『つつじ和菓子本舗』シリーズ全4巻のあらすじ・ネタバレ感想!
鍵屋の隣の和菓子屋さんの様子も気になるが、鍵屋の2人がちょいちょい登場してイチャイチャぶりをチラ見せしている。
微笑ましいわ……うひっ(〃▽〃)
鍵屋の隣の和菓子屋さんの様子も気になるが、鍵屋の2人がちょいちょい登場してイチャイチャぶりをチラ見せしている。
微笑ましいわ……うひっ(〃▽〃)
『つつじ和菓子本舗』シリーズ全4巻
著者:梨沙
集英社オレンジ文庫
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『つつじ和菓子本舗』全4巻あらすじ・感想
★『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ』
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『つつじ和菓子本舗』シリーズについて
梨沙さんの『つつじ和菓子本舗』シリーズ全4巻は、『鍵屋甘味処改』全5巻の関連シリーズだ。
ゆえに正式なタイトルには”鍵屋の隣の和菓子屋さん”が必ず入る。
主人公は、『鍵屋甘味処改』の淀川嘉文の弟・多喜次(19歳)だ。
舞台を鍵屋の隣の和菓子屋<つつじ和菓子本舗>にうつし、ライトなヒューマンドラマと恋愛模様が描かれている。
『鍵屋甘味処改』の淀川嘉文がお気に入りの人にもオススメ。
彼がちょいちょい出てきては本編では見せなかった<こずえ愛>に、キャーッと心が跳ね上がる(〃▽〃)
『鍵屋甘味処改5 野良猫少女の卒業』で、多喜次は和菓子屋の祐雨子にプロポーズし、和菓子職人を目指すことを決意した。
『つつじ和菓子本舗』シリーズでは、多喜次の修行の日々と、恋の行方が描かれる。
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『つつじ和菓子本舗』シリーズ登場人物
淀川多喜次(よどがわたきじ)
鍵屋の淀川嘉文の弟・通称「タキ」
嘉文の婚約者・こずえと同い年
祐雨子にプロポーズし和菓子職人を目指す
現在、店の2階に住んでいる
嘉文の婚約者・こずえと同い年
祐雨子にプロポーズし和菓子職人を目指す
現在、店の2階に住んでいる
蘇芳祐雨子(すおうゆうこ)
つつじ和菓子本舗の看板娘
幼馴染みの嘉文に片思いしていたが……
幼馴染みの嘉文に片思いしていたが……
柴倉豆助(しばくらまめすけ)
和菓子の<虎屋>の一人息子
<つつじ和菓子本舗>2階で多喜次と同居
多喜次とは恋のライバル関係
<つつじ和菓子本舗>2階で多喜次と同居
多喜次とは恋のライバル関係
蘇芳祐(すおうたすく)
<つつじ和菓子本舗>店主・祐雨子の父
蘇芳都(すおうみやこ)
祐雨子の母
蘇芳祐都(すおうひろと)
祐雨子の弟で大学生
榊真悟(さかきしんご)
櫻庭神社の宮司
華坂亜麻里(はなさかあまり)
祐雨子の友達
27歳で課長のキャリアウーマン
多喜次を気に入ってしまい……
27歳で課長のキャリアウーマン
多喜次を気に入ってしまい……
淀川嘉文(よどがわよしふみ)
多喜次の兄・淀川鍵屋の店主・天才鍵師
こずえと婚約中
こずえと婚約中
遠野こずえ(とおの)
嘉文と婚約中の鍵師見習い
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『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ』
●あらすじ
淀川多喜次(19歳)は、専門学校に通いながら和菓子職人を目指し[つつじ和菓子本舗]でアルバイトをしている。
父親に職人の道を反対され、生活費がきゅーきゅーの多喜次は店の2階で寝泊まりさせてもらっている。
どれだけ反対されても多喜次には和菓子職人にならねばならぬ理由があった。
父親に職人の道を反対され、生活費がきゅーきゅーの多喜次は店の2階で寝泊まりさせてもらっている。
どれだけ反対されても多喜次には和菓子職人にならねばならぬ理由があった。
つつじ和菓子本舗の看板娘・蘇芳祐雨子は、和菓子屋の隣で鍵屋を営んでいる多喜次の兄・淀川嘉文の幼馴染みで同級生だ。
多喜次も小さい頃から彼女のことをよく知っている。
