中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第23話 あらすじ

同じベッドに横になっている心怡に「うちに泊ってお母さんは勘ぐらない?」と張暁が聞く。沈んだ声で「元ルームメイトの部屋に泊まるだけだわ」と返す心怡。「でも突然、外泊なんて変に思うわよ」張暁が言うと、心怡はため息をつき「母さんの頭の中は仕事だけ」と言って張暁に背中を向ける。「それは違う。親の目はごまかせない。我が子だもの」と言う張暁。

心怡は涙を流しながら、母さんも結婚前に妊娠したが父さんが反対して中絶した、中絶後、母さんは立ち直れなかったみたい、私は一生癒えない傷を負うなんて嫌、だからこの子を産みたいと話す。さらに帰国前にいろんな育児教室に通っていた心怡は「子供がお腹にいながら勉強する感覚って不思議な気分ね。あれほどプライドの高かった私に司瀚を追いかける勇気をくれた」と言う。心怡が振り向くと張暁も泣いていた。不思議に思う心怡に「感動したのよ」と張暁は言う。

張暁の胸に顔をうずめ「彼が父さんと同じだったらどうしよう」と言う心怡。張暁は抱き締めながら「大丈夫よ。もし、そうだとしても私がついてる」と優しく言う。


翌日。張暁が自宅から出て来るのを司瀚が待っていた。張暁は避けるように立ち去ろうとしたが、司瀚に止められてしまう。「君のためなら何もかも捨てられる」と言う司瀚。張暁はそれでも「何のことです?」と言い、司瀚を振り払って行こうとする。そんな張暁を抱き締め、司瀚は「一緒に、この街から逃げよう」と言う。辞表を提出したと。張暁は司瀚の手を自分から離し、一歩下がると「それで解決する?」と目を落としながら言う。

「君の他には何もいらない」と張暁に言う司瀚。「僕を好きなのに、なぜ避ける」と司瀚から言われ、泣きながら逃げるように張暁は駆け出す。追いかけてきた司瀚は張暁を後ろから抱き締め「とにかく、もう決めたんだ」と言う。「心怡はどうするの?」と張暁が聞くと、司瀚は彼女にはすべてメールで伝えたと答える。驚いた張暁は、もう一度、何をしたか聞き返すと、司瀚を強く押し「どうかしてる。心怡は妊娠してるの、あなたの子供を」と言う。突然、心怡の妊娠を聞き、司瀚は戸惑いを隠せない。そこに心怡から張暁に電話が。

張暁の部屋に携帯を忘れたと話す心怡。ホッとした張暁は、すぐに届けに行くと言って電話を切る。司瀚に向い「今なら、まだ間に合う」と言う張暁。


カフェに移動した張暁と司瀚。張暁は心怡が妊娠を隠しているのは、子供のことで結婚を迫りたくないからだと話す。「自力であなたの愛を取り戻すって。彼女の愛は本物よ」と。張暁から「責任を取らないの?」と聞かれ、司瀚は「幸せを犠牲にしてまで?」と返す。そんなの幸せじゃない、自分のように父親を失った子にしたい?心怡の唯一の支えはあなただと言う張暁。司瀚は「なら僕たちは?」と言う。

つらそうに「私たちのことは永遠の秘密にして」と言う張暁。「1時間前は一緒に逃げようと君の手を取ったのに…1時間後には僕たちの愛が"永遠の秘密"になった。それほど脆い愛なのか?」と司瀚は言う。張暁は涙を流し「ごめんね。もう決めたの、私だって、すごく悩んだ。でも心怡の方がもっと深い傷を受ける。だからお別れよ」と返す。


心怡を呼び出した司瀚は、いつ妊娠が分ったか聞く。「なぜ、それを?」と驚く心怡。心怡は知ったのは1か月前で、妊娠4か月だと話す。「あなたの心は離れた。でも子供に頼らず愛を取り戻したいの」と心怡が言うと、司瀚は言いにくそうに「子供はどうする」と言う。どう処理するつもりだと。"処理"という司瀚の言葉に傷つき、泣きながら「私たちの子供だっていうのに。私は母親よ。当然、産みたいわ。子供は不用品じゃない」と心怡は言い返す。それでも「満4か月前だったら中絶できる」と言う司瀚。

「もう話すことはないわ」と言い、心怡は席を立つ。そんな心怡を追いかけた司瀚は、父親になる心の準備ができない、頼むから中絶してくれと言う。もう恋人でもないのに産まれた子供はどうなると。「何か事情があるの?」と心怡が聞くと「ごめん。許してくれ」と謝る司瀚。「謝らないでよ」と怒り、心怡はその場を後にする。


司瀚は卓越に電話をかけ、明日のフライト予約してほしいと頼む。とにかくここを離れたい、海外がいいと。


司瀚の辞表を読んだ震天が副会長室に来る。いつになれば分るんだ、お前は康姓を名乗る一番上の息子だ、お前は康家を背負って立つ人間であり、康家の震天グループを継承するのもお前だ、辞職は一族への裏切りだと話す震天。だから、これは受け取れない、と辞表をテーブルの上に置く。そして2日休暇をやる、気分転換してこいと言い、震天は出て行く。
震天と入れ違いに入ってきた卓越が、チケットとパスポートを司瀚に手渡す。辞表の横に投げるようにポンッと司瀚はパスポートを置く。


