将棋の第80期名人戦7番勝負の第5局が、5月28・29日に岡山県倉敷市で指されました。
先手番の渡辺明名人(38)が、97手で挑戦者・斎藤慎太郎八段(29)を破りました。
この結果、4勝1敗となり、渡辺名人は名人戦3連覇を達成しています。
#渡辺明 名人が防衛【第80期 #名人戦 七番勝負第5局】○渡辺明名人 VS ●斎藤慎太郎八段第80期名人戦七番勝負第5局が、5月28・29日(土・日)に岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」にて行われ、渡辺名人が97手で斎藤八段に勝ち、名人を防衛しました。https://t.co/wipaRxY0c4
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) May 29, 2022
なお、渡辺名人ご自身も、この結果について書いておられます。
名人戦第5局。 https://t.co/t6USSFqBAK対局についてはブログに書きました。3連続の防衛戦が終わってホッとしています。応援、ありがとうございました!
— 渡辺 明 (@watanabe_1984) May 29, 2022
昨日は、斎藤八段が終盤で踏み込んだように見えましたが、やはり渡辺名人の王は遠かった印象です。攻めが届く前に、先んじて上部への脱出を明示したことも大きかったですね。
・2022-05-28 名人戦渡辺 明 名人 vs. 斎藤慎太郎 八段 第80期名人戦 七番勝負第5局(将棋DB2)
棋譜は上記サイトから見ることが可能です。
そこで、斎藤八段は2年連続の挑戦者でしたが、両方とも1勝4敗で敗れることとなり、まだまだ渡辺名人との差がある印象が残りました。
そして、次の順位戦A級には藤井聡太五冠が参戦します。来年の今頃、果たしてどうなっているか、ですね。もちろん、斎藤八段を含めたA級棋士が、順位戦で容易に藤井五冠を勝たせるとも思えず、いわゆる最年少名人の更新がなるかどうかも含めて、注目していきたいと思いますが、佐藤天彦九段や糸谷八段でも、藤井五冠には公式戦では一度も勝ててないくらいですので・・・
・第81期名人戦・順位戦 A級(日本将棋連盟)
ということで、次の順位戦のデータは、以上の通りですね。まだ日程などは一部だけしか出てないですが、昨日で第80期の名人戦が終了しましたので、今後出てくるのでしょう。
しかし、この順位戦、改めて凄い対局ばかりなんですよね。1日勝負なのに、持ち時間はお互い6時間ですしね。
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