色付きの線画がでたので、別のレイヤーに弁才天の衣類の下地を塗っていきます。
衣類の下地を塗り終えたら、その上に発光レイヤーを付け加えて、明るい色で衣類の凹凸感を出せるように色を重ねました。
発光レイヤーの色が強すぎないように、ブラシの濃度を薄め(20%~30%)位に設定して塗りました。
発光レイヤーを使うと、文字通り光って見えるような効果が出ます。
また別のレイヤーに髪の毛や琵琶の下地を塗っていきます。
同じ一枚のレイヤーに全ての下地を塗ることもできるのですが、別のレイヤーに分けておいたほうが後から色身を変更する場合、都合の良いことがあるので、いくつかのレイヤーに下地を分けておきました。
下の画面は 顔や手の下地を別のレイヤーに塗っておいたものです。
この上に発光レイヤーなどを重ねて、顔や髪、髪飾りなどを仕上げていきます。
上の画面は 弁才天を一通り塗り終えたところです。
デジタルペイントは一度塗った色を、後から別のいろに変更できる都合の良い機能があるのです。フィルター機能というものがあり、これを使うと色相や彩度、明るさやコントラストなどを後から簡単に変更できるのです。
下の画面二枚はフィルター機能を使って、後から弁才天の色身を変化させたものです。