週はヒロコママ(深沢敦)アゲイン!



〖相棒21〗第15話あらすじ・感想 

【薔薇と髭と薫たち】
脚本:岩下悠子 / 監督:内片輝
警視庁特命係の亀山薫(寺脇康文)は、ゲイバー[薔薇と髭と…。]のヒロコママ(深沢敦)と再会する。
その矢先、公園で男性の遺体を発見。
男性は、著名なルポライター・鬼塚一誠(工藤俊作)だった。
鬼塚の妻は、十代の女子をターゲットにしたパステル文庫を手掛ける小説家・ノエル美智子(大島さと子)で、鬼塚の手には美智子のデビュー作が握られていた。

事件に興味を持った杉下右京(水谷豊)は、美智子から事情を聞く。
鬼塚が死亡した晩に美智子も同じ公園で炊き出しのボランティアをしていた。
鬼塚は、そこに集まった生活困窮者を取材中にトラブルに巻き込まれたのか?
ヒロコママによると、困窮者を食い物にしていた半グレ集団が鬼塚を脅していたと言う。

〖相棒21〗第15話ゲスト

●ゲイバー[薔薇と髭と…。]のヒロコママ(深沢敦)
●[薔薇と髭と…。]のクミちゃん(鈴木とーる)とミキちゃん(平川裕成)
●小説家・ノエル美智子(大島さと子)
●被害者/ルポライター・鬼塚一誠(工藤俊作)
●ホストの雅/江本雅史(小野塚雅人)
 半グレ[スコルピオン]のメンバー
●[ハートテーブル]スタッフ(原田隼人、風見梨佳)
●伴坂健吾(高橋里央)
 [ハートテーブル]スタッフで元半グレ
●ノエル美智子の元ファン・古川すみれ(智順)
●すみれの娘・古川葵(窪寺百合愛)
●中学時代のすみれ(山本乙葉)
●江本雅史に戸籍ビジネスをもちかけられる青年(前田成壱)
●24歳のノエル美智子(朝倉ふゆな)
●20代の鬼塚一誠(松村光陽)
●美智子に少女小説を勧める編集者(上杉陽一)
●鬼塚の取材相手(松浦衣里)

●感想
キャー、ヒロコママ(深沢敦)!
私、ヒロコママ大好きなんだよね(^・^)
今日は、烏賊を凍らせて凶器にする…という懐かしいネタも出た!

「この世界は美しく喜びに満ちている」
中学生の頃はその言葉に励まされ、自分の未来は明るいと信じていた古川すみれ(智順)だけど、彼女の人生は順調ではなかった。
あんなメッセージは大嘘だと言うすみれ。
いや~、娘がいることは大きな喜びだと思うんだけどね?
すみれがうまくいかなかった原因は、人を見る目の無さだったのではないかな?
元夫はDV野郎だったみたいだし。

ノエル美智子(大島さと子)に最大の秘密を打ち明けられて、すみれは心から納得できたようには思えない。
報酬につられたような気がするな(ーー;)
まあ、喜びに満ちた世界への一歩を踏み出したのだと思えば良いか。



〖相棒21〗第16話あらすじ・感想 

【女神】
脚本:神森万里江 / 監督:内片輝
亀山薫(寺脇康文)と妻の美和子(鈴木砂羽)の夫婦喧嘩が勃発。
美和子の提案で、自然豊かな山荘に泊まりがけで[夫婦カウンセリング]を受けに行くことになる。
それを聞いて興味津々の杉下右京(水谷豊)は、小手毬(森口瑤子)に頼み夫婦を装って自分も参加する。

カウンセラーは、橘志織(銀粉蝶)。
実は、美和子の本当の狙いはカウンセリングではなかった。
一方、右京も別の興味があった。
カウンセリングに使われている山荘は、40年前、2人組の強盗が奪った10億の財宝を隠したと噂されている物件だった。
しかも、逃亡中の強盗犯のうち1人が最近殺害され……。

〖相棒21〗第16話ゲスト

●カウンセラー・橘志織(銀粉蝶)
 山荘に夫婦を招き仲を取り持つ
●被害者/実は強盗犯・竹村彰二(小林尚臣)
●結婚詐欺師・渡辺拓也(高島豪志)
●介護ステーション[Crowd Fine]主任(古谷佳也)
●斉藤千春、吉田千秋こと鈴木司(吉本菜穂子)
●強盗被害者の金貸し(石井浩)
●[児童養護施設 峯尾児童園]園長・三宅隆史(花王おさむ)
 竹村の親友でもう一人の強盗犯も知る人
●40年前の竹村(和田慶史朗)
●40年前の橘(大串有希)
●吉田千秋を部屋に泊めた人(伊田臣弥)

