S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

瑠璃光院のお茶席

2018-06-20 11:26:10 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

ワ-ルドカップ、コロンビア戦、日本勝ちました~~ね!!

今回はあまり強くないのでは・・・と、にわかファンの私は思いながら。でも、香川のキックから熱が入り最後まで応援。

まさかの相手の反則でフリ-キック&退場一人。そして劣勢と言われていた日本が勝利。

18日は地震。7:58分、揺れ~~た!!もう驚き!!怖かった!

この地球上でも想像もしない事が起こる。

先日、梅雨の晴れ間の17日(日)、清水の舞台を飛び降りたつもりで・・・・八瀬にある”瑠璃光院”のお席に寄せて貰った。

八瀬は、古来”矢背”とも記される。

壬申の乱で背中に傷を負わされた天武天皇が、当地の釜風呂で傷を癒されたと伝わり、平安時代から貴族、武士に愛された保養地との事。

後、明治に三条実美が別荘を建て、昭和初期には、この広大な敷地に茶室、喜鶴亭がある格調高い数寄屋造りの書院、瑠璃光院が建てられる。

当日のお席は、点心+濃茶&薄茶。

申込みのきっかけは、瑠璃光院という名前の響きと、京都に居ながらもまだ訪れた事が無いから。

恥ずかしながら、叡電に乗るのも初めて。近くに住みながら・・・・。

叡電の駅を降り立つと、そこはもう山&渓谷、一面の緑が広がる。

川岸ではキャンプをしている人達もいる。

瑠璃光院は、八瀬の駅から高野川の川べりを5分程歩いたところ。

山門を入ると、そこはもう更に別世界!!

楓の緑と苔の緑に囲まれた受付迄のアプローチ。体が緑に洗われ浄化された気分。

 

  

受付を済まし、12時半。目の前に迫る楓の緑を眺めながら、書院で点心を頂く。

食事の後は、いよいよ濃茶。

瑠璃光院の建物は山の傾斜に建てられおり、茶席は階段を降りたところ。

席主は松井宗幸先生。

客は20人。そのうちでお話したのは東京、横浜、博多からの人。お母さんと見えておられた男性は滋賀県から。

その他の客人も、もしかしたら遠方から?

長板での点前。

主茶碗は、中印のある黒了入。*中印:天命の大火で長次郎からの陶土がなくなってからの作陶で、隠居までの印章の事。

私は点て出し、州浜、金海手で頂く。

お花は、山アジサイ、歌仙草&カラスびしゃく。

先生が色々話されるけど、頂く事ばかり集中で言葉は左の耳より右の耳でして・・・・( ;∀;)

美味しい濃茶の後は、2階書院席で薄茶。

お席から見える景色に魅了され、お点前拝見はそこそこになりがち。

 

(お席よりの景色)

ここでも了入、隠居印のある赤の平が拝見に廻る。

茶杓が玄々斎の奥様で銘は、確か、”屋り水(やりみず)”。

日本語で説明をされているのに、どうして頭に留まらないのか?( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

お開きは3時頃。

緑に囲まれ、心身の浄化と静寂な茶席での一服。良い一日を過ごすことが出来た。


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