7月に入ると福岡は街のあちこちに飾山笠(かざりやま)が出て祭り一色に(今年は見れんけど)。今年はららぽーとにガンダムと並んで飾山笠が立つかと期待したけど、レゴでごまかされた模様。
ところで近年の梅雨は終わりごろに線状降水帯でよく水害になるけど、むかしは雷が鳴ると梅雨が明けると言ったもんだ。福岡の梅雨は博多祇園山笠のフィナーレ、7月15日の追山笠(おいやま)で明けると言われるけど、それにまつわる歴史的事件が昔あったらしい。
『山笠ナビ』によると、追山笠の日じゃないんだけど、明治38(1905)年の追山笠ならし(7月13日に行われる追山笠の予行練習)のとき、今はなき福神流のフライング事件の原因が雷鳴をスタートの太鼓を聞き間違えたためとある。
ちなみに気象庁の記録は1951(昭和26)年からしかないんだけど、明治38年の 災害記録をググってると、7月25・26日に福岡県(遠賀川流域)に“梅雨前線”による集中豪雨で死者12名が出る災害が起きたとある。これを「追山笠の雷=梅雨明け」と見るか見ないか。信じるのはアナタ次第です…。