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中国時代劇「後宮の涙」第18話 あらすじ

2014年01月29日 19時54分07秒 | 後宮の涙(中)

長公主は沈国公の息女・沈嘉敏を婁昭君に会わせる。婁昭君が宮中一の美しさだと褒めると「宮中一など、人より少し美しいだけです。なれど教養や品格では長公主の足元にも及びません」と沈嘉敏は言う。褒めた沈嘉敏に褒美をやってはいかがだろうと婁昭君に言われ、嘉敏は何でも持っていると返した長公主は、「それゆえ」と婁昭君に耳打ちをする。うなずく婁昭君。

婁昭君は兄の屋敷に滞在すると話す沈嘉敏を、内待局の六品女官にし、適当な役職を与え、宮中にいさせることにする。沈嘉敏は長公主の嘉福殿に住むことに。


皇太后の命で、沈嘉敏が司宝司の管理をすることになる。臘梅は「気を付けよ」という青薔の言葉を陸貞に伝える。沈嘉敏は沈国公の息女、長公主とも親しい、司珍に任命されはしたが、実務はまるでできない、あがめたてて怒らせないようにと。


青薔は沈嘉敏を六品女官にした上、嘉福殿に住まわせた理由を婁昭君に聞く。婁昭君は長公主が沈嘉敏を都へ連れてきたのは高湛に嫁がせるためで、妻となる実家に権勢があれば高湛の力が増してしまうが、沈家あたりの娘なら適当、沈嘉敏は愚かな娘で高湛の妻にふさわしいと話す。

今回の人事が、長公主の希望を叶え、沈国公にも恩を売ることだと理解する青薔。婁昭君は「あの愚かな娘が妃になれば必ず面倒を起こす。妃の不始末は夫の責任になろう」と言う。司宝司に行かせたのも他では面倒になりかねないが、実務は陸貞にまかせ、適当に楽しめると思ったからだった。


仕事場でも休憩場所が必要だと、司宝司に沈嘉敏の荷物が届く。沈嘉敏の侍女・芳華が偉そうに陸貞に命じ、玲瓏や琳瑯たち司宝司の宮女たちは気に入らない。私より格下の侍女のくせに無礼な口を聞くなんて、と怒る琳瑯に「何かあれば陸貞に言えと王尚儀に言われたのよ」と芳華は言い返す。それを聞いた陸貞は、私への侮辱は規則違反になる、司宝司は後宮の要、暴言は控えるようにと芳華を戒める。馬鹿にされたと思った芳華は、沈嘉敏に言いつけに行く。


沈嘉敏の荷物が片付いた頃「陸貞は?出て来なさい」という声が。その声の主は沈嘉敏だった。沈嘉敏を見た陸貞は"あの時の…"と思う。

大した度胸ね、と怒る沈嘉敏。私の侍女を礼儀知らずと罵ったと。しかし侍女である芳華の身分は四等宮女に相当する、一等宮女の琳瑯が叱っても不当ではないと言う陸貞。沈嘉敏は芳華を一等宮女にするよう王璇に頼むことにし、陸貞には自分が来た時、向かえに出なかった罰として、ふた時ひざまずくように命じる。


夜。青鏡殿に戻ってきた陸貞に、嬉しそうな丹娘が「姐さんに謝りに来た人がいるの」と言う。待っていたのは高湛だった。
丹娘を下がらせた陸貞は「ここに何かご用ですか」と冷たく高湛に言う。沈嘉敏の侍女ともめたと聞いた高湛は、嘉敏は妹同然の娘、よく面倒をみてほしいと話す。「よろしく頼む」と陸貞の手を高湛は取ったが、陸貞はその手を拒絶し「話はそれだけ?」と言う。そして沈嘉敏にはきちんと仕えると言い、行ってしまう陸貞。

部屋に入った陸貞は、ひざまずかされたことで足を痛めてしまい上手く歩けない。「高湛、何も分かってない。妹の面倒をみろですって」と膝を摩りながら陸貞は涙を流す。


高湛は嘉福殿に行く。喜んだ沈嘉敏は、長公主が帰れば1人になってしまう、広すぎて寂しくなるから時々来てほしいと言う。私がいなくとも宮女や宦官がいると笑う高湛。帰り際、高湛は司宝司にいる陸貞は私の部下の娘、目をかけてやってくれと話す。顔色を変える沈嘉敏。