むろん、彼女が長い間、兄に片思いしていたことも……。
多喜次もずっと祐雨子に片思いをしていたが、むしろ彼女の気持ちが兄へ届くことを応援してきた。
だが、兄が恋人の遠野こずえと結婚することになり、多喜次は大胆にも祐雨子にプロポーズした。
多喜次も小さい頃から彼女のことをよく知っている。
むろん、彼女が長い間、兄に片思いしていたことも……。
多喜次もずっと祐雨子に片思いをしていたが、むしろ彼女の気持ちが兄へ届くことを応援してきた。
だが、兄が恋人の遠野こずえと結婚することになり、多喜次は大胆にも祐雨子にプロポーズした。
しかし、祐雨子からはプロポーズの返事を保留にされている。
それでも親の反対を押し切り、和菓子職人を目指して奮闘する多喜次。
そんな時、柴倉というイケメンが住み込みで働くことになり……。
それでも親の反対を押し切り、和菓子職人を目指して奮闘する多喜次。
そんな時、柴倉というイケメンが住み込みで働くことになり……。
●感想
[つつじ和菓子本舗]はお店なので、寝泊まりできてもお風呂はない。
多喜次は兄が営む隣の鍵屋にお風呂を借りに行くのだが、そのおかげで『鍵屋甘味処改』の読者は淀川嘉文と遠野こずえのその後を垣間見ることができる。
多喜次は兄が営む隣の鍵屋にお風呂を借りに行くのだが、そのおかげで『鍵屋甘味処改』の読者は淀川嘉文と遠野こずえのその後を垣間見ることができる。
こずえが未成年なのと嘉文の親父が結婚を反対している為、同棲しているくせに清い関係なのにはビックリだ。
でも、本編の『鍵屋甘味処改』では決して見られなかった嘉文の甘々な萌えキュン場面には大満足だ(≧∀≦)
こずえが、客に「髪の毛が入っている」とクレームをつけられた後、嘉文がこずえの髪を編み込みにしてあげているのよね~。
あら、やだ、何、このラブラブっぷり、嘉文さんったら器用♪とニヤつくわ~。
でも、本編の『鍵屋甘味処改』では決して見られなかった嘉文の甘々な萌えキュン場面には大満足だ(≧∀≦)
こずえが、客に「髪の毛が入っている」とクレームをつけられた後、嘉文がこずえの髪を編み込みにしてあげているのよね~。
あら、やだ、何、このラブラブっぷり、嘉文さんったら器用♪とニヤつくわ~。
多喜次は調理の学校へ通いながらつつじ和菓子本舗でアルバイトをしているが、店では半人前以下。
そこに現われたライバル・柴倉豆助。
多喜次はあまり背が高くないが、柴倉は長身で女子が好みそうなイケメンで営業トークもうまい。
しかも、高校卒業して2ヶ月ほどしか経っていなくても和菓子を作れる腕がある。
何をとっても多喜次より上なのだ。
そこに現われたライバル・柴倉豆助。
多喜次はあまり背が高くないが、柴倉は長身で女子が好みそうなイケメンで営業トークもうまい。
しかも、高校卒業して2ヶ月ほどしか経っていなくても和菓子を作れる腕がある。
何をとっても多喜次より上なのだ。
柴倉は和菓子の[虎屋]の一人息子だ。
実は”豆助”という名前が原因で両親が離婚していた。
和菓子は豆が命だからと父親がその名前を勝手につけたら、母親は激怒して息子を連れて家を出た。
父親は息子に和菓子屋をついでほしくて、子供の頃から内緒で連れ出しては和菓子作りを仕込んでいたってわけ。
今から頑張る多喜次とじゃ差があって当たり前なんだけど、柴倉が祐雨子に恋しちゃったもんだから多喜次は焦りまくる。
実は”豆助”という名前が原因で両親が離婚していた。
和菓子は豆が命だからと父親がその名前を勝手につけたら、母親は激怒して息子を連れて家を出た。
父親は息子に和菓子屋をついでほしくて、子供の頃から内緒で連れ出しては和菓子作りを仕込んでいたってわけ。
今から頑張る多喜次とじゃ差があって当たり前なんだけど、柴倉が祐雨子に恋しちゃったもんだから多喜次は焦りまくる。
高校を卒業したばかりの多喜次はワンちゃんみたいだ。
大人の女性に相手にしてもらうには、まだまだよのぅ。
大人の女性に相手にしてもらうには、まだまだよのぅ。
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『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい』
