台風一過

今回の台風はとにかくすごい雨でした

強い雨っていうのはよくありますが、
本当に小やみになることがなく、ずーーっと降り続くとあんなになるのですね

驚きました
被害に会われた皆様にお見舞い申し上げます

うちは毎年兵庫県の上郡に試合に行かせてもらっていますが
そこも何年か前にものすごい雨で
水が引いた後、橋のらんかんに大木が引っ掛かっていたのを見て

「うわあ、あんなところまで水が来てたんだ」なんて
驚きましたが

他人ごとではなかったですね
近所の川があんなになったのを生まれて初めて見ました

さて、幸いなことに午後から天気は急速に回復し、
選手の方からも練習したいと連絡があったので２時から練習をしました

前日の体育館での試合は狭い屋外
バックコートも狭く、窮屈な思いをしましたが
屋外コートはやっぱり気持ちがいいものです
台風一過
天気も最高です


ただ、風だけが台風の置き土産として残っていました

発展途上の中学生にとっては、風などの邪魔者があると
なかなかいいプレーができません

風が強いのだから、頭を使おうなんて言ったのですが
そうなると頭を使いすぎて体が動かなくなるし
本当に難しいです

ただ、前衛に関しては、ちょっと感じたことがあります

それは「セオリーは無視しよう」ということです

うちの前衛は今試合中にどうやってボールに絡むかを課題にしていますが
そんなときセオリーを説明して、頭を使わせてもだめなんだということです
頭でっかちになると
「こうしなくてはいけない」とか「こうしたらだめだ」ばかり考えて
足が止まってしまうことに気づきました


だったら、セオリーなんて考えずに
まずは行動に移してみる
とにかく思い切って体を、足を動かしてみる
の方が、いいのではないかと思います

もちろんずっとでたらめでは困るのですが
でも、行動すれば何らかの答えが出ます
動かないと答えは「もっと積極的に行け」しかありません

動き出すと「動かない」ことも意味のある「動き」だということに気づくはず
だからとにかく動いて、ボールに触りなさい、と

そこから修正を加えてやった方が
本人もいい顔をしてアドバイスを聞いています


それと、セオリーどおりに動く前衛は
憎たらしいですが、こわさもない

それよりもうちのようなチャレンジャーのチームの前衛は
意外性でこわさを見せることも大事かなと思います