高湛が帰ったあと、沈嘉敏は芳華に陸貞と高湛の関係をすぐに調べさせる。


司宝司で、これよりすべて私が管理すると言い出す沈嘉敏。芳華と月華は一等宮女となり、宮女たちには2人の指示に従うようにと。陸貞には蔵の中の宝物を磨くよう命じる。


芳華は規則をすべて変えた上、宝物を持ち出し賄賂に使おうとしている、沈嘉敏が飲むために真珠も取り寄せたと陸貞に話す玲瓏と琳瑯。他の宮女も不満を持っていたが、上の者には楯突いても無駄だと、宝物を磨きながら陸貞は言う。


陸貞は八品女官、まことにあの扱いでいいのかと心配する月華。「よいのよ。真面目ぶって偉そうな態度をとりながら湛兄さんにつきまとっているのだもの。許せないわ」と返す沈嘉敏。その話をどこから聞いたのか尋ねる月華に、沈嘉敏は沈家の遠縁の沈碧に芳華が聞いてきたと言う。


蔵に来た沈嘉敏は、漆盆を灰汁で洗うよう陸貞に命じる。洗えば年代物が台無しになってしまうため、洗えないと言う陸貞。でまかせだと思った沈嘉敏は、玲瓏に灰汁を持ってこさせると、その中に漆盆を投げてしまう。「これで洗えるわね」と笑う沈嘉敏。


陸貞と沈嘉敏は婁昭君に呼ばれる。
仁寿殿へ向かう途中、皇太后が参内した咸安王妃に贈った漆盆のことで憤慨していると陸貞は臘梅から聞く。

婁昭君の前でひざまずく陸貞と沈嘉敏。
漆盆は王妃に贈ったあと、表面が割れてしまっていた。そのせいで斉は王妃に見下され、怒っている婁昭君。漆盆がなぜ割れたのか聞かれた沈嘉敏は、宝物を管理しているのはこの者(陸貞)たちで、落ち度はこの者たちにあると言う。それを聞いた長公主は、嘉敏は着任したばかりで目が届かない、下の者だけを罰して嘉敏を許してほしいと頼む。

「陸貞よ。優秀なそなたが何ゆえかような不始末をしでかした」と言う婁昭君。陸貞と聞き「そなたが陸貞」とつぶやく長公主。臘梅はそんな長公主に気づく。
陸貞は温度の変化で割れたとごまかそうとするが、婁昭君は信じない。仕方なく陸貞は司宝司にある漆器をすべて灰汁で洗ったことを話す。

「何ゆえさような馬鹿なことをした」とわざと大げさに言う青薔。漆器をそのように洗えば台無しになると。「さようか」と言った婁昭君は、愚かな命令を誰がしたのか陸貞に聞く。陸貞は沈嘉敏だと答える。

仁寿殿から出た陸貞は、青薔の助け舟に感謝する。


陸貞が行ってしまい、長公主が陸貞に初めて会ったようでおかしいと青薔に話す臘梅。そのことは青薔も気づいていた。しかし陸貞が味方ならそれで十分だと、問い詰めないことにする。


司宝司に高湛が来る。陸貞と高湛は互いに気づき見つめ合うが、沈嘉敏が高湛に駆け寄り、不快な気持ちになった陸貞は背を向けて行ってしまう。沈嘉敏にまた来ると言い、陸貞を追いかける高湛。高湛が行ってしまい、また陸貞のせいだと沈嘉敏は思う。

陸貞がどこへ行ったのか分からず、陸貞の部屋で待つことにした高湛。しばらく待っていた高湛は、文を白虎の刺繍の入った巾着に入れ、机の上に置くと帰って行く。

夜になり部屋に戻ってきた陸貞は、机の上の巾着に気づく。高湛の文には"君が苦境にあると聞き、心配でここを訪れた。悩みがあれば友として私に相談してほしい。随州へ行った折、鳥兜を見た。煎じると茶のようだが猛毒らしい。君の父上はもしや鳥兜を飲んだのではないか"と書かれていた。はっとした陸貞は、急いで高湛の文を燃やす。
高湛の残していった巾着に顔をうずめ、高湛のにおいをかぐ陸貞。


陸貞は静心院にいる杜司儀に会いに行く。沈嘉敏がなぜ自分を目の敵にするか分からない、それに沈嘉敏は沈碧に近付いている、2人がまた何か企んでいるのでは、と話す陸貞。沈嘉敏は沈碧を一等宮女に昇格し、司宝司へ転属させるそうだと。

心配する陸貞に杜司儀は「来られるのか」と言う。宮女の移動は青薔の一存で決まる、陸貞が頼めば移動はかなわないと話す杜司儀。そして杜司儀は、策略があるとすぐに慌てるのが陸貞の弱みだと言う。