●感想
伊丹(川原和久)達、捜一トリオの先回りをしている人物は誰か…右京さん(水谷豊)だった。
芹沢(山中崇史)と出雲(篠原ゆき子)が良いコンビになっているわね。

イカ、またしてもイカ(((*≧艸≦)ププッ

嘘がつけない亀山(寺脇康文)は今回も騙されるが、前に右京さんに騙された時は完全にキレてたけどね。
あの時よりも深い信頼関係があるから亀ちゃんは騙されてももう怒らないのだ。

竹村彰二(小林尚臣)は犯罪者だ。
でも、寝たきりになった竹村がベッドに横たわった状態で行く事ができない山荘をずっと見ていたのだと思うと、ちょっと泣けた。
悪い事をして失った物が大きすぎる。



〖相棒21〗第17話あらすじ・感想 

【定点写真】
脚本:櫻井智也 / 監督:守下敏行
イベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日経って発見された。
被害者が出資金詐欺のようなあくどい商売をしていたことから、恨みによる犯行だと思われた。
警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)は現場を訪れ、殺人事件の現場となっている建物の写真を撮る少年に気づく。
少年は数年前から毎日同じ建物の写真を撮りSNSにアップしていた。

興味を持った右京は亀山薫(寺脇康文)とともに撮影ポイントへ向かう。
写真をとっていたのは奥山幹太(寺田心)という高校生だ。
右京達に話を聞かれた幹太は事件について何か知っているように思われたが、上手くはぐらかす。
その後、幹太の幼馴染みの深澤杏子(幸澤沙良)が右京達に話しかけてくる。

そんな中、捜査一課が出資金の件でもめていた男を連行する。
被害者には詐欺仲間がいた可能性が……。

〖相棒21〗第17話ゲスト

●被害者・浅野慎一(平井真軌)
 イベントプランナーだが詐欺師
●奥山幹太(寺田心)
 毎日同じ建物の定点写真を撮る高校一年生
●幹太の幼馴染み・深澤杏子(幸澤沙良)
●カメラマン・大塚あゆみ(大野いと)
●あゆみのマネージャー・柴山忠(和知龍範)
●あゆみの師匠・澤田洸平(奥田達士)
●中古カメラ販売チェーン社長・山下辰二(森永徹)
●『美写紋賞』事務局長・吉川(谷藤太)
●あゆみに取材をすっぽかされた[月刊ORDO]編集者(林摩耶)

●感想
奥山幹太役の寺田心くん、だんだん大人の顔に変わりつつあるね。
それにしても、幹太よ、殺人犯に直接会いに行っちゃいかんよ。
大人は甘くないんだよ。

澤田洸平(奥田達士)は、あのまま警察に電話していた方が良かったと思う。
過失で済んだのではなかろうか?
逃げたことで罪が重くなっちゃったじゃん。
大塚あゆみ(大野いと)の余計なお世話のせいで踏んだり蹴ったりの結果になってしまい、気の毒な人だなと思う。



〖相棒21〗第18話あらすじ・感想 

【悪役】
脚本:光益義幸 / 監督:守下敏行
裏カジノ運営疑惑のあるイベント会社社長が刺殺される。
初動の聞き込みでは「亡霊に呪い殺された」という不可解な証言も。
幽霊好きの杉下右京(水谷豊)は、亀山薫(寺脇康文)と共に捜査を始めると、被害者が死の直前に呪いのビデオを見ていたことが判明する。

現場を調べると、小桜千明(一ノ瀬ワタル)という俳優の自主制作映画のパッケージが床に落ちており、右京は物陰から覗いている男に気づく。
その男こそ小桜だった。
右京達は小桜の周辺を探ることにし、彼の事務所の先輩俳優・藤枝克也(山口祥行)からも話を聞く。

聞き込みの結果、小桜は高校時代演劇部に所属しており、当時仲が良かった4人組の同級生が事件に何らかの関わりを持っている可能性が浮上。
その中の1人、松尾朋香(田中道子)は小桜から逃げるように行動しているらしく……。

