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中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第66話 あらすじ

2014年09月05日 20時38分07秒 | 項羽と劉邦 King's War(中)

陳平は、確かにそちらの領土は広い、しかし民の暮らしは不安定で、領土が広いほど問題も増えると話す。我が漢王は賢明にして徳もある、だからこそあなたがたは榮陽を落とせないと。
項伯は滎陽を境とし、東を楚、西を漢としましょうと条件を出すが、公平だと言うのは項王だけの思い込みだと陳平は返す。周勃も断わっているところに、司馬欣から陳平に文が来たと報告が。会談中だと慌てるふりをする陳平。
項伯は劉邦に会いたいと言うが、陳平はできかねると言う。


榮陽からの帰り。項伯と項荘は漢王から司馬欣への文を手に入れる。その文を戻って項羽に手渡すと、項羽は中を読んだか聞く。項伯は開いていないと嘘をつく。


彭越が項軍の補給路を断つ。項羽は仕方なく餓死をしないために軍を戻すことにするが、怒りが収まらない。
項羽の考えは違ったが、范増は劉邦から挑発されても成皋を守り、命令を待つようにと曹咎に命じ、自分の意見を通す。項羽はそれが気に入らない。

項羽の大軍が現れ、命さえあればまだ望みはあると、彭越は町を捨てて逃げる事にする。


漢軍に罵られ、曹咎は司馬欣に止められても出陣してしまう。
周勃は撤退したようにみせかけ、楚軍を谷に引き込む。谷の両側には漢軍の伏兵がいた。待ち伏せされていたことに気付いた曹咎は、首に剣をあて自害する。


曹咎が出陣し1万人の兵が全滅、成皋は陥落し劉邦が町に入ったと虞子期は項羽に伝える。虞姫を心配した項羽は戻る事に。


成皋を奪い返した項羽は、捕らえた漢軍に虞姫の居場所を聞く。言えば命を助けてやると言われるが、誰も言おうとしない。そこに虞姫を守りきれなかった楚兵が駆けてくる。面目ありません、と言い、自らの命を絶ってしまう楚兵たち。責めてもいないのに亡くなってしまった兵を項羽は手厚く葬るよう虞子期に言う。そして捕虜たちを全員斬り捨てるように命じる項羽。


虞姫を捜し回っていた項羽は、ようやく虞姫を見つける。

項羽の幕舎で目覚めた虞姫は、使用人が何かを隠していると思い問い詰める。仕方なく使用人は虞姫が行方知れずの時、項羽が怒りのあまり捕虜と味方の兵を殺したという噂があると話す。驚く虞姫。

虞姫が死者を弔っていると項羽が来る。戦は本当に人を変えてしまう、昔のあなたはどこにいったの、なぜ今度は私のために人を殺したの?と言う虞姫。虞姫は私が死んでも何の価値はない、町を守った兵とは比べものにならないと言う。しかし項羽は兵は失ってもまた集められるが、お前の代わりはいないと返す。それでも虞姫は民の心が離れれば居場所はないと言う。項羽は噂を信じないように言い、薬を置いて出て行く。

項羽が幕舎を出ると、味方の兵たちの遺体からうつり、疫病の患者が出たと虞子期が知らせに来る。軍全体に広まっていると聞いた項羽は、生きている兵のために遺体を燃やすよう命じる。


項羽は燃やされる遺体を前に「兄弟よ。私が無能なせいでお前たちを連れて帰れず、埋葬もできない」と詫びる。
横に来た虞姫に、兵たちが自責の念で自ら死んで詫びたと話す虞子期。項羽も苦しみ、今も心を鬼にして遺体を燃やしていると。誤解をしていたことが分かり、虞姫は項羽の胸の中で謝りながら涙を流す。


