藤もも著〖ひかえめに言っても、これは愛〗あらすじ・ネタバレ感想
「人生は自力」がモットーの女子高校生・天川理沙は、誰かを頼る必要がないように何でもカバンに詰め込み持ち歩いている。
親切心で傷だらけのヤンキーを助けたことから、気づけばヤンキー同士の抗争に巻き込まれ……。
「人生は自力」がモットーの女子高校生・天川理沙は、誰かを頼る必要がないように何でもカバンに詰め込み持ち歩いている。
親切心で傷だらけのヤンキーを助けたことから、気づけばヤンキー同士の抗争に巻き込まれ……。
〖ひかえめに言っても、これは愛〗1巻
~Love, That's an Understatement~
■著者:藤もも
■カバーデザイン:arcoinc
■発行:株式会社講談社
■発売:2021年12月13日
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〖ひかえめに言っても、これは愛〗1巻あらすじ・ネタバレ感想
〖ひかえめに言っても、これは愛〗1巻登場人物
●天川理沙(あまかわ・りさ)
母と2人暮らしの成績優秀な高校生
土砂降りの雨の中、禅に親切にする
「人生は自力」と独り頑張る女の子
●大平 禅(おおひら・ぜん)
ヤンキーが多い塚田西高校の2年生
現在抗争中
趣味はゲーム
理沙に助けてもらったお礼をしたい
『お助け券 リサ専用』を理沙に渡す
現在抗争中
趣味はゲーム
理沙に助けてもらったお礼をしたい
『お助け券 リサ専用』を理沙に渡す
●観月(みづき)
サクラ・ゼミナール学生バイト講師
理沙の憧れの人
<塚高の禅の仲間>
●冬慈(とうじ)
禅の仲間で1年
●龍太郎(りゅうたろう)
禅の仲間で1年
●龍太郎(りゅうたろう)
2年
●楽(らく)
2年
●不動(ふどう)
2年
●楽(らく)
2年
●不動(ふどう)
2年
<塚高の禅の敵>
●文哉(ふみや)
ふーみんと呼ばれているリーダー
●タツほか文哉の仲間
ふーみんと呼ばれているリーダー
●タツほか文哉の仲間
<塚高の禅の同級生>
●猫をもらってくれる田中くん
〖ひかえめに言っても、これは愛〗1巻あらすじ
土砂降りの雨の中、喧嘩で怪我をした男子高校生が公園に放置されている。
皆が見て見ぬふりをする中、通りかかった天川理沙は少年に折りたたみ傘を差し出し、タオルをかぶせ、救急外来のある病院のメモを手に握らせる。
後日、理沙の前に1人のヤンキー少年が現れ、あの時、助けてもらった恩返しがしたいと言い出す。
皆が見て見ぬふりをする中、通りかかった天川理沙は少年に折りたたみ傘を差し出し、タオルをかぶせ、救急外来のある病院のメモを手に握らせる。
後日、理沙の前に1人のヤンキー少年が現れ、あの時、助けてもらった恩返しがしたいと言い出す。
塾の学生バイト講師・観月に地味に失恋した理沙は、他の女子のように可愛らしく振る舞えない自分の言動に落ち込む。
そんな理沙の前に再び現れた少年は、恩返しのクーポンと称し『お助け券 リサ専用』と書いたメモ用紙を手渡す。
もちろん理沙に使う気は毛頭ない。
そんな理沙の前に再び現れた少年は、恩返しのクーポンと称し『お助け券 リサ専用』と書いたメモ用紙を手渡す。
もちろん理沙に使う気は毛頭ない。
模試当日、理沙はあの雨の日に禅に暴行を加えたヤンキー達とバッタリ出くわし追われるハメに陥る。
ヤバそうな連中から助けてくれる人はなし。
理沙はポケットに入っていた『お助け券 リサ専用』を取り出す。
追いつめられた理沙の決断は……。
ヤバそうな連中から助けてくれる人はなし。
理沙はポケットに入っていた『お助け券 リサ専用』を取り出す。
追いつめられた理沙の決断は……。
「人生は 自力!!!」
(46ページ)
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〖ひかえめに言っても、これは愛〗1巻ネタバレ感想
ブッハー!。゜(゜^∀^゜)ノシ
嘘でしょ、ヤンキーに追い回された挙句の結論が「人生は 自力!!!」って。
相手、クローズだから自力は無理でしょ。
人を頼れないにも程があるよ、理沙ちゃん。
