7月19日、天満橋駅前の大川で天神こと日本選手権が行われました。
まず、予選↓↓↓
0.63秒差というタイムからのスタートでした。今までの河童を考えれば、予選からいい出だしでした。
みんなも「優勝」という言葉が頭をよぎったと思います。
後から聞けば、応援にかけつけてくれた応援団も今年こそ「優勝」という言葉を掴めるんじゃないかという気持ちがあったみたいです。
そして、決勝戦。
河童至上初めてフライングをとられました。そのこともあり、みんな焦ったのか、固まってしまったのか、何が起きたのかわかりません。
ただ、みんなは今持っているものを全て出し切りました。
結果は1.6秒差で2位。一年の結果が出ました。
この度、河童はいろいろな方々から声援を頂きました。
いつも「河童ちゃん」と声を掛けてくださる他チームの方々、本当に応援ありがとうございました。
試合のたびに河童を応援してくれる人の多さに、感極まり頭が下がる一方です。
今回このような結果になり、応援してくださった方々にはすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
心よりお詫び申し上げます。
そして、いつも暖かい言葉を投げかけて下さって本当にありがとうございました。
ただ、ただ、感謝の気持ちでいっぱいです。
心の底から最大級のありがとうを言いたいです。
ありがとう。
「日本選手権~天神大会~」おわり
From EuRo
~追記~
ゴールした瞬間、みんな放心状態でした。一年積み上げてきたものが、たった1分間で終わる試合。
たぶん、目の前の結果を受け入れることができなかったんだと思います。
私が入部してから約5年。初めて見た表情でした。
悔しいとか、えらかったとか、よく頑張ったとかそんな思いはこれっぽちもなく、ただ心は無。
聞こえるのはみんなの息遣いだけ。
勝手に流れてくる涙を抑えることができず、この歳でこんなに涙が出るほど打ち込んだことって今までなかった。
きっと、河童メンバーみんなそうだったんだと思います。
高校生の部活でもない、ただの社会人の集まり。
でも、そんな集まりでもえらい練習も耐えて、勝つ喜びも分かち合って常に一緒にいれば家族同然の関係になって。
社会人の集まりではなくなって。
大人になってこんなに熱くなるなんて思ってもみませんでした。
試合後、いつものみんなに見えていつものみんなでなかったことは覚えています。
ふと隣を見れば、ボーっと一点を見つめ続けるメンバー。
応援してくれた人に会い、感極まって再度涙するメンバー。
みんなそれぞれいろんな思入れがあったんだと思います。
そして、この一年本当にみんなよく頑張ったと思います。
1年前のミーティングで仕事の次にドラゴンという約束を作り、それからというものプライベートの一切をなくしてドラゴンに費やした日々。
合コンも、飲み会も、友達と遊んだりすることよりも、優先したドラゴン。
平日はメンバーの家に行き日付が変わる寸前まで練習してきた日々。
全てをこの1分間のために捧げた日々。
あの日から、初めてスポーツを何もやりたくないという気持ちに掻き立てられ、何も触れずにいました。
あんなに漕ぐのが好きだったのに。運動することが大好きだったのに。
我ながら、いい加減切り替えないととはわかっているんですが、未だに天神のレース動画を見ることができずにいます。
ブログも天神のことを思い出すのが辛くて、なかなか開けずにいました。
そのこともあって更新が遅くなり申し訳ありません。
少しだけですが、自分の気持ちの切り替えになればと思い、今回ブログを開きました。
また、振り出しですが、浜寺でメンバーが来るのを待ち続けることとします。
次「いつもの河童」としていつ始動するかは、誰もわかりません。
ただ、今はほんの少しだけ休む時間がみんなには必要です。
また、いつもの河童に戻るまで、暖かい目でそっと見守って頂けたら幸いです。