杜司儀は沈嘉敏が上京したのは長広王に嫁ぐためだと話す。司珍としての務めもかりそめのもので、喪が明ければ婚礼を行なうはずだと。驚いた陸貞は、高湛と沈嘉敏の2人の様子を思い出し、ぼんやりとしてしまう。


陸貞は薬を扱う部所と懇意にしている元寿公公に、鳥兜を手に入れられるか聞く。話すことのできない元寿公公は、3日後に渡すと手話のような手振りで返事をする。


沈碧から高湛が陸貞を助け、抱き上げたことを聞き「許せない」と怒る沈嘉敏。月華は「なれど陸貞ではしょせん身分が違います。たとえ殿下が目をかけようと妃にはなれません」となだめると「それより例の計画はどうなっていますか?」と聞く。すっかり忘れていたと、沈嘉敏は「どうしたらよい?人の目を引くような…」と相談を始める。


元寿公公から鳥兜を受け取った陸貞は、それを煎じ、父親が飲んだ茶の匂いと同じ匂いがすることを確信する。さらに、それを飲んだ小鳥が死んでいるのを見た陸貞は"お父様もこれで"と思う。


青薔の竪琴が修繕のため司宝司に運ばれてくる。婁昭君が名家の娘を呼ぶ迎春の宴で青薔が使うと聞いた陸貞は、慎重にするように玲瓏に言う。そこに沈嘉敏が来る。「よい竪琴ね」と言うが、それ以上は何も言わず沈嘉敏は行ってしまう。


湛が自分の贈った観音像をまだ持っていたことを知った蕭喚雲は「湛は私を忘れておらぬ」と嬉しそうに玉翹に話す。
玉翹が沈嘉敏の事を聞くと「あの娘は愚か者よ。陸貞にすらかなわぬ。そんな娘を湛が気に入るはずがない」と蕭喚雲は言う。


迎春の宴が開かれる。
長風の娘・綉に竪琴を弾かせる青薔。素晴らしい曲を奏でた綉に手を見せるよう婁昭君は言う。しかし綉は突然震え出し、婁昭君の目の前で倒れてしまう。すぐに綉が毒で倒れたと分かる。


ーつづくー


やっぱりやっぱりやっぱり沈嘉敏が意地悪してきた!!!
ムッキーーーーーーヾ(`Д´*)ノ
しかし、皆から"愚か者"扱いの沈嘉敏て・・・( ̄▼ ̄|||)
ちょっと会っただけの人たちが分かるのに、どうして長公主は気づかないんだろう(o´д`o)=3

高湛の巾着…翼があったのでただの白虎ではないのかな?

また勝手な解釈で蕭喚雲が満足していたけど、きっと高湛が観音像を持っているのにも理由があるんだと思う( ̄ω ̄;)

迎春の宴で大事件が!!
誰がやったの!?
うわあぁぁぁ、また続きが気になる終わり方(;´д`)ノ"
早く見たーーーい。




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2 コメント

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こんばんは~ (Apple)
2014-01-29 23:03:24
沈嘉敏!やっぱり意地悪でしたね( *`ω´)
長公主の前ではぶりっ子しているのかな!!!
まだまだ意地悪は止まらなそう( ; ; )
湛もまだ気づいてなさそうだし…陸貞が心配

私もあの観音像は何か理由があると思う!
貴重な物!簫喚雲があげたからではないと思う!
まだまだ、湛を諦めないね( ; ; )

あの!鳥兜!!!!!湛が教えてくれたけれど…
元寿公公、手話ですよね?手話って…あったのかな~
この鳥兜が竪琴に塗られていたって事は無いよね?
予告編がーーーーーーー
大丈夫かな?湛が助けてくれるのかな??もう本当に凄く気になるよ~

ミカン!大きなミカンを食べていましたね~
それから、陸貞ヤキモチを焼いているように思います。
自分の気持ちに嘘はいけないですよね!素直になって欲しい!

玲瓏って安藤美姫に似てる(o^^o)私だけかな…
うささん、いつもありがとうございます。
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こんばんは! (time)
2014-01-30 01:40:36
沈嘉敏、お○○さん認定が(苦笑)
本当に酷いですね。
塗り物が可哀そうです・・・

長公主も何も見ていないですし。。。
沈嘉敏も長公主もお嬢さまですよね。。。
青薔が久々にいい人に見えました。

今日はお蜜柑、温州蜜柑というより
オレンジっぽい感じでしたけれど、
お国柄なのか、日本とはちょっと違う
剥き方な感じがしました。

巾着は白虎ですよね。
今日は陸貞が唇を寄せていましたねw

Appleさんへ、ちょっとだけ、
確かに、玲瓏の目元は
安藤美姫に似ているような気がしました~


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