〖相棒21〗第18話ゲスト

●小桜千明(一ノ瀬ワタル)
 ここ一番のすごみが出せない悪役専門俳優
●藤枝克也(山口祥行)
 小桜の事務所の先輩俳優
●怒れる監督(栗田昌治)
●被害者/保科貴之(鈴木信二)
 [ホシナ・エンターテインメント]社長
●[ホシナ・エンターテインメント]事務員(中川可菜)
●右京と亀山を案内した撮影所の警備員(戸張瞬)
●俳優・伊東慎二(湯浅浩史)
●池田淳(長谷川慎也)
 小桜の同級生・高嶺高等学校演劇部顧問
●北原陽介(小山悠)
 小桜の同級生でバーテンダー
●松尾朋香(田中道子)
 高校時代から小桜の友人で元プロダンサー
 北原の恋人
●北原の勤務先のバーの店主(斎藤譲)
●北原と朋香に絡んだ男(原布助)

●感想
小桜千明(一ノ瀬ワタル)は映画好きで、ついつい右京さん(水谷豊)達相手に先輩俳優の藤枝克也(山口祥行)がいかに素晴らしいか喋ってしまう。
推しとか尊敬している人とかの魅力を他の人にも分かってほしいもんね。
夢中で喋ってた小桜、可愛かったよ。
あんなに嬉しそうに話していたのに…残念。



〖相棒21〗第19話あらすじ・感想 

【再会】
脚本:徳永富彦 / 監督:守下敏行
警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は、角田課長(山西惇)から頼まれ、奥多摩の山中へ向かう。
大きな物音がした、と言う通報の確認を押しつけられたのだ。

山間の集落で聞き込みをしていた右京と亀山は何者かに襲われ拉致されてしまう。
襲撃犯の目的も人数も不明でスマホも奪われた2人は何とか監禁場所から逃げ出すが、追跡者を惑わせる為、二手に分かれる。
遭難寸前で歩き回る中、右京は偶然見つけた山小屋で怪しげな男と遭遇。
男は1ヶ月ほど前に白装束の集団を見たと言う。
一方、亀山は集落に住む青年・山部守(田中奏生)が行方不明になっているという情報を耳にする。

〖相棒21〗第19話ゲスト

●山部守(田中奏生)
 高校時代、不良グループに拉致された
 以来、家に引きこもる
●守のおじいちゃん(大槻修治)
●守のおばあちゃん(木村八重子)
●男A/カンベ(古河耕史)
●男B/トオル(鳥居功太郎)
●男C/カブラギ(石田佳央)
●男D(柴田鷹雄)
●男E(遠藤隆太)
●男F(海老原恒和)
●女A(三浦萌)

●感想
サブタイトルは【再会】だけど【縁】って感じの話しだった。
右京さんの
「そうですねぇ
君との再会は運命だと思っています」
この台詞があっての【再会】なのね。

右京(水谷豊)が出会ったのはカンベ(古河耕史)、次にトオル(鳥居功太郎)、おまけにカブラギ(石田佳央)。
最終回スペシャルへの振りかしらね?
そしてカンベ、来週、ミッチー出るよ!

しかーし、何と夢オチΣ(゚□゚)ガーン
どうりで変な流れだと…夢…夢かぁ…。



〖相棒21〗第20話あらすじ・感想 

【13(前編)】21:00~22:04
米沢守登場!最終回スペシャル前編

神戸尊と亀山薫の初対面

脚本:輿水泰弘 / 監督:橋本一
“13”を名乗る犯人から、「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが、全国各地の“被害者”宅に一斉に届けられる。
“戦犯”とは、故人のことであり、“処刑”は遺骨を叩き潰すこと。

被害者は遺骨を盗まれた遺族で、遺骨の盗難は昨年から断続的に起きていたが、警視庁は事件の全容が不明瞭であることを理由に隠蔽していた。
それには、亡き小野田公顕(岸部一徳)元警察庁長官官房室長(通称・官房長)の遺骨が含まれていたことも起因していた。

