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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆君は心の妻だから〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬262

「演歌名曲コレクション16〜櫻〜」後半7曲めからカバー曲になります。1曲めは鶴岡雅義と東京ロマンチカ「君は心の妻だから」。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=xs6W5oazxfs

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/130719/

 

オリジナルは1969年発売。「小樽のひとよ」に続けてのヒットになりました。Kiinaも「演コレ10」に「小樽のひとよ」を収録して以来のロマンチカのカバーになりますね。

なかにし先生のロマン溢れる詞と、古賀政男さんの系譜に連なる鶴岡先生のゆったりした3拍子のリズムが紡ぎ出す究極の愛の世界。

「ぼくの小指を くちにくわえて」「君のうなじの あのぬくもりが」「ぼくにすがって 胸をたたいて」

この表現には、まだ子どもで深い意味は分からないながらもゾクゾクするものを感じました。並の作詞家では出てこない言葉だと思います。

 

三條正人さんの甘い〜「甘ったるい」ではなく〜中にもピアノ線のような繊細な強さのある声に、この歌はピッタリでしたね。

この年の初めの「演歌の花道」でKiinaはこの曲を歌って、大好きになったそうです。テレビ番組で三條さんにお会いした時に、歌い方のアドバイスもいただいたとお話ししています。

 

サビはもちろん「ぼくの小指を〜」からになるのですが、ここから強く歌声を張っていって、最後の「〜君よ」の「よ」を限りなく優しく柔らかく歌うのがKiina版の特徴のような気がします。

2番の「忘れられない 今日も」の「も」

3番の「きっと泣くだろ 君は」の「は」

も同様です。

何というか、バレエダンサーが華麗にジャンプした後、音も立てずに着地するような。

力を抜くのではなくて、逆に全神経をそこに集中させて初めて可能になる技です。

 

まったくの私見ですが、Kiina版「君は心の妻だから」は、この部分に生命線があると言っても過言ではないのではないかとさえ思います。

もちろん他の部分も歌は完璧です。少し泣きの入った声の出し方もこの歌の世界観をよく表現しています。

単に私が個人的にそこの部分の歌い方が堪らなく好きだというだけかもしれません(^_^;)

コメント一覧

みつこ
「バレエダンサーが華麗にジャンプした後、音も立てずに着地するような」
とねりこさんのたとえが見事でkiinaの凄さがよく分かります。kiinaの歌をよく聴くと、本当にさまざまなテクニックをそれと知られずに使いこなしているので、kiinaは天才だと思ってしまうのですが、実は大変な努力で身につけて、自分が納得できるまで歌い込んでいるのだと思います。天才は1%の才能と99%の努力と聞いたことがあります。kiinaはまさに努力の人ですね。早くその歌が聴きたいです♪♪♪
チャチャチャ
おはようございます。今日は鶴岡雅義と東京ロマンチカの「君は心の妻だから」ですね。これもなかにし礼先生の詞ですね。若い時から作詞されていたのですね。今も昔も全然変わらない心にしみる歌詞を書かれていたのですね。この時代はムード演歌が大流行で何組ものグループの片方が入らした時代で沢山のヒット曲が流れていました。kiinaの「演歌の花道」でこの曲を歌っているのを見たように思います。kiinaが歌うとkiinaの歌になってしまうのでカバー曲と分からない人もいらっしゃるかも。kiinaのムード演歌もステキですがkiinaは笑顔が似合います。早く見たいです。(^_^)
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