スポーツをやってると
どうにもならないことが多く起きます
いくら頑張っても
うまくいかないこともよくあることです
その時にどうなるかっていうのがポイントだと思います
どうなるかっていうのはけっこう乱暴に分けると次のようになります
上手くいかないと
A 気力をなくし、だらだらと行動する
B ますます力が入り、じたばたと行動する
C 冷静に原因を探り、落ち着いて行動する
どうでしょうか?
普通に考えるとCのタイプの選手が上手くなっていきそうですが
うちのチームとしては、目指すところは断然Bなんですね
Bができなかったら、うちのチームではない
そのうえでCの要素も出てくるのでしょうが・・
最悪なのは当然Aなのですが、一番ありがちなのもAだといえます
このAの状態を克服するために部活っていうのはあるのでしょう
この状態を克服することができれば
それはとりもなおさずテニスを離れた自分のこれからの生活の中でも
とても役に立つはずですから
さて、このAの状態にある選手はうちのチームの中でも
程度の違いはあれど、とにかくたくさんいると思うのですが
それはその選手の「プライド」の種類が問題です
例えば、テニスが上手いこと、これ「プライド」でしょう
チームのエースと呼ばれること、大会で上位に入ること、選抜選手になること・・
確かに大切かもしれません
しかし、うちのチームでは
そんなつまらないプライドはじゃまでしかない
本人の成長を妨げるものでしかありません
うちのチームのプライドは
先ほどあげたBの状態を指します
つまり、苦しい状況に立たされても、がむしゃらに必死にじたばたと行動ができる
これがプライドだと思います
この時期、春の全国大会、都道府県対抗に向けて
各都道府県では選抜選手の強化練習が始まります
うちのチームからもほぼ毎年、選抜候補として
練習会に参加する選手がいるのですが
時として、選抜選手の実力がまだついていないという状態のまま
強化練習に放り込まれることがあります
当然、強化練習に参加しても、監督に見てもらうこともなく
端っこのコートに追いやられ、
何よりも自分の力のなさを思い知らされる日々を彼女らは味わってきました
チームの主力としてやってきた彼女らにとって
かなり、落ち込み、悩んだ日々であったと思います
でも、絶対にその場でも他の学校の選手たちに負けなかったこと
それは、準備や後片付けのはやさであり、きびきびとした行動であり
一生懸命声を出すことでした
そういうことがうちのチームの中での
本物の「プライド」でした
必死で声をだし、率先して行動し、じたばたしても
選抜のレギュラーとして出場し、貴重な経験と華々しい活躍ができるのは
うちのチームの選手ではなかったことも多くあります
そんなときもやっぱり応援の主力として彼女らは必死に声を張り上げていました
勝つことがプライドなら彼女らのプライドはボロボロだったと思います
しかし、彼女らのプライドは
どんな状況に置かれても、うちのチームの取り組みを表現することでしたから
胸を張っていられたのだと思います
そして、そんな選手がうちのチームに帰ってきて
選抜では全く必要とされなかった選手が
うちのチームでは一番必要な選手になります
それがうちのチームのプライドです
今苦しんでいるそこの君
ちょっと考え方を変えてみませんか
「勝つことがすべてではない」
「格好悪くても必死でじたばたすることがプライド」
そんなことを伝えたいです
その考え方を身につければ「鬼に金棒」
本当の勝負はそこからです
うちのチームはそういうチームです
暗い水の流れに打たれながら
魚たちのぼっていく
光ってるのは
傷ついてはがれかけたうろこが揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ
流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて、そんなにやせこけて
魚たちのぼっていく
勝つか負けるかそれはわからない
それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめて
あいつは海になりました
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
かなり重くて難解ですが
中島みゆきさんの「ファイト!」という歌です
この前CMで流れていて思い出しました
現役生も、卒業生も、受験生も
みんなファイト!
どうにもならないことが多く起きます
いくら頑張っても
うまくいかないこともよくあることです
その時にどうなるかっていうのがポイントだと思います
どうなるかっていうのはけっこう乱暴に分けると次のようになります
上手くいかないと
A 気力をなくし、だらだらと行動する
B ますます力が入り、じたばたと行動する
C 冷静に原因を探り、落ち着いて行動する
どうでしょうか?
普通に考えるとCのタイプの選手が上手くなっていきそうですが
うちのチームとしては、目指すところは断然Bなんですね
Bができなかったら、うちのチームではない
そのうえでCの要素も出てくるのでしょうが・・
最悪なのは当然Aなのですが、一番ありがちなのもAだといえます
このAの状態を克服するために部活っていうのはあるのでしょう
この状態を克服することができれば
それはとりもなおさずテニスを離れた自分のこれからの生活の中でも
とても役に立つはずですから
さて、このAの状態にある選手はうちのチームの中でも
程度の違いはあれど、とにかくたくさんいると思うのですが
それはその選手の「プライド」の種類が問題です
例えば、テニスが上手いこと、これ「プライド」でしょう
チームのエースと呼ばれること、大会で上位に入ること、選抜選手になること・・
確かに大切かもしれません
しかし、うちのチームでは
そんなつまらないプライドはじゃまでしかない
本人の成長を妨げるものでしかありません
うちのチームのプライドは
先ほどあげたBの状態を指します
つまり、苦しい状況に立たされても、がむしゃらに必死にじたばたと行動ができる
これがプライドだと思います
この時期、春の全国大会、都道府県対抗に向けて
各都道府県では選抜選手の強化練習が始まります
うちのチームからもほぼ毎年、選抜候補として
練習会に参加する選手がいるのですが
時として、選抜選手の実力がまだついていないという状態のまま
強化練習に放り込まれることがあります
当然、強化練習に参加しても、監督に見てもらうこともなく
端っこのコートに追いやられ、
何よりも自分の力のなさを思い知らされる日々を彼女らは味わってきました
チームの主力としてやってきた彼女らにとって
かなり、落ち込み、悩んだ日々であったと思います
でも、絶対にその場でも他の学校の選手たちに負けなかったこと
それは、準備や後片付けのはやさであり、きびきびとした行動であり
一生懸命声を出すことでした
そういうことがうちのチームの中での
本物の「プライド」でした
必死で声をだし、率先して行動し、じたばたしても
選抜のレギュラーとして出場し、貴重な経験と華々しい活躍ができるのは
うちのチームの選手ではなかったことも多くあります
そんなときもやっぱり応援の主力として彼女らは必死に声を張り上げていました
勝つことがプライドなら彼女らのプライドはボロボロだったと思います
しかし、彼女らのプライドは
どんな状況に置かれても、うちのチームの取り組みを表現することでしたから
胸を張っていられたのだと思います
そして、そんな選手がうちのチームに帰ってきて
選抜では全く必要とされなかった選手が
うちのチームでは一番必要な選手になります
それがうちのチームのプライドです
今苦しんでいるそこの君
ちょっと考え方を変えてみませんか
「勝つことがすべてではない」
「格好悪くても必死でじたばたすることがプライド」
そんなことを伝えたいです
その考え方を身につければ「鬼に金棒」
本当の勝負はそこからです
うちのチームはそういうチームです
暗い水の流れに打たれながら
魚たちのぼっていく
光ってるのは
傷ついてはがれかけたうろこが揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ
流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて、そんなにやせこけて
魚たちのぼっていく
勝つか負けるかそれはわからない
それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめて
あいつは海になりました
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
かなり重くて難解ですが
中島みゆきさんの「ファイト!」という歌です
この前CMで流れていて思い出しました
現役生も、卒業生も、受験生も
みんなファイト!