週末の記録２

三年生は最後の夏に向けて戦々恐々

各自が悩みを抱えながらもがいている

この練習試合でもいいところも出たし悪いところも出た
ただ、その振れ幅がかなり大きいので本人としても乗っていけない状態なのだろう

今回はドン底の前大将をさげ、
最近は一番内容が良かったペアを大将に抜擢
このペア、なかなか頑張った

前半戦は特にいい感じで
後衛が攻めて前衛が決める形が出来ていたように思う
ただ、相手を助けるミスがまだ多い
これがなくなれば、もっと相手は苦しいと思う


前大将も後衛が後半にかけ尻上がりで良くなる兆しが見え始めた
まだ、バラツキはあるが、いい球もいきだした
前衛は相変わらず二球目三球目に弱い
もっと落ち着いてプレーしたい


今日、特にひどかったペア
特に後衛は修行の日々が続く
打てている試合もあるのだが
ひとつのミスでそれをすぐ忘れてしまう
この選手が自信を取り戻すには
長い積み重ねが必要だ
だが、そうやって手に入れたものは決して裏切らない力となる


１日やって、まだまだだが
何か、小さな光がトンネルの向こうでちらついた気がした（受け売り）

でも、まだトンネルの中にいるのは間違いない
夏の大会まで、もがき苦しむ日々が続く

このもがき苦しむ日々が「つらい」と感じるならば、その程度の選手ということである
こんな感覚を持てるのは「現役」の証
引退した瞬間に、こんな本気の苦しみや悩みはすべて
「感じたくても、もう絶対に感じることができない感覚」となる

「本気」の選手なら、それがよくわかるはず
この貴重な時間を本当に大切にしなくてはいけないということを



もう、おそらくは今回の練習試合は最後
次にこの学校で試合をするのは公式戦だ
それが終われば
もう一生、本当によくお世話になったこの会場に足を踏み入れることはない