先週の『ブラタモリ』で埼玉のはじまりを「さきたま」だと言ってたけど、考えてみたら、今まで「埼玉」という地名(特に「埼」の字)を手書きで書いたことがなかった。
なにせ長崎生まれの福岡在住、東京にはおよそ40年前に3年半ほど住んでたけど、北関東にはほとんど縁がない。
ときどき脳内ループで『なぜか埼玉』が流れるけど、歌ってた「さいたまんぞう」という歌手も知らないし、映画『翔んで埼玉』も見たことないし、山田隆夫がテクノポップ調でカバーしてたこともググってみるまで知らなかった。
なのに、フとした弾みに「なぜか知ら〜ねど〜」という独特のフレーズが脳内に流れてくる。 Wikipediaによると、さいたまんぞうは作曲家から「演歌調の曲をこぶしをつけずに歌う」という条件をつけられたそう。
それは素人っぽく聞こえるようにという意味だろうけど、むかし会社のバンドでぽ〜ちゃんの「トゥー・マッチ・レイン」をコピーしたとき、ボーカルに「“こぶし”をつけずにフラットに歌って」とお願いしたのを思い出した(これはボーカルが和製ロック歌手のように“こぶし”をつけて歌うので頼んだ指示。もともとはビートルズの『エリナー・リグビー』でポールが弦楽奏者に「ビブラートをつけずにフラットに弾いてみて」とお願いしたという逸話にちなむ)。
ところでまったく話は変わるけど、家に帰ったらネット環境がさぞ快適だろうと思ってiPad(SIMフリー)を試してみた。ところが、Wi-Fiがなかなかつながらないし、ときどき入院中に使ってた「インターネット共有」でもiPhoneにつながらない。 ハタと気がついてiPadを再起動してみたら、ちゃんとつながったという、チャンチャンなお話でした。