嘘でしょ、ヤンキーに追い回された挙句の結論が「人生は 自力!!!」って。
相手、クローズだから自力は無理でしょ。
人を頼れないにも程があるよ、理沙ちゃん。
理沙のカバンの中には、一体どれだけの物が入っているのやら。
シミ取り、ウェットティッシュ、ハンディ扇風機。
初めて禅と会った時は大きめのタオルを取り出したし、さしている傘以外に折りたたみ傘まで持っていた。
教科書も入っているので理沙のカバンはほぼ四次元ポケット並に異空間に繋がっていると思われる。
そんなカバンは、男の禅の腕でもズッシリ感が半端ないほど重いようだ。
シミ取り、ウェットティッシュ、ハンディ扇風機。
初めて禅と会った時は大きめのタオルを取り出したし、さしている傘以外に折りたたみ傘まで持っていた。
教科書も入っているので理沙のカバンはほぼ四次元ポケット並に異空間に繋がっていると思われる。
そんなカバンは、男の禅の腕でもズッシリ感が半端ないほど重いようだ。
カバンの重さは、理沙が人とかかわれなかった分の重さ。
忘れ物をしても「貸して」と言えない理沙は、何にも困らないようにカバンに詰め込めるだけ詰め込んで安心を持ち歩いているのだ。
そんな難儀な性格の理沙に禅が手渡したのは『お助け券 リサ専用』のメモ。
その場でささっと書いてくれた。
ヤンキーだけどこんなことができるなんて可愛らしい性格してんのね、禅くん。
IDも書いてくれたわ。
忘れ物をしても「貸して」と言えない理沙は、何にも困らないようにカバンに詰め込めるだけ詰め込んで安心を持ち歩いているのだ。
そんな難儀な性格の理沙に禅が手渡したのは『お助け券 リサ専用』のメモ。
その場でささっと書いてくれた。
ヤンキーだけどこんなことができるなんて可愛らしい性格してんのね、禅くん。
IDも書いてくれたわ。
理沙は、どんな時でも挨拶はシッカリするし、地味に失恋してこっそり泣いていたり、本当は可愛い女の子だと思う。
世の中SDGsだなんのと言ってもまだまだ男社会だ。
男に媚びる女の方が人生楽なのだ。
世の中SDGsだなんのと言ってもまだまだ男社会だ。
男に媚びる女の方が人生楽なのだ。
理沙のように勉強も頑張り何でも自分で対処しちゃう女子は、同年代の男子からも大人からも生意気だと思われる。
その上、根本的な考え方が違うから女子とも馴染めない。
普段からそんな調子の理沙は、禅と敵対する文哉達に追われても「助けて」と叫ぶこともできず追いつめられてしまう。
もちろん、数人の男達に追われるのは怖いし、心の中では神様仏様状態でブルブルしているのだが、それでも人を頼れない。
その上、根本的な考え方が違うから女子とも馴染めない。
普段からそんな調子の理沙は、禅と敵対する文哉達に追われても「助けて」と叫ぶこともできず追いつめられてしまう。
もちろん、数人の男達に追われるのは怖いし、心の中では神様仏様状態でブルブルしているのだが、それでも人を頼れない。
ぼっちの理沙は、禅と知り合ったことで妙な方向に人間関係が広がっていく。
禅のヤンキー仲間と顔なじみになる。
人から可愛げがないと思われている理沙だけど、本当はかなり気を遣っている。
おまけにお人好しだ。
勉強を教えてくれと言われれば引き受けてしまう。
禅のヤンキー仲間と顔なじみになる。
人から可愛げがないと思われている理沙だけど、本当はかなり気を遣っている。
おまけにお人好しだ。
勉強を教えてくれと言われれば引き受けてしまう。
自己表現がもの凄く下手くそな理沙だけど、良い子なので女子の友達ができてほしいと思う。
けど、このままだったら姐さんコースに乗ってしまいそうだ。
けど、このままだったら姐さんコースに乗ってしまいそうだ。
【つづきは】2巻のあらすじ
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☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。
ありがとうございました(人´∀`*)
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