●あらすじ
[つつじ和菓子本舗]の主で祐雨子の父・蘇芳祐は、自殺願望がある男・小林を店に連れてくる。
住み込みアルバイトの淀川多喜次は、目をはなしたら小林が自殺するのではないかと気が気でない。
祐は、和菓子屋と取引がある小豆農家へ小林と多喜次を連れて行き……。
住み込みアルバイトの淀川多喜次は、目をはなしたら小林が自殺するのではないかと気が気でない。
祐は、和菓子屋と取引がある小豆農家へ小林と多喜次を連れて行き……。
●感想
櫻庭神社のお茶会に和菓子を届けに行った多喜次は、うっかり和菓子70個が入った箱を落としてしまう。
しかし、その時の多喜次の対応を神主・榊に気に入られる。
しかし、その時の多喜次の対応を神主・榊に気に入られる。
兄の嘉文が櫻庭神社で結婚式を挙げようとしていることを知った多喜次。
114ページで多喜次は、「兄ちゃん意外と溺愛系なんだな」と呆れ気味だ。
114ページで多喜次は、「兄ちゃん意外と溺愛系なんだな」と呆れ気味だ。
嘉文は結構こずえにべた惚れで、彼女が喜びそうなことをサラッとやっている。
しかも、意外なことに淀川はこずえを可愛がるのに人目をはばからない。
多喜次の言う通り溺愛系だ。
『鍵屋甘味処改』ではめちゃくちゃクールだった嘉文だけど、『つつじ和菓子本舗』ではチラ見えの分だけ萌えポイントが上がる。
おかげで和菓子屋のことより隣の鍵屋のいちゃつきぶりが気になって仕方ない。
しかも、意外なことに淀川はこずえを可愛がるのに人目をはばからない。
多喜次の言う通り溺愛系だ。
『鍵屋甘味処改』ではめちゃくちゃクールだった嘉文だけど、『つつじ和菓子本舗』ではチラ見えの分だけ萌えポイントが上がる。
おかげで和菓子屋のことより隣の鍵屋のいちゃつきぶりが気になって仕方ない。
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『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のもろもろ』
●あらすじ
和菓子職人を目指す淀川多喜次は多忙だ。
調理学校へ通い、[つつじ和菓子本舗]でアルバイト、神社で習字を習う。
おまけに困っている人がいると助けたくて頭より先に身体が動き出す。
調理学校へ通い、[つつじ和菓子本舗]でアルバイト、神社で習字を習う。
おまけに困っている人がいると助けたくて頭より先に身体が動き出す。
アレルギーで姉と同じケーキが食べられない蓮香の為に人気店とコラボして和菓子風ケーキを考案したり、フランス人の父を亡くした四葩(よひら)がお供えの為に作る和菓子作りを手伝ったり。
厄介事だろうと何だろうと首を突っ込んでいく多喜次に同僚の柴倉は呆れ顔だ。
厄介事だろうと何だろうと首を突っ込んでいく多喜次に同僚の柴倉は呆れ顔だ。
一方、和菓子屋の看板娘・蘇芳祐雨子の中ではそんな多喜次に対する気持ちが変化し始める。
だが、祐雨子がハッキリ自覚する前に、祐雨子の友達・華坂亜麻里が多喜次を気に入ってしまい……。
だが、祐雨子がハッキリ自覚する前に、祐雨子の友達・華坂亜麻里が多喜次を気に入ってしまい……。
●感想
四葩(よひら)ちゃんの話は泣けた。
ちょっとベタであるにもかかわらずベタだからこそ分かりやすく泣けた(ノД`)
ちょっとベタであるにもかかわらずベタだからこそ分かりやすく泣けた(ノД`)
「職人は学もいる」ってのは本当ね。
歴史とか和歌とか、いろいろな知識があるのとないのとでは物作りが全然違ったものになるんだろうな。
食べる側も二十四節季とか季節の行事とか万葉集とか知っていると、和菓子にどんな意味が込められているのかと食べる以外の楽しみを味わえそう。
歴史とか和歌とか、いろいろな知識があるのとないのとでは物作りが全然違ったものになるんだろうな。
食べる側も二十四節季とか季節の行事とか万葉集とか知っていると、和菓子にどんな意味が込められているのかと食べる以外の楽しみを味わえそう。
和菓子は結婚などの祝い事にも用意されるので、のし書きもしなきゃいけないし、習字が上手なのにこしたことはない。
習字は職人に限らず習っといて損なし。
披露宴とかさ、絵画の展覧会とかさ、招待されたら記帳するじゃない?
