張暁は馬伊諾に殷正と2人で雲南へ行き茶館を開くつもりだと話す。もう会社に関わる気はなく、司瀚にも干渉しないと。張暁は司瀚もあなたの話なら聞くかもしれないと、伊諾に説得を頼む。伊諾は張暁の手をにぎり「分かったわ。やってみる」と言う。そんな伊諾の腕に青あざあることに気づく張暁。張暁が「その手…」と言うと、動揺しながら伊諾は「司瀚は誘拐された時、ひどい目に遭ったの。やっと逃げ出せた時には人が変わってた。最近は悪夢にうなされてばかり。目覚めては自分を痛めつけてる」と話す。だから私の傷なんて大したことないの、今も彼は苦しんでいると。「彼を許してあげて。責めないであげて」と言う伊諾に、張暁はうなずく。
「あなたと出会えて司瀚は幸せね」と言って帰っていく張暁の後ろ姿に"私の妹…さようなら"と思う伊諾。その直後、伊諾は吐き気を感じる。
会議が終わり、役員たちに司瀚は帳簿を調べたら記載漏れが多くあった、前会長の殷正は勾留されていると話す。まもなく裁判だと。
解散後、劉東海は「何か誤解があるのでは?」と司瀚に言う。「証拠もそろっていますが」と司瀚が返すと、そう言う意味ではない、企業イメージが回復してきたのに元会長の横領が発覚すれば我が社のイメージダウンは避けられないと言う劉東海。しかし司瀚は「相手は法を犯したんですよ。かばいきれません」と言うと行ってしまう。
劉東海との会話を聞いていた卓越は、会長室へ行くと殷正の件を説明してほしいと司瀚に言う。俺も殷正は嫌いだ、だが横領するような男じゃない、と。司瀚は「思い込みが過ぎるぞ。殷正のことなど何も知らないのに」と言う。このまま対立を続けるつもりなのか卓越が聞いても、僕は私情に流されないだけだと答える司瀚。
殷正が茶を入れる勉強をしていると警察が来る。「一緒に来てもらいたい」と言われ、手錠までかけられてしまう殷正。
殷正がパトカーに乗せられそうになった時、司瀚が車に乗って来る。降りた司瀚は手錠をかけられた殷正の前まで来ると「どんな気持ちだ?」と言う。実は俺も甘粛で同じ思いをしたと。司瀚から渡された動画を見ていた殷正は、もし結婚式の件がなければ、お前は甘粛に行かず誘拐もされなかった、僕を憎んで当然だ、人を恨みつづける気分は僕も知ってる、この姿を見てお前の気が楽になるならそれで満足だ、と言う。冷静で穏やかに話す殷正に司瀚はイラつく。そんな司瀚に「自分を見失うな」と言う殷正。「今後はお前が自分を見失う番だ」と司瀚は言い返す。そこに張暁が来る。
「僕がいない間も、しっかり生きろ」と張暁に言う殷正。張暁は殷正の額を指ではじき、笑顔で「帰ってきたら私が朝食を作るわ。潔白なんだから、すぐ戻れる」と言う。
殷正が警察に連行されて行き、残った張暁に「本気で奴が潔白だと思ってるのか」と言う司瀚。張暁は「彼を信じてるから」と返しその場を後にしようとする。そんな張暁に「20年は待つぞ」と司瀚は言う。「一生待っても平気よ」と言う張暁。
伊諾は検査薬で妊娠していることを確認する。子供が生まれる、これからは1人じゃない、と思うと、伊諾は嬉しくてたまらない。しかし帰って来た司瀚は、殷正を苦しめたいのに何の手応えもなく不機嫌だった。伊諾は暴れる司瀚を落ち着かせようとするが、司瀚の怒りは収まらず「構うな」と伊諾を突き飛ばす。そこに張暁が来る。伊諾に駆け寄り「大丈夫?」と言う張暁。そんな張暁に司瀚が「俺に何の用だ?」と言う。泣きつきに来たかと。
張暁は司瀚と家の外に出る。「あなたは、まだ"黒猫巡査"?」と張暁が聞く。司瀚は笑うと「懐かしい名前だな。だが奴は死んだ。あの荒野で死んだんだ」と答える。張暁は自分の目を見させ「殷正を罪に陥れ、私たちを引き裂いてうれしいの?」と言う。司瀚は「お前らがどんな目に遭おうが俺は別にうれしくくない。ただお前らを苦しめたいだけ」と返す。張暁は涙を流しながら元のあなたに戻ってと訴える。
「"Z-X(張暁)"。昔には、もう戻れない。こんな俺になったのは君と殷正のせいだ」と司瀚は言う。首を横に振り「違うわ。執着を捨てれば元に戻れる」と言う張暁。「俺はただ公平に殷正の犯した罪を償わせたいだけ」と司瀚は返す。張暁はもう一度、元に戻ってほしいと頼む。しかし「俺が殷正を恨んでる原因は君なんだぞ」と言う司瀚。俺が誘拐されて苦しんでいた時、君は俺を捨てた、だから殷正に復讐してやるんだと。「私たちは終わってた」と張暁は言うが、司瀚には言い訳に聞こえ、愛し合っていたのに裏切ったとしか思わない。
