ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

実戦練習

2013-09-12 22:45:09 | 日記
うちのチームはコートの関係で
ほとんどすべてが1本打ちの練習です

ストレート方向ならば何とかいわゆる「打ち合い」の練習はできるのですが
クロスや逆クロス方向では危険が伴うので
よっぽどのことがない限りは「打ち合い」はできません

となると、1週間で唯一、市営コートを使っておこなう
2時間の練習が彼女たちの実戦練習ができる機会となります

コートに恵まれているチームの関係者の方が聞いたら
耳を疑うでしょうが
これが本当のところです

この状況で、勝ちたいっていうんですから
困ったものです



実戦練習の大切さはいまさら言うまでもないことで
何より自分の打ったボールによって、次の相手のボールが変わってきます

そんなことは1本打ちの練習ではまずできないことで
どんなボールを自分が打とうが
ちゃんと次のボールが送られてきます

普通、自分がむちゃくちゃなボールを打ったら
むちゃくちゃなボールしか返ってこないもので
だから、何とかコントロールして、ボールを生かそうとします

その中でいろいろなことを無意識の中で学習してうまくなっていく
自然に感覚の中に刷り込んでいく

これが実戦練習の大きな効果の一つといえます

うちの選手のように、実戦練習が週1回しかできない場合は
1本打ちの練習を、どうにかして実戦練習に近づけていく必要があります

だから、打球と打球の間の耐久姿勢やステップ、目線などが大切になってきます
もちろんそんなことを気にしなくても、ちゃんと次のボールは送られてくるので
サボりたかったら、いくらでもサボれる

しかも、本人がさぼっているつもりがなくても、
知らない間にサボってしまっている、という厄介な状況に陥ります

乱打なんか、やってたらそこら辺を頑張らないと実際乱打が続かないのですが
1本打ちなら成立してしまうのです

ああ、難しい


というわけで
今日のうちの週に唯一の実戦練習

ひどいものでした・・・

恥を忍んで書きますが
ファーストサーブは半分以上、「入りません」
セカンドレシーブでバックハンドを攻められると、8割「返りません」

だから練習がレベルの高いところに行きません

というわけで
無駄な2時間でした


ただ、「無駄だった」ですますと本当に無駄な時間になってしまいます



自分たちの掲げた目標は「全中」

それならば、この状況をどれほどの危機感をもってとらえるかがポイント

普通全中を目指しているチームがこんな状況になってたら
本当に血の気が引くほどの危機感を感じて
「練習の虫」になりきって、死にものぐるいで練習するでしょう

高い目標を「本気で掲げている」チームは、だから強いのです


でも残念ながら、うちのチームにはそんな雰囲気や空気感はありません
「全中」という目標も、「一応言ってみました」的なもので
本気でそう思っている選手は一人もいないと思います


自分たちが弱いこと、できないことに慣れてしまって
「こんなもんだろ」とあきらめてしまっています


本気ならこの危機感は、死にものぐるいで頑張る最高の起爆剤になるのですが
なんか甘いですね

全中に行くようなチームがどんな練習をしてるか
想像はつくと思うのですが


できない悔しさを本気でかかえて
「もう、むちゃくちゃ頑張ってやる!!」というような選手が
一人でも出てきてくれるといいのですが

ちょっときつく言われるとしゅんとなって、次のプレーが縮こまる選手ばかりです

誰か、爆発しないでしょうか