てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

プロデューサーズ

2006年05月11日 | 映画、TV
GW中にもう1本、プロデューサーズも観ました。

なんか、音が大きくて困りました。
歌のシーンの音はいいんだけど、セリフも大きすぎて、
ギャグが空回りしているように感じてしまう。

でもまあ、それなりに面白い。

観ていて、ちょっと引っかかったのは、
これって、ドイツ人が見たら嫌な気がしないかな?ってこと。
「春の日のヒットラー」じゃなくて、
「春の日のヒロヒト」というタイトルで、
寿司や芸者やてんぷらの扮装した女の人が踊ったりしたら、
やっぱ嫌な感じだと思うし・・・
でもって、観客が中国人とか韓国人で、
カマっぽい天皇の様子に拍手喝さいするのも
嫌な感じだと思うし・・・

と、ここまで考えて、ふと気づいたんだけど、
これはミュージカルの観客(ユダヤ人)をも笑いものにしてるんですね。
下劣なネタに喜ぶ観客、ということで。

うむむ・・・。
じゃ、いいか。


一番、印象的だったのは、老婦人達の踊り。
あれは、よかったですねぇ。
それと、牢屋に入れられたプロデューサーが過去を振り返るところとか、
そのほか、細かいところでもなかなかの出来。
たとえば、冒頭の失敗したミュージカルってハムレットだったんですね、
こりゃ、失敗するわな・・・というセリフに笑いました。
それと、「オイデプス王とおかあさんが仲良くなってめでたし、めでたし」
ってどんなギリシャ悲劇だ?
と思わず心の中で大笑いしながら突っ込みをいれちゃいましたよ。

最後に流れたミュージカルタイトルって、
みんなパロディなんですよね?
「カッツ」って、何かと思いましたよ。


映画が終わって、恒例の延々と続くエンディングロール。
この映画では、それが、短いし、エンディングに流れる歌の歌詞も面白くて
全く我慢することもなく、部屋に電気がつくまで座っていられました。
全ての映画のエンディングロールも、これを見習って欲しい。
あるいは、ゲームのエンディングとかTVドラマみたいに、
ポイント映像を流すなりして、飽きずに最後まで観られるようにして欲しいなー。

ナルニア国物語

2006年05月11日 | 映画、TV
ナルニア国物語、もう少しで終わっちゃうということで、
レイトショーで観てきました。
Vフォーなんちゃらとどっちにしようか迷ったんだけど、
「もうすぐ終わる」という状況に、負けました。

原作は読んだことないから、どんな話か知りませんでした。
ライオンと魔女というタイトルだから、ライオンと魔女が出るんだということはわかってたけど。
しかし、有名な児童文学ファンタジーだから、原作はしっかりしているだろうし、
映像は綺麗だろうと思ってました。

結果は、まあ、一言で言ってしまえば、「お子様向け」。
最初に、ディズニーのマークを見て、はじめて
「しまった、これ、ディズニー映画か・・・」という嫌な予感がしたのですが、
予感どおりの出来具合でした。

戦争のシーンはどうしても指輪物語と比べてしまって、物足りないし、
子役は、一番下の子以外は、冴えないし。
個人的に長男は頼りなさそうなところがツボだったけど、
戦争は嫌だと言ってたわりに、あっさり順応してしまい、
子どものくせにしっかり戦えちゃうところがあまりに安易な展開。
まあ、しょせん、児童文学だからな・・・と納得するしかなかったです。

えっと、裸にマフラー巻いてた人は可愛かったです。
あと、田舎を列車が行くシーンも綺麗でした。
それと、魔女はカッコよかったです。
ライオンは、顔が大きいなぁと思っただけ、ま、ライオンだし。

魔女って、「コンスタンチン」のガブリエル役の人だったんですね。
どっかで見たことある顔だと思いました。
2刀流が、すごくカッコいい。
ライオンなんかに負けるなと心の中で応援してました。

ああ、マフラーの人と次女のやりとり、というか、次女のおしゃべりも良かったですね。
おしゃまさんって感じで。