志摩 欣哉 @TobiuoTobi
HAYASHI Yoshio @twryossy【今日の季語2035】野馬追(のまおい)：「相馬野馬追祭」の短称で「野馬駈け」などとも。福島県相馬地域で三日間行われる三社合同神事。中日の騎馬武者による神旗争奪戦が見物。◆駒とめて野馬追の武者水を乞ふ(加藤楸邨) #jhaiku #kigo
Retweeted HAYASHI Yoshio (@twryossy):... fb.me/6wRfHHizb
詩「手紙1」#詩
まだ生きておられますか
永い年月が経ちました
夕陽が運河に映えて
橋の袂で君を待ちました
時間が経つのを忘れて
君の嫁ぐ日を知らなかった
片恋の心に雨は降らずに
紅い夕陽が
いまもぼくを染めています
第二回朗読音楽劇「曾根崎心中～観音廻り」法然院公演
８月２２日(土) 17:30会場／18;0開演 チケット前売り2000円
チケット余裕あります。お早めにお申し込み下さい。
詩「手紙・２」
夏の夕暮れ 健やかでおられますか
あなたと別れて 永い年月経ちました
１４歳(じゅうし)の春に 出逢ってからの
変わらぬ恋でした
通学電車に乗り合わせる その至福
時代が流れても 思いは変わらず
何度かのデイトが宝物でした
ぼくの青春はあの木場の
橋の夕焼けです
詩「手紙・３」
まだ生きて過ごされておられますか
いまさらお会いしたところで
何が変わるわけではありませんが
老いれば老いるほど
無性にあなたのことが気にかかります
二人の孫に癒されながら生き
あなたも孫に囲まれて
優しい時間を生きて
おられるのでしょうか
詩「手紙・４」,
あの木場も夕陽の橋も
いまはありません
貯木場の匂いも消えて
あなたの家まで通った道も
変わりました
あなたを見失ったように
木場はかすかに木の香だけ
あなたはもうこの町に
帰ることはないですか
ぼくも町を出て
夕陽の橋を見ることは
ありません