アルバム9曲めは北島三郎さんの「兄弟仁義」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=qyJ4pOm5GoI
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/268435/
男唄の中の男唄ですね。
Kiinaも精いっぱい男らしく歌っていますが。
う〜〜ん……
この曲に関してだけは、やっぱりサブちゃんの曲かなぁ、というのが率直な感想です。
というのは、この曲が生まれた背景(コロムビアから造反した人たちで日本クラウンレコードを設立した。当時は作詞家・作曲家もレコード会社の専属性で、星野哲郎さんはクラウンへ。悩む星野先生に向かってサブちゃんが「俺たちは兄弟じゃないか」と声をかけられたという)、そんな物語とサブちゃんの歌声が一体となっているからです。
曲のイントロが流れた瞬間に、私の目の前ではクラウン独立と星野先生とサブちゃんの友情の物語が展開してしまうのです。
Kiinaのせいでも力不足でも何でもなく、ごく稀に「歌はやっぱり創唱者のもの」としか言いようのない曲があるように思います。私たちにとって「白雲の城」がそうであるように。