2人が奪ってきた文は司馬欣宛とは思えないと項羽は項伯と項荘に話す。しかし曹咎は死んだのに司馬欣だけが戻れたのは、漢軍と結託していたからだと言い返す項荘。項伯も、以前、漢の様子を探りに行った時、誰もが楚軍が迫っていても平気な様子だった、榮陽が包囲されても劉邦にはそれを解く策があると信じているようだった、そのことから考えても我が軍には敵の回し者がいると言う。それは項王が考えることで、判断を付け加えず事実だけを述べるように言う范増。司馬欣の行動は成皋を守ろうとしただけで間違っていない、裏切りな訳がないと。


范増は司馬欣は忠実だと信じていたが、項羽は秦を裏切り、死んだ20万の兵の事で自分を恨んでいると考えていた。范増は司馬欣は気が小さく、今回の町の守りについて密命を与えていたが、結局、曹咎に強く言えなかったと言う。范増の話す内容よりも、自分に黙って密命を与えていたことに不快を感じる項羽。


司馬欣はひざまずき「罪を犯しました」と項羽に頭を下げる。曹咎を止められず、成皋を失ってしまったと。しかし項羽は配下の意見を曹咎が聞く必要はなく、出撃したのも曹咎が悪いと返す。そして司馬欣を立たせ、私が憎むのは犯してもいない罪で忠誠心があると見せかけることだと言う項羽。司馬欣は「私は違います」と言う。

劉邦は劉邦と手を組んだのか司馬欣に尋ねる。慌てて司馬欣は否定し、項羽は信じると言う。項羽はさらに范増が密命を渡したか聞くが、司馬欣は「いいえ」と答えてしまう。
項羽は軍営を数日出ないように言い、投降したのちに起きた事を総て書き記すよう命じる。司馬欣は疑われていると感じるが、項羽は裏切者を捜すのに役立てるためだと言う。


司馬欣には責任はなく、曹咎が無謀だったために成皋を失ったと言う龍且。項伯は笑い、曹咎は戦場で血を流し献身的に戦って死んだ、辛辣な言葉で死者に鞭を打つのかと言う。言い過ぎた事は認めるが、自分が守っていればこうはならなかったと龍且は返す。しかし今度は虞子期が「王様の責任だと言うのか」と怒りはじめる。鍾離昧はかばおうとするが、龍且は止めると「そういう意味ならどうなんだ」と虞子期に言う。范増はいいかげんにしろと言い、司馬欣には裏切りの証拠がない、項王も無罪と言っている、無意味な争いはやめろと告げる。我ら楚の臣下は一致団結しなければいけないと。それでも項荘は「何を馬鹿なことを。今や司馬欣は檻の中ですよ。自分の罪を書き出している」と言う。


ーつづくー


項羽たちの気持ちがバラバラに…。
項羽もやっぱり司馬欣を疑っているよね。
司馬欣はどうなってしまうんだろう?
このまま殺されてしまったり自害に追い込まれたら気の毒。

范増にも項羽は不満を抱いているみたい…。
誰も信じられない項羽は、つらいと思う(;_;)
安らげないよね。

でも、虞姫の誤解は解けてよかった~(*´ー`*人)
虞姫の着ていた衣装もとても綺麗。



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1 コメント

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命の重さ (Berry)
2014-09-06 21:04:29
命の重さは皆同じのはずだけど、立場やタイミングで色々と、、複雑です。
命乞いしたり、狂人のふりして生き延びるひともいれば、楚の兵たちのように、皆でためらいもなく責任を感じて自害するなんて、、。漢の捕虜たちの一人も命乞いしていないし、こんなにも項羽は怖れられていて誰もが命がないと諦めてしまうのかな。
虞姫の命が、この兵たち分の重さではないし、そこが虞姫も苦悩するところですね。
戦国時代を生き抜くのは大変、、です。
項羽陣営の皆がそれぞれの意見を最後までいえてたないのが、もどかしいです。
劉邦側の司馬氏からの手紙のくだりはお芝居だったのですね?

虞姫の衣装、こちらも素敵です。
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