銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
玉自寒(玉時間)/静淵王(せいえん)…リウ・ルイリン 烈火山荘の二番弟子
風細細(ふうさいさい)…ウー・ペイロウ 品花楼の妓女
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー 江南霹靂門の若君
刀冽香(とうれつこう)…ダン・スー 刀無暇の妹
有琴泓(ゆうきんおう)…フー・スオ
碧児(へきじ)…グー・シンミン 品花楼の侍女
有琴泓(ゆうきんおう)…フー・スオ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
瑩衣(えいい)…ジン・ポーハン
薫衣(くんい)…マー・ダーヤー 侍女長
蝶衣(ちょうい)…ユエン・ユーシュエン 歌児の侍女
姫驚雷(きけいらい)…チェン・イエリン
裔浪(えいろう)…ファン・イーニン
「運命の伴侶」
歌児(かじ/如歌)は銀雪(ぎんせつ) を山荘に連れていくと玉自寒(ぎょくじかん)に話す。雪公子は父上や兄さんたちだけでなく世間に名の知れぬ私のことまで知っていた、戦楓(せんほう)と瑩衣(えいい)のことも知っていた、だから山荘へ連れて行き正体を確かめたいと。認めてくれた玉自寒に、反対されるかと、と言う歌児。玉自寒は、私はそなたの味方だ、と言う。
明日、出発だと言う玉自寒。戦楓とまだ気まずい歌児が躊躇すると、戦楓兄さんが婚約破棄を申し入れたと玉自寒が言う。戸惑いながらも直接話を聞くため歌児は帰ることにする。
玉自寒は屋敷へ行き、兵符を取ってきてほしいと歌児に頼む。
裏庭へ行き銀雪と会う玉自寒。玉自寒は追っ手から逃れるために烈火山荘へ?と尋ねるが、銀雪は追手など恐れていなかった。烈火山荘へ行く理由を玉自寒が聞くと、私は烈荘主の旧友で烈火山荘を救うためだと言ったら?と答える銀雪。信じられない玉銀雪だったが、銀雪は山荘に行けば分かると言う。
歌児が呼び止めると有琴泓(ゆうきんおう)が、如歌様、と言う。自分のことを知っていたと分かり、楽譜は罠だったのか聞く歌児。有琴泓はふっと笑うと行ってしまう。
歌児は品花楼に置いてもらえたのも雪公子の命令だったわけ?と思う。そこに玉自寒がくる。歌児は頼まれていた兵符を渡す。
女将と風細細(ふうさいさい)に別れの挨拶をした歌児。黄琮(こうそう)は、旦那様はお約束をお守りになる方です、お留守の間に何かあれば屋敷まで、と風細細に話す。
銀雪は歌児と同じ馬車に乗りたいが、歌児にも断られ、玄璜にも止められる。出発を見にきていた刀冽香(とうれつこう)が従者の分際で無礼だと玄璜に怒り、歌児は乗せることにする。
出発した馬車を見つめる刀冽香。声をかけた雷驚鴻(らいけいこう)は、刀冽香が銀雪に惚れていると分かる。天下無刀城は2年前から銀雪を狙っていた。自分の義母にも狙われ、雪公子は不吉な男だぞ、と言う雷驚鴻。雷驚鴻はなぜ命を狙われているか俺と組んで調べないか?と持ちかける。
先回りして歌児たちを待っていた雷驚鴻と刀冽香。2人はお慕いする雪公子を護衛させてほしいと頼む。玉自寒が認め、2人も烈火山荘へ行くことに。
歌児が烈火山荘の領内に入ったことが、父・烈明鏡(れつめいけい)に伝えられる。皆に出迎えの準備をさせる烈明鏡。
平安鎮まで来た歌児たちを姫驚雷(きけいらい)が迎えに来る。刀冽香と雷驚鴻のことを天下無刀城と霹靂門の方だと紹介する歌児。歌児は銀雪のことも文で知らせていた。
歌児たちが烈火山荘に着く。烈明鏡に甘える歌児。嬉しい烈明鏡だったが、銀雪の顔を見て顔色を変える。「お久しぶりです」と言う銀雪。
ー 人々は言う、“人界に烈火、冥界に暗河あり”と。かつて熾烈な戦いの末、暗河宮は烈火山荘の荘主である烈明鏡に敗れ姿を消した。それから19年を経て烈火山荘の権勢は武術