森野萌さんの『花野井くんと恋の病』1巻あらすじ・ネタバレ感想!
顔も頭も偏差値80オーバーの花野井くんは愛が重すぎてふられてばかり。
誰かの一番になりたいのに友達は作らない主義で心がバラバラだ。
淋しくて胸がズキズキするお話。
顔も頭も偏差値80オーバーの花野井くんは愛が重すぎてふられてばかり。
誰かの一番になりたいのに友達は作らない主義で心がバラバラだ。
淋しくて胸がズキズキするお話。
『花野井くんと恋の病』1巻
I'm addicted to you.
著者:森野 萌
カバーデザイン:
名和田耕平デザイン事務所
発行:株式会社講談社
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『花野井くんと恋の病』1巻登場人物
『花野井くんと恋の病』1巻あらすじ・ネタバレ感想
『花野井くんと恋の病』1巻登場人物
●花野井(はなのい)
愛が重い男子高校生
●日生ほたる(ひなせ・ほたる)
食べることが大好きな女子高校生
●柴村月葉(しばむら・つきは)
“しばむー”
ほたるの友達でクラスメイト
ほたるの友達でクラスメイト
●浅海 響(あさみ・ひびき)
“きょーちゃん”
ほたるの友達でクラスメイト
ほたるの友達でクラスメイト
●倉田圭吾(くらた・けいご)
響の彼氏で空気が読めない
●日生かがり(ひなせ・かがり)
ほたるの頼れる姉で恋愛相談相手
●日生ともり(ひなせ・ともり)
ほたるの妹で中学生
フィギュアスケートをしている
フィギュアスケートをしている
『花野井くんと恋の病』1巻あらすじ
高校1年生の日生ほたるは、友達や家族に恵まれ小さな幸せと穏やかな日々が続けば一生恋などできなくても良いと思っていた。
12月のある日、ほたるは顔も頭も偏差値80オーバーの隣のクラスの花野井くんがこっぴどくふられるのを目撃する。
帰り道、雪が舞う公園のベンチで独り座り続ける花野井くんを見かけたほたるは何気なく傘を差し出す。
翌日、花野井くんはほたるの教室までやって来て公開告白する。
12月のある日、ほたるは顔も頭も偏差値80オーバーの隣のクラスの花野井くんがこっぴどくふられるのを目撃する。
帰り道、雪が舞う公園のベンチで独り座り続ける花野井くんを見かけたほたるは何気なく傘を差し出す。
翌日、花野井くんはほたるの教室までやって来て公開告白する。
恋より食い気のほたるには恋する気持ちが分からない。
ほたるは花野井くんの告白を丁重にお断りするのだが、クリスマスまでの間お試しで付き合ってみることになる。
だが、想像以上に花野井くんの愛情表現は重くて……。
ほたるは花野井くんの告白を丁重にお断りするのだが、クリスマスまでの間お試しで付き合ってみることになる。
だが、想像以上に花野井くんの愛情表現は重くて……。
『花野井くんと恋の病』1巻ネタバレ感想
顔も頭も偏差値80以上なのに花野井くんには淋しさしかない。
自分を一番に想ってくれる人を求めている。
一番になりたくて彼女には出来ることを全てしてあげるのだが、相手にはそれが重くて逃げられるばかりなのだ。
そんな花野井くんは、お試しとは言えほたると付き合って今までの彼女とは全く違う様々な感情を覚える。
自分を一番に想ってくれる人を求めている。
一番になりたくて彼女には出来ることを全てしてあげるのだが、相手にはそれが重くて逃げられるばかりなのだ。
そんな花野井くんは、お試しとは言えほたると付き合って今までの彼女とは全く違う様々な感情を覚える。
ほたるを喜ばそうと食堂の豚角煮まんを買ってきた花野井くん。
ほたるは「一緒に食べよう?」(27ページ)と豚角煮まんを半分こする。
今まで差し出すばかりだった花野井くんにとってこんな事すら感動ものなのだ。