特命係の杉下右京(水谷豊)は米沢守(六角精児)に協力を要請する。
そして、突然、右京の2番目の相棒だった神戸尊(及川光博)が特命係にやって来る事態 に……。

〖相棒21〗第20話ゲスト

●小野田公顕(岸部一徳)
 【回想】遺骨を盗まれた
●お坊さん(駒井健介)
●葛葉宰三(渡辺いっけい)
 埼玉県の寺で[ながとろ河童塾]を営む
●真野正義(柴崎楓雅)
 [ながとろ河童塾]の塾生
 正義と書いてジャスティスと読む
 遺骨の盗難被害に遭った真野家の息子
●正義の母・真野亜沙子(菜葉菜)
●正義の父・真野寛晃(阿部亮平)
●米沢守(六角精児)
 警視庁警察学校教官・巡査部長
●神戸尊(及川光博)
 警察庁長官官房付・警視
 小野田公顕遺骨奪還の指揮官
●大河内春樹(神保悟志)
 警視庁警務部 首席監察官・警視正
●塾生・小口魁(髙橋玲生)
●塾生・野口十海人(坂本龍之介)
●塾生・横山叶夢(石坂柊々音)
●塾生・笹本望愛(咲音)
●塾生(阪田爽資、鈴木咲良)
●〔TOKYO TOPICS〕編集長・高村尚郁(越村友一)
●教師(保里ゴメス)

●感想
神戸尊(及川光博)が右京(水谷豊)と初めて会った頃のことを思い出していた場面は、見ている方も感慨深かった。
そう言えばそんなこと言われたっけね。
あの頃、神戸はなかなか心を開かない右京とのやりとりでしょっちゅう「い~~~!」ってなってたな。

一筆書き、学校関係者、ゲーム課金。
子供達が絡んでいるのは間違いないけれど、[ながとろ河童塾]の塾長・葛葉宰三(渡辺いっけい)も怪しさ満点。
一体子供達に何をやらせているのだろう。
子供を使った犯行だったら後味悪いなあ。

めちゃくちゃシレッと「しかまろくん」のぬいぐるみが映ってた(笑´∀`)



〖相棒21〗第21話(最終回)あらすじ・感想 

【13(後編)】21:00~22:04
脚本:輿水泰弘 / 監督:橋本一
亡き小野田公顕(岸部一徳)元警察庁長官官房室長(通称・官房長)の遺骨を含む遺骨盗難事件を捜査していた杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)。
元鑑識で現在は警察学校教官の米沢守(六角精児)の協力を得て、犯人が最大7人のグループであり、そして学校関係者である、と推理する。
一方、右京と亀山に捜査権を与え、2人の指揮官となった神戸尊(及川光博)は、内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵)と初会合を設けていた。

そんな中、“13”を名乗る犯人から2通目のメッセージが届く。
そこには身代金に関する指示が書かれていたが、その金額も受け渡し方法もまるっきりゲームだった。
被害者家族のうち2家族は断固拒否。
そのうちの1軒である真野家を訪れた右京は、応対に出た中学生の息子・正義(柴崎楓雅)の態度に違和感を覚える。
正義は先日、奈良に遺跡めぐりの旅に出たと言うが、牽引した[ながとろ河童塾]の塾長・葛葉宰三(渡辺いっけい)は一癖ある人物で……。

〖相棒21〗第21話ゲスト

●葛葉宰三(渡辺いっけい)
 埼玉県の寺で[ながとろ河童塾]を営む
●真野正義(柴崎楓雅)
 [ながとろ河童塾]の塾生
 正義と書いてジャスティスと読む
 遺骨の盗難被害に遭った真野家の息子
●正義の母・真野亜沙子(菜葉菜)
●正義の父・真野寛晃(阿部亮平)
●故人/正義の祖父・真野晃三(針原滋)
●米沢守(六角精児)
 警視庁警察学校教官・巡査部長
●神戸尊(及川光博)
 警察庁長官官房付・警視
 小野田公顕遺骨奪還の指揮官
●塾生・小口魁(髙橋玲生)
●塾生・野口十海人(坂本龍之介)
●塾生・横山叶夢(石坂柊々音)
●塾生・笹本望愛(咲音)
●小野田公顕(岸部一徳)
●大河内春樹(神保悟志)
 警視庁警務部 首席監察官・警視正

●感想
[ながとろ河童塾]の塾長・葛葉宰三(渡辺いっけい)が子供達を誘導しているのかと思ったが、そうではなかった。
でも、団塊の世代のことを
「日本の未来を破壊した戦犯」 
だとは思っていたし、それを子供達の前で口にしていた。
まあ、私くらいの世代だって彼らのことを腹立たしくは思っているんじゃない?
さんざん良い思いをしたはずなのに文句は多いし、言う事がいちいち贅沢だから聞いている方はムッとするのよね。

そんな団塊の世代に対する苛立ちから、子供相手にいらぬ講釈をたれた葛葉。
自分が63歳であることを告げると右京(水谷豊)から
「あなたも逃げ切り世代」 
と厳しい一言を浴びせられる。
そうそう、この世代もバブルを知ってやがるわ!

