年末の連戦を振り返る

今年も今日の練習ですべておしまい
みなさんご苦労様

新チームになってからここまで来ましたが
みんな本当によく頑張ったと思います
苦労しながらももがいてもがいてここまできて
見違えるくらいうまくなりました

まだ結果は満足するものとは程遠いし
いい試合もあまりできてないのですが

きれいな花もいい土があってこそ
いまはせっせと土づくりをして種をまきましょう

さて、ここまでいろんな試合を経験してきました
年末にも近畿インドアを含む連戦を経験し
どんな感想を持っているでしょうか？
部活ノートをやめてしまったのでひとりひとりの思いはわかりませんが
各自がしっかり振り返って次につなげてほしいと思います

ここでは顧問の感想をまとめておきたいと思います

三重県で行われた研修大会
会場が分かれてしまったためAチームの試合はほとんど見れませんでしたが
最後の日の朝と夜だけ見ることができました

この大会はベンチに入ることもあるのですが
大きな観客席があり、試合を俯瞰で見ることができるので
自分はよく観客席の一番上から見ます

そうすると会場全体の中で
自分のチームがどんなチームかがよくわかります

そこで感じた印象は・・・７０点です

確かに下手ではありません
へんな打ち方はしていないし
前衛も基本的なポジションはおさえてるし
ある程度決めるし

どれをとってもまあまあかな、といったところです
だから、同じくらいの力を持ったチームには勝てると思います

でも、自分たちよりも強いチームに当たると
まず勝てることはないと思います

強いチームにとってうちくらいのチームが一番戦いやすいのです
そこそこ打つし、基本には忠実だし・・ちょうどいいんです
しかも精神面でも崩れる弱さがあるし
気持ちよく勝つための練習相手にするには本当にお手頃

逆にもっとへたくそなら「何をしてくるのかわからない怖さ」がありますから
強いチームにとっては嫌なもんなのです

つまりは「怖さ」が全くない

技術面
めちゃくちゃ変なサーブや強烈なサーブがある
強烈なシュートがある
攻撃的な中ロブがある
変則的なクセ球がある
戦術面
前衛がやたら積極的なポジションを取る
前衛がやたら勝負に来る
後衛がやたら予想外のコースに打つ
精神面
のってきたら手がつけられないような勢いがある
どんな状況でも冷静にプレーできる落ち着きがある
どんなピンチにもくじけない粘り強さがある

思いつくままに書いてみただけですが
こんなチーム、怖いですよね

では、今のうちのチームはどんなチームか？
上のそれぞれの項目に「わけでない」をつけてみてください
どうですか？
うちのチームの現状にピッタリではないでしょうか

この「わけでない」というのがうちらしいところ
「ない」という完全否定ではないのです
ある程度はできてるんだが・・というところが今のうちの現状です

これからは「わけではない」→「ある」に変えていく
これがうちにとって一番必要なところです

もちろんすべてできなくてもいいのです
一部でもいいから「１００点」という項目ができれば
それだけでかなりの怖さ、オーラをまとうことができます

それらすべての裏付けになるのが練習です
だから、厳しく一生懸命やるのです

真面目に練習すれば強くなるわけではない
目標を持って練習することが重要です