ほたるは与えられるばかりじゃなくて2人でいるなら2人で楽しみたいのだ。
ほたるは「一緒に食べよう?」(27ページ)と豚角煮まんを半分こする。
今まで差し出すばかりだった花野井くんにとってこんな事すら感動ものなのだ。
ほたるは与えられるばかりじゃなくて2人でいるなら2人で楽しみたいのだ。
無茶なことばかりしてほたるが笑ってくれるなら死んでもいいとすら言う花野井くんの言葉に、ほたるはキレてしまう。
「片っぽしか
幸せになれないなら
恋なんてこれからも
絶対にしない」
幸せになれないなら
恋なんてこれからも
絶対にしない」
(48ページ)
こんな風に考えるほたるの優しさに泣けた。
おそらくほたるほど花野井くんにつくしてくれた女の子はいないと思う。
花野井くんがしてくれることを受け取って重くなれば去って行く女の子ばかり。
花野井くんがしてくれたことに返してくれたり、分け与えようとしてくれたりしたのはほたるだけだ。
花野井くんがしてくれることを受け取って重くなれば去って行く女の子ばかり。
花野井くんがしてくれたことに返してくれたり、分け与えようとしてくれたりしたのはほたるだけだ。
花野井くんがほたるのヘアピンを見つけて渡してくれた時、ほたるはこんなふうに彼の気持ちを想像した。
「花野井くんは…
私の大事なものを
私以上に
大事にして
くれたのかな
もし、恋が
そういうものなら
それは-
とっても…
素敵だなぁ」
私の大事なものを
私以上に
大事にして
くれたのかな
もし、恋が
そういうものなら
それは-
とっても…
素敵だなぁ」
(54ページ~55ページ)
今までの花野井くんの彼女達はこんなふうには考えなかったんだろうな。
おそらく「そこまで頼んでないし」くらいの言葉が関の山だったんだろう。
ほたるの考え方は優しくて、ちょっと目頭が熱くなった。
おそらく「そこまで頼んでないし」くらいの言葉が関の山だったんだろう。
ほたるの考え方は優しくて、ちょっと目頭が熱くなった。
花野井くんはほたる以外の人は目で殺す。
117ページで美形の花野井くんと並んで歩くほたるを見た女の子たちがこんな会話をしている。
「花野井くんの彼女があんな普通の子ってなんかショック~」「私だったらおそれ多くてOKできないわ~」
そう言って笑う女の子達に向ける花野井くんの視線の怖いことったらない。
117ページで美形の花野井くんと並んで歩くほたるを見た女の子たちがこんな会話をしている。
「花野井くんの彼女があんな普通の子ってなんかショック~」「私だったらおそれ多くてOKできないわ~」
そう言って笑う女の子達に向ける花野井くんの視線の怖いことったらない。
「…皆
わかってないな
その「普通」が
どれだけ難しいか……
僕がほたるちゃんに
どれだけ憧れてるか」
わかってないな
その「普通」が
どれだけ難しいか……
僕がほたるちゃんに
どれだけ憧れてるか」
(117ページ)
第1話を読んだだけでもいろんな感情がわいてきて洟をすすりながら読んだ。
花野井くんの寂しさに胸がズキズキする。
彼は一生懸命なだけなんだよなぁ。
ほたるの16歳の誕生日にほたるが花野井くんに対して思ったこと…分かる~!
花野井くんがほたると一緒に幸せを見つけられたらいいなと思う。
花野井くんの寂しさに胸がズキズキする。
彼は一生懸命なだけなんだよなぁ。
ほたるの16歳の誕生日にほたるが花野井くんに対して思ったこと…分かる~!
花野井くんがほたると一緒に幸せを見つけられたらいいなと思う。
【つづきは】2巻あらすじ・ネタバレ感想
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