中国ドラマ「王の後宮」第2話

婚儀を終えた憲宗は、呉皇后の元へ行く。呉皇后は憲宗のためにお菓子を用意していた。それを見た憲宗は、幼い頃、万貞児と一緒に食べた日のことを思い出し、出て行ってしまう。


同じ日に婚儀を終えた万貞児は、"貴妃"となったが、初夜を憲宗と過ごせず寂しさを募らせていた。位など何の意味もないと泣きながら酒を飲む。そこに来ないと思っていた憲宗が。「陛下」と言い、憲宗に抱きつく万貴妃。一生そばに置いてくださると約束して下さいと万貴妃が言うと「約束する。そなたとは何があろうと離れはしない」と憲宗は返す。


夫を喜ばせることが一番大切、陛下が出て行くとは宮殿で不行き届きがあったのでは、と呉皇后を叱る周皇太后。呉皇后は周皇后から言われた好きなお菓子も用意し、出て行った理由は分からないと言う。
早く万貞児という女狐を始末しなければいけないと周皇太后は考える。


呉皇后の前を万貴妃が黙って通り過ぎて行く。「なんて無礼なの。皇后様にご挨拶もしないで」と言う貴嫦 。呉皇后は「おだまり」と言う。


貴嫦と仲のよい春華は、話を聞き「口は慎まないと」と言う。皇后から棒打の刑を与えられてもおかしくなかった貴嫦に、皇后様が寛大でも「分をわきまえないと」と。わかったわ、と言った貴嫦だったが、陛下には婚礼の夜に出て行かれ、周皇太后にお叱りも受け、その上、万貴妃からも無視をされた皇后が気の毒だと言う。「ほら、今言ったばかりでしょ。口を慎むの」と注意する春華。絶対、春華にしか言わないもの、と貴嫦が返すと「ちょっと」と言いながら七巧が現れる。

「春華なら安心だと?皇宮は恐ろしいところなのよ。悪人だけじゃなくて、羊の皮をかぶったオオカミこそ危ないの」と言う七巧。「私の知ってるオオカミなら、とっくに尻尾を出してる」と言い返した貴嫦は、皇后に仕える前は虐められたが、今では怖くないと言う。悔しい七巧は「勝つのは万貴妃よ」と言うと行ってしまう。怒る貴嫦に相手にしないように言う春華。


憲宗の着替えを手伝った万貴妃は、婚礼の日から半月、陛下は皇后に会っていない、私の元ばかりでは皇太后がお怒りになると話す。そして世間の目もあるため、今宵はあちらの寝屋で、と言う。

夜。万貴妃に言われ呉皇后と寝床を共にしようとした憲宗だったが、呉皇后の手に触れだだけで、やはり出て行ってしまう。


御膳房の仕入れ係として働いていた汪直は、頼み込み、万貴妃の宮殿に仕えることに。


また呉皇后の目の前を万貴妃が黙って通り過ぎて行く。そんな万貴妃を「待ちなさい」と止める呉皇后。「側室が皇后に会った時はどうすべきかしら」と皇后が言うと「皇后様は形式に捕われる方ですのね。私は陛下にさえ大げさな拝礼は致しませんの。皇后様が堅苦しい方だから陛下は皇后様の元へ長くいたくないのでは?」と言い返す万貴妃。怒った呉皇后は万貴妃の頬を叩いてしまう。その様子を春華は目にする。

側室ごときが分をわきまえなさい、と呉皇后に言われ、万貴妃は怒りが収まらない。自分の宮殿に戻り、仕えている者に出て行くよう怒鳴る万貴妃。そんな万貴妃に「貴妃様のうっぷんを晴らすお手伝いをしたく存じます」と汪直は言う。

必ず何とかすると言う汪直は、万貴妃の頬を強く叩く。怒りそうになった万貴妃だったが、口元についた殴られた痕に怒りを治める。


憲宗が来た時、わざと大げさに顔を隠しながら泣く万貴妃。顔を見せるように言った憲宗は、万貴妃の殴られた痕を見て驚く。どうか私を貴妃の位から下ろしてくださいと言う万貴妃に、呉皇太后がやったことだと分かった憲宗は「退くべきはあの女だ」と万貴妃を連れ周皇太后に会いに行く。

皇后を退かせると聞き、皇后として迎えてまだ1月だと反対する周皇太后。しかし憲宗は皇后とは相性が悪く10年経とうと変わらない、聞き入れてくれなければ仏門に入ると言い返し、周皇太后はそれ以上言えなくなる。
皇后は位を廃され、南天門に移ることに。


呉皇太后によくしてもらっていた貴嫦は、南天門に移された呉皇后の世話をしていた。心配する春華に、皇后様の元に呼び寄せるつもりだったのに、と謝る。私は平気だから心配しなくていいと言う春華。


汪直を呼んだ万貴妃は、周皇太后が陛下の怒りが収まるのを待って皇后を戻す考えだと聞き「私の願いを叶えてくれるか?」と言う。「やり遂げましょう」と返す汪直。


汪直は呉皇后の御膳に毒を入れる。御膳房から出て行く汪直の後ろ姿を見かける春華。

毒の入った料理を食べた呉皇后は倒れ、口から血を流し亡くなってしまう。そして世話をしていた貴嫦が毒を盛った罪で捕われてしまう。

春華は李尚宮に貴嫦は無実だと訴える。心から尊敬していた皇后様の命を奪うことなどありえないと。御膳房で宦官を見かけたことも話す春華。


貴嫦が捕らえられている牢の外から、春華は貴嫦に話しかける。拷問を受け、つらい体で助けを求める貴嫦。貴嫦の名を呼んでいた春華だったが、背後から何者かに薬で寝かされてしまう。

目を覚ました春華は、空き部屋で手足を縛られ、さるぐつわもされていた。朦朧とし、自分がどこにいるのかさえ分からない。同じ日に宮中に入り、ずっと仲良くしてきた貴嫦を思い"今回も必ず耐えぬいて"と願う春華。

春華は宮中へ上がった日のことを思い返す。名家や役人の娘ばかりが集められていたが、何人かが春華と同じように代役として宮中に上がっていた。手が荒れてマメだらけの手に疑いをかけられたが、春華だけは恩に報いるため口を割らなかった。李尚宮はそんな春華を宮中に置くことを決める。もし運を持って生まれた子なら大物になるかもしれない、と言う李尚宮。

つらい日々を耐えられたのは貴嫦のおかげでもあった。何とか貴嫦を助けようと思う春華。そこに李尚宮が来る。縛られている春華を見て、早くほどくように言う李尚宮。助けられた春華は、貴嫦は無実だともう一度訴える。しかし貴嫦は自害したと李尚宮は言う。衝撃を受けた春華は駆け出す。


ーつづくー


貴嫦は自害ではなく、殺されてました…(；_；)
春華を眠らせ縛った人は誰だろう?誰の差し金というか。
どうして李尚宮は春華のいるところが分かったのかな?春華を捜していたのかな?
とにかく大切な友達が亡くなって、春華が可哀想"(ノ_・、)"

汪直ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
ムッキーーーーーーヾ(`Д´*)ノ
子供の時から何てヤツ!!!
でも…、市場ではあんなにみすぼらしかったのに、どうやって宦官になれたの?
汪直のことだから、お金持ちに取り入ったのかな?
でも、何でもやる汪直が万貴妃側についたから怖い。
まだまだ何かやるに違いない（＊｀ω´＊）

そういえば…意地悪な七巧も万貴妃側につきそう。
そして何かしそう(￣▼￣|||)



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