拙者は、るんるん!

紙工作、ペーパークラフトなどを紹介しています。

撒布

2008年03月04日 | 拙者~

植物には基本的に移動能力がない。ある場所で種子が発芽をすれば、そこに一生とどまるのが基本である。したがって、種子が好適な場所に到達する事ができなければならない。現に親植物が生息している以上、親の足元は好適地であるから、親が自分の足元に種子を落とすのは一つの方法だが、それでは親子あるいは子供同士で無意味な競争をせねばならない。また分布拡大の意味からも、種子はある程度以上、遠くに運ばれる必要がある。

風による散布

水による散布

海流による散布 
 
動物による散布
 動物の体表面にくっつき、運んで貰うための種子を発達させたものもある。果実や種子の一部に粘着物質を出したり、棘や毛で絡み付いたりするようになっているものである。人間の衣服にもよくくっつき、結実期(日本では主に秋)の山野にでかければ、必ず何種類かの種子に絡み付かれ、後で取るのに苦労する。

何かわからんけど、こんなんもあり!ですよね!?!

 子どもの頃、野山を飛びまわっていたら・・・ズボンについていませんでしたか。よ~く見ると、先端部分がカギ状になってます。 これなら付くよね。