「なら、謝るわ。あなたを本当に愛してた。でも心怡が現れて仕方なく諦めたのよ。ごめんなさい」と言う張暁。「謝罪など要らない」と司瀚は怒鳴る。「なら、どうすれば許すと言うの?」と張暁が言うと「簡単だ。俺は全部、手にした。あとは君だけ。Z-X、殷正を許してほしいか。分かった。奴と別れて俺のもとへ戻れ」と言う司瀚。部屋の中から司瀚の言葉を伊諾は聞いていた。
「それじゃ、殷正を陥れたの?」と張暁が聞く。司瀚は「会社を手放したのは奴だ。奴はもう俺のオモチャにすぎない。どう扱おうが俺の勝手だろう」と答える。「私が拒んだら?」と張暁が言うと「俺が証拠を出せば懲役20年だ」と返す司瀚。張暁は「私はどうすればいい?」と言う。司瀚は張暁の肩を抱き、取り出した携帯で"恋人"と思われるように張暁を笑わせると写真を撮る。そして満足げに「殷正も、この写真を見たら喜ぶだろう」と司瀚は言う。「伊諾を愛してるんでしょ。最後のお願いよ。元に戻って」と言う張暁。しかし司瀚は「俺は君を愛してる。誘拐された時は君のことだけを考えてた。なのに君は殷正に心変わりしてたんだ。なぜ俺の気持ちを考えなかった?」と怒鳴り、聞き入れようとしない。しばらく司瀚を見つめていた張暁は、悲しい涙を流しながら駆けて行ってしまう。
夜。酒を飲んで帰ってきた司瀚が伊諾の寝ているベッドに横になる。司瀚の手が伊諾に触れ、伊諾は自分からその手を離す。しかし司瀚には伊諾の気持ちは分からない。
翌日。張暁との写真を見せ、俺の伝言を伝えろと代理人に言う司瀚。
司瀚は「捕まっている間に、お前の女は俺ものになった。この気分をお前にも味わわせたかった」と思いながら待っていた。しかし戻ってきた代理人は"この写真で…張暁の思いやりをより深く知った。彼女は簡単に心変わりはしない。これを見てつらいのは、彼女に会えないこと。それだけだ。きっと何か事情があるはず"と言う殷正の言葉を伝え「刺激したいだけなら今後こんな役目はお断りします」と言うと行ってしまう。そこに司宇、趙嵐、卓越、劉東海を連れた張暁が来る。
張暁は写真を撮ったあの日の会話をICレコーダーに録音していた。「なぜ、こんなことを?」と司瀚に言う趙嵐。「張暁、よくもハメたな」と司瀚は言う。
張暁は「みんな、あなたを心配してるの。もう、やめて」と言うが、司瀚は「俺がこうなったのは君と殷正のせい。ゲームは始まってる。このまま最後まで楽しもうぜ」と言うと車に乗って行ってしまう。
会社・会長室。劉東海は司瀚に辞表を提出する。驚く司瀚に、私にとって震天グループの後継者は司瀚しかあり得なかった、願いが叶い、ようやくこの子を補佐できると思ったが、私も老いた、人を見る目もすっかり衰えてしまったようだ、と言う劉東海。劉東海は「引き際を心得た方がいい」と忠告して会長室を出て行く。入れ違いに卓越が会長室に入ってくる。卓越も司瀚に辞表を渡す。「仲間なのに俺を見捨てる気か」と言う司瀚に「劉さんの話を聞いただろ。あんたは以前の司瀚じゃない。優しかった司瀚は甘粛で死んだんだ。司瀚ならあんな卑怯なことはしない。もう俺たちの志は違う」と言い去って行く。
司瀚は司宇のバーへ行く。「酒だ。付き合ってくれ」と言う司瀚に「忙しいんだ」と冷たく言う司宇。自分を殷正にハメられた被害者だと思っている司瀚に、被害者なら人を陥れてもいいのか、と司宇は言う。さらに終わりにしないなら自分が調べた帳簿偽造の証拠を裁判所に提出すると司宇は告げる。「つまり兄弟の縁を切ると言うんだな」と言う司瀚。司宇は「ああ。もう兄だと思わない」と言う。
司瀚が家に帰ってくると、荷物をまとめた伊諾が待っていた。藍蘭だった頃はすべてを手に入れようとした、馬伊諾になった私は何もかも手放そうとしたわ、私は藍蘭であり馬伊諾よ、プライドも決断力もある、でも、あなたのそばで尽くすことを決めた、はけ口にもなった、あなたを愛してたから、いつか復讐を諦めると信じてた、なのにあなたは復讐のことしか考えず、張暁にまで手を出す、私の気持ちは?と言う伊諾。伊諾は選択は2つ、私が去るか殷正を許し、2人を雲南に行かせるかだと言う。
