もう、少し前のことですが。私の親友がドイツから家族そろって日本にやってきました。この時の目的は、彼の誕生日を日本で祝うというものでした。この案については、わたしが向こうに滞在しているときから彼が言っていたことで、有言実行となったのでした。
その年の正月は、2人でビールを水のように飲み続けていました。日本文化を学びに、東京、京都、大阪へも行きました。一番はまったのは、カラオケボックス。彼は、マイクを片手に楽しそうにアバの曲を歌っていました。唯一の失敗は歌舞伎でした。日本語のわからない彼らは、始まって20分ほどで飽きてしまいました。そして彼は、真顔で「君はこれをおもしろいと思うか?」と聞いてきました。確かに、ずっとみているほどおもしろさはないなと私も思い、さわりだけみて退場。
今度は、いつ会おうかと折に触れて話し合っています。
格調高く、美術館の額におさめてみました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます