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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆母:その前に〜KIINA.の歌声を味わい尽くす♬516-(1)

2019年11月19日に「大丈夫/最上の船頭」を再々発売してから2020年2月4日に次のシングル「母」をリリースするまでの約2が月半の間、KIINA.の周辺には実に多くの出来事がありました。

「限界突破×サバイバー」を作曲された岩崎貴文さんのレコード大賞作曲賞受賞、「最上の船頭」を作詞された松岡弘一さんの日本作詩大賞受賞。考えてみれば、ロックと演歌、どちらも歌唱者が同じ人物というのは凄くないですか?

もちろん、KIINA.ご自身のレコ大優秀作品賞受賞もありましたし、極めつけは紅白での神龍パフォーマンスです。

またこの1年で急激に変化した外見や率直な発言に、物見高いマスコミが耳をそば立てるように(つまりは付きまといですね)なりましたね。

 

でも、おそらくKIINA.ご本人にとって、そして現場で目撃した私自身にとっても一番大きかったのは、国際フォーラムのスペシャルコンサートで「ボヘミアン・ラプソディ」を歌ったことだったのではないかと思います。

KIINA.の魂の叫びそのもののようなあの歌声、あの戦慄を今でもはっきりと覚えています。

 

伝説の名プロデューサーで、ずっとKIINA.に目をかけてくださっていた故酒井政利さんは1日めの公演に足を運んでくださって、すぐにご自分が持っていらしたコラムに感想を寄せてくださいました。

酒井政利 時代のサカイ目】“我”を解き放った氷川きよしの新境地! 「ボヘミアン-」熱唱に客席からは拍手とすすり泣く声(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

そして、その日のうちに湯川れい子先生に「素晴らしかった!」とお電話してくださったそうです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」をKIINA.は2回観て、フレディ・マーキュリーの孤独と苦悩に深く共感し、湯川れい子先生に「『ボヘミアン・ラプソディ』を歌いたい」と相談、湯川先生が日本語の訳詞を付けてクィーン側に歌唱の許諾を取ってくださったのですよね。

2日めに会場に来てくださった先生は、KIINA.の歌唱に感動で震えたと。

KIINA.版「ボヘミアン・ラプソディ」誕生の経緯について、「日経Woman」のコラムで詳しく書いてくださっているのですが、有料会員向けのため、「週刊女性」が正式インタビューでお話ししてくださったこちら↓をぜひお読みいただければと思います。

氷川きよしの「変化」、東京の母・湯川れい子が語る(週刊女性PRIME)

 

湯川先生がインタビューの最後にお話しくださった言葉「不可能はない。あなたが何を望んでも、あなたが努力する限り不可能はない!

KIINA.にとってこんなに力強い励ましはありませんよね?

今また、とても難しかった事務所からの独立をKIINA.は頑張ってやり遂げました。私たちには分からない、どうしてあげることも出来ない問題がこの先に立ち塞がっているのだとしても、きっとKIINA.なら突破してみせるでしょう。

私はファンとしてKIINA.の全てを受け入れ、エールを送り続けるだけです。

 

レコード大賞のことは簡単に流してしまいましたが、KIINA.が「限界突破×サバイバー」を歌い終えた後のトークで、安住さんが、「やりたいようにやったらいいよ!」と言ってくださったのが忘れられません。

安住さんは本当に優しい!

コメント一覧

みつこ
KIINA.の深い孤独を真に理解して寄り添ってくださる湯川れい子先生がそばにいて下さって良かった。ステージに一人立つプレッシャーと責任はスターの宿命とは言え、長く辛い道のりでしたね。今後もそれが無くなるわけではないけど、それを乗り越えて歌っていこうと決意して下さったことに感謝しかありません。とねりこさんの仰るように全てを受け入れてエールを送るだけですね。
ゆきやなぎ
こんにちは。
とねりこさん、毎日ありがとうございます。
KIINAの姿をまだこの目で実際に観られない今、とねりこさんが、その時々のKIINAの状況を゙鮮明に思い出させて下さり゙ありがとうございます。
ボヘミアン▪ラプソディ披露最終日の夜の部でした。
30?列left通路側4席目が私の席でした。
公演が始まる前なのにどなたもいらっしゃらない。直前に長良社長、そして湯川先生と同伴の方でした。
前もって、きよし君に声援を送りますがよろしいですか?とお声掛けしましたら「よろしいですよ」とのお返事を下さり、そしてあの「ボヘミアン▪ラプソディ」
歌唱に引き込まれ最後はブラボーと声援、湯川先生もブラボーと声援されていらっしゃいました。本当に会場が一体化した場面でしたね。星柄のあの衣装も忘れません。
とねりこさんのこのブログは掛け替えのない状況を場面を思い出させて下さり、本当にありがとうございます。私の生き甲斐です。いつも稚拙な投稿ですみません。
チャチャチャ
おはようございます。とねりこさんにはいつも沢山のお話しをして頂いて本当に感謝しています。今日のお話しはKIINAの頑張り、湯川先生の頑張り、関係者の応援、沢山の方々のご苦労が伝わって来ます。前に前にと怯まず諦めず進んで行ってKIINAのあの素晴らしい歌唱に繋がって行ったのですね。本当に願いが叶って良かったですね。「不可能はない。あなたが何を望んでもあなたが努力をする限り不可能はない」良い言葉を頂きました。有り難うございます。
レコード大賞では沢山の賞を頂いていたのですね。その年の評価ですから皆さんに認めて頂いて本当に良かったです。努力は報われる。KIINAが認められるのは自分のことのように嬉しいです。
せり
おはようございます。「ボヘミアンラプソディー」クリコンフォーラムでの歌唱は息をのんで聴きました。湯川先生や酒井さんのようなプロ中のプロの方々をもうならせるKIINA。賛否両論の日本語カバーでしたがその凄まじい魂の歌唱でねじ伏せた感がありますね。演歌とロックを変幻自在に行き来するKIINA、安住さんの「やりたいようにやったらいいよ!」二十数年レコ大の場でずっとKIINAを見続けて下さった方の言葉は金言です。
サファイア
う~ん、前にもチラッと言いましたが、ボヘミアン・ラプソディを「歌詞の意味がよくわからないのに(クイーンのメンバーもわからないそうです)、なぜこんなにKIINA.のこの曲を好きになったのか?」と、ず~っと思っていました。

が、わかった気がします。 私は理屈で好きになったんじゃないんですね。 KIINA.(フレディ)の根底の魂が、ダイレクトに心に突き刺さったんですね。

…いや~、KIINA.深い歌手ですね。
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