「結局のところ、君は殷正を助けたいんだな」と司瀚は言う。それを聞いた伊諾は荷物を持ち、「このまま固執するなら私が訴える。すべてを証言するわ。これで張暁と殷正は結ばれる。でも、あなたは恨んだまま一生を送る」と忠告し出て行く。慌てて追いかけた司瀚は「争い続けても確かに無意味だ。会社も手に入ったことだし、殷正を許してもいい」と伊諾を止める。信じられないと言う伊諾を抱き締め「すべてを失った俺に残されたのは君だけだ」と言う司瀚。君まで失ったらどうなる、行くなと。伊諾は穏やかに暮らすんだという司瀚の言葉を信じ、一緒に家の中へ戻る。
夜。ベッドに横になった伊諾は、子供が出来た事を話そうとするが「また今度にする」と楽しそうに言う。その横で司瀚は"誰もが俺を裏切るのか。構わない。世界中に裏切られてもいい。殷正、必ずお前に真の苦しみを与えてやる。裏切り者には代償を払わせてやる"と思っていた。
翌日。スーパーで哺乳瓶を手に取った伊諾は幸せを感じていた。その時、殷正と張暁が買い物をしている姿を目にする。
司瀚の振る舞いがまるで病気だと、司瀚を心配する殷正。張暁は伊諾がずっとそばにいてくれれば、いつか目を覚ますはずよ、と返す。そんな2人に気づかれないようにしていた伊諾は、2人の後ろ姿を見ながら「きっと幸せになる」とつぶやく。
ーつづくー
司瀚ーーーーーーーーー!!!(*`ω´*)
自分だって心怡が「まだ終わってない」って言ってたのに、張暁のことを好きになっていたから「終わった」で通そうとしていたじゃない。
その時、自分がどんな気持ちだったか考えてみてほしい!!
それに、伊諾に子供ができたことはともかくとして、伊諾とそういう関係になっておいて張暁とよりを戻したいってどういうことなの!?
じゃあ伊諾はどうする気なの?
自分が誘拐されてひどい目にあったからって、伊諾を傷つけていい理由にはならないし。
人のことを言う前に、自分がやっている事はどうなの!?と言いたい!!!
きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっヾ(`Д´*)ノ
こんな司瀚が会長だなんて…震天グループが心配ヾ(・ω・`;)ノ
会社を潰す事になったら、震天がもっと悲しむのに…。
でも殷正が張暁のことを信じて疑わなかったのは嬉しい(*´ー`*人)
あと、張暁のおかげで趙嵐の誤解も解けて良かった。
お母さんに疑われたまでは殷正が可哀想だったから(;_;)
書ききれないことは、また今夜のお茶会でねー!!
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でも赤ちゃんができて哺乳瓶かな?を見ている伊諾が幸せそうに微笑んでいるのを見て司瀚と一緒に幸せになってほしいと祈るばかりです。
あと2話しかない…。張暁&殷正、司瀚&伊諾のカップルが幸せになる結末がいいなぁ。
そのために、無事に赤ちゃんが生まれて、ブラックお兄ちゃんが幸せになってくれたら希望がもてます。
あと少しですね。
韓流だとジェットコースタードラマと言われるように。でも少々ムリな感じも~(^^;)))
藍蘭のきついところがない伊諾は若蘭のようで、整形であんな風に変われるのって思いますが~マア、現代の二人を見るのも良いかな~(^-^)
後、2回にうささんのきゃあぁぁぁがどれだけあるか~スンナリとはいかないぞと思って観るつもり!
張暁&殷正、司瀚&伊諾のカップルが幸せになって欲しいです。
司瀚が自分勝手ですが、最後はね!!
後2話!楽しみたいですが~
ドキドキ、きゃぁぁぁぁぁぁぁが沢山みたいですね。
細かい部分2話で納得いくのか心配もありますが…
タイトル通り輪廻の恋なら、張暁&殷正そして伊諾&司瀚にも幸せになって欲しい!
壊れきって許せないことばかりの司瀚が自暴自棄になって何かしでかしそうで続き見るのがちょっと怖いですが、ドキドキにきゃぁ~もあってハッピーエンドを信じて今から見ますね(*^^*)
失礼しましたm(__)m