字が下手だと恥ずかしいんだよね。
社長の字が下手なのもカッコ悪いもんね。
習字は職人に限らず習っといて損なし。
披露宴とかさ、絵画の展覧会とかさ、招待されたら記帳するじゃない?
字が下手だと恥ずかしいんだよね。
社長の字が下手なのもカッコ悪いもんね。
さて、『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のもろもろ』では、祐雨子に恋のライバル登場!
華坂亜麻里は最初、イケメンの柴倉を口説く気満々だったんだけどね。
多喜次の男気に惹かれたのかなぁ。
華坂亜麻里は最初、イケメンの柴倉を口説く気満々だったんだけどね。
多喜次の男気に惹かれたのかなぁ。
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『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のひとびと』
●あらすじ
[つつじ和菓子本舗]の店主の娘・蘇芳祐雨子の友達・華坂亜麻里は、和菓子屋の従業員・淀川多喜次を気に入ってしまった。
亜麻里の多喜次への猛攻はおさまらず、祐雨子は2人が気になって仕方ない。
次第に多喜次と祐雨子の間に距離ができる。
亜麻里の多喜次への猛攻はおさまらず、祐雨子は2人が気になって仕方ない。
次第に多喜次と祐雨子の間に距離ができる。
そんな中、多喜次の同僚で恋のライバル・柴倉豆助が祐雨子に急接近。
柴倉は職人としてどんどん先を行く。
多喜次はコンプレックスと不安で落ち込むが、自分の長年の思いに決着をつけようと決心し……。
柴倉は職人としてどんどん先を行く。
多喜次はコンプレックスと不安で落ち込むが、自分の長年の思いに決着をつけようと決心し……。
●感想
背が低くて人なつっこいわんこのような少年だった多喜次だが、1年でぐーんと背が伸びて男っぽくなっている。
ちょいちょい祐雨子も多喜次のことを意識するようになる。
だが、恋愛偏差値が低い2人は接近するどころか変な勘違いで離れるばかり。
にぶちんの2人のせいでちょっぴり柴倉に同情するわ。
多喜次が祐雨子にプロポーズをしていたことを知って亜麻里は…男前な展開。
ちょいちょい祐雨子も多喜次のことを意識するようになる。
だが、恋愛偏差値が低い2人は接近するどころか変な勘違いで離れるばかり。
にぶちんの2人のせいでちょっぴり柴倉に同情するわ。
多喜次が祐雨子にプロポーズをしていたことを知って亜麻里は…男前な展開。
そして、隣の鍵屋の2人はとうとう頑固親父の許可がでて、翌年10月に結婚式を挙げることになったようだ。
しかし、この2人はなかなか先に進めない。
しかし、この2人はなかなか先に進めない。
嘉文は『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい』の頃には、櫻庭神社で結婚式を挙げるつもりでいた。
父が結婚を納得したら、今度は母がハワイ挙式を言い出してもめている。
もう早く結婚させてあげて!
嘉文さんが可哀想よ(*`Д´*)ノシ
こりゃ多喜次の方が先に結婚式を挙げそう。
父が結婚を納得したら、今度は母がハワイ挙式を言い出してもめている。
もう早く結婚させてあげて!
嘉文さんが可哀想よ(*`Д´*)ノシ
こりゃ多喜次の方が先に結婚式を挙げそう。
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以上、『つつじ和菓子本舗』シリーズ全巻のあらすじと感想でした。
ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)
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