真野正義(柴崎楓雅)は両親に罪を償ってほしくて、友達の手を借り1年がかりの勝負を試みていた。
他人の遺骨を盗んだのは大問題だけど、親に罪を償わそうという発想は立派。
正義の祖父・真野晃三(針原滋)は、嫁いびりも相当酷く善人とは言い難い人物だったわけだし。
知らんふりしても咎める人はいない。

それなのに、親の罪を暴き、その後の人生の暗転も全部受け入れるなんて勇気があるなあと思う。
友達4人、本当に今後も正義の支えになってくれたらいいけどね。

そして、『相棒』はseason22へ続くわけね。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@akbskenmbhktsdndiva  akbskenmbhktsdndivaさま、ご指摘ありがとうございました。
監督役と俳優役のお名前が入れ違っていました。
こういうことを教えていただけると助かります。
さっそく修正いたしました。
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
akbskenmbhktsdndiva
〖相棒21〗第18話の栗田昌治は「監督」ですよ。
http://cyan.a.la9.jp/kuritamasaharu.html
tataraworks-lynx50
@kussame-2005 くっさめ様、コメントありがとうございます。
ヒロコママ、ほんとに可愛いですね。
今回はスタッフのミキちゃん達も可愛らしくて、その場面は楽しかったです。
『相棒』で描かれる社会性が時に重く感じることもありますが、凄く考えさせられて、やっぱりずっと見たいドラマだと思います(^・^)
kussame-2005
私もヒロコママ好きです!
かわいいですよね、ピロコちゃん♪

相棒って、世相モノが多くて「そうだよなぁ」と唸ります。
時にとても切なくて辛くて涙が出ます。
今回もちょっぴり切なかった。
tataraworks-lynx50
@macaronteaparty まかろん様、コメントありがとうございます。
私が昔、勤めていた会社の社長が急死した時、会社は天地がひっくり返りました。
トップが居なくなるとどうなるか、思った以上に打撃が大きかったですね。
あの時、人は平等ってのは嘘だな、たった一人の特別な人間によって私のような支社のモブキャラは先行きが見通せなくなっちゃうんだなと思い知りました。
プーチンさんが殺されるようなことがあったら、あの恐ろしいおじさんが後釜になって本当に核を使うかもしれませんね。
とりあえず休戦してほしいですね。
まかろんさんも寒さに負けずお元気で!(o゚▽゚)o
macaronteaparty
tataraさん、今日は。😊

>「この世に人を殺して解決できることなんてありませんよ」
と言って諭す。
>でも、大事な人を殺され苦しんでいる人に、その言葉は響かないと思った。

そうですよねぇ。
少なくとも、人が殺されて、誰かの人生は無茶苦茶に壊されるのですから、
じゅうぶんインパクトはありますよね。

今ウクライナで民間人まで殺されていますが・・・
戦争は要するに、「相手が死にさえすればいい」という究極の場ですし。

もっとも、人の苦しみはひとりの人間が生み出すものではなく、
社会ぜんたいのシステムが、弱者を追い詰めるのだと思います。

・・そういう意味では、
目の前の誰か一人を殺しても、解決はしない・・かもしれません。

でも、プーチン一人、
ゼレンスキー氏一人、殺されたら、戦況はどうなるか・・・。

など思いました😊

いろいろ作品をご覧になってますね。
私はなかなか観られないので、人の講評は楽しみです。

寒いですがどうぞ、楽しくお過ごしくださいね。(まかろん)
tataraworks-lynx50
@orai oraiさま、コメントありがとうございます。
『相棒21』では懐かしい人が再登場していますが、それより右京と薫が歳取ったアピールをしている点が「匂わせ」なのかな…と淋しくなります。
でも、私も最後までシッカリ見ますよ(o´∀`o)
orai
相棒も21で終了とか。
最初から観ていた者には辛いですが
最後まで観ますよ。

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