司宇のバーに来た司瀚はウィスキーを3杯飲む。「大人の男がこんな所でヤケ酒かい?」と司瀚に言う司宇。「痛い所を突かれて、まだ怒っているのか」と司瀚は聞く。「兄さんの痛い所は?孟心怡?それとも張暁?」と司宇は言い返す。最初にボタンを掛け違えると、最後のボタンで最初から過ちだったと気づくと言う司瀚。司宇は「過ちなら、やり直せばいいが、やり直せないこともある。解決できるのは、ただ1人。兄さんだよ」と話す。


涙が止らない心怡から、司瀚が中絶しろと言ったことを聞く張暁。驚いた張暁は、悲しむ心怡にお腹の子供にも影響すると、家に帰って休むように言う。「彼に妊娠のこと話したの?黙ってると約束したでしょ」と張暁に聞く心怡。張暁が謝ると「いいのよ、あなたは悪くないわ。彼に知らせるべきだもの」と心怡は言う。


バーへ行った張暁は、酒を飲んでいた司瀚に「あなた、それでも人間なの?」と言う。心怡から聞いた、ひどすぎると。「心構えができないし、みんなが不幸になるだけだ」と司瀚が言い、張暁は司瀚の頬を叩く。「最低だわ」と言う張暁。君には関係ない」と言い、司瀚はバーを出て行く。張暁は追いかけようとするが「孟心怡が弱い人間だとは限らない。本人たちで解決させろよ」と司宇が止める。


夜。張暁が寝ていると心怡から電話がかかってくる。「決めたわ、中絶する」と言う心怡。明日病院へ行くと。


翌日。心怡は司瀚と一緒に病院へ。
手術前に心怡が血圧を計を測っていると張暁が来る。血圧が高いことが分るが、先延ばしにしたくないと看護師に言う心怡。看護師は先生の判断を仰いでみると言うと行ってしまう。
心怡が司瀚と張暁の手を強く握にぎっているところに心怡の母・孟会長が。

心怡の検査報告を見つけ、駆けつけてきた孟会長。心怡は司瀚をかばい、中絶は自分が望んだことだと孟会長に話す。そして孟会長に帰るように言う心怡は、興奮し倒れてしまう。


司瀚が張暁に戻るように言い「心怡が目覚めたら連絡して」と言って張暁は病室を出て行く。
しばらくして司瀚の名を呼び、うなされていた心怡の意識が戻る。司瀚が6時間も気を失っていたことを話すと、真っ先にお腹の子のことを心配する心怡。司瀚から無事だと聞き、心怡は涙を流し安堵する。


司瀚のバーでカクテルを泣きながら飲む張暁。そんな張暁に司宇は「食事の時、落としただろ。拾っておいた」と言い、木蘭の耳飾りを見せる。受け取り「ありがとう」と張暁は言う。


司瀚は中絶しろと言ったことを心怡に謝り「結婚してくれ」と言う。子供には父親が必要だと。心怡は嬉しくて涙が止らない。


家に帰った張暁は、木蓮の耳飾りを2つ並べてケースに入れる。その時、心怡から電話がかかってくる。これからダイエットしてよ、太ったプライズメイトは困るわ、と話す心怡。プロポーズされたと。複雑な気持ちになりながらも、張暁は祝福する。


翌日。張暁は心怡のドレス選びに付き合う。
心怡は夫が太陽で妻は月、太陽の周りを回る月は夫の好みに合わせないと、と話し、司瀚の気に入るドレスを探す。

ドレスを試着している時、心怡はインドネシア行きの便が緊急着陸したと従業員が話しているのを耳にする。司瀚が乗っている便だと思った心怡は、ドレスを着たまま駆け出す。そこに司瀚が。司瀚に抱きつき「よかった．飛行機に乗っていなかったのね」と言う心怡。その姿を見た張暁は、司瀚が無事で良かったと思いながら、心怡が心から司瀚を愛していることも感じる。
「私も1人の生活に戻らなきゃ」と思う張暁。


司宇のバーに来た張暁は強い酒を飲ませてほしいと言う。しかし方針で女性には強い酒を出せないと言うベル。司宇はもっといいウサ晴らしがあると言い、張暁を外へ連れ出す。


司宇は張暁を家まで送る。張暁は「もう私に関わらないで」と言うが「黒猫巡査はいなくなったけど、君にはまだ友達が大勢いる。俺もね。君さえよければ、そばにいるよ」と言う司宇。張暁は「ありがとう」と言って帰って行く。そんな張暁を司宇は見つめる。


ーつづくー


妊娠→結婚が責任をとることかは人それぞれの考えがあるとは思うけど、司瀚の態度は…(￣-￣;)
中絶もだけど、海外へ逃げようとするなんて…。
このまま結婚しても心怡が幸せになれないような気がする（＊｀ω´＊）

司宇がすごく良い仕事をしました♪
張暁がとってもつらい時に、木蘭の耳飾りを返して。
これで藍蘭と再会できるかな?

張暁は心怡のドレス選びまで付き合って(；△；)
ただでさえつらいのに…切ないです。

黄棣がバーであの歌を!!(*´艸｀*)
あぁ、やっぱり素敵な歌。それに黄棣うまい!!
もっと聞いていたかったなぁ。


今日…殷正が出て来なかった?Σ(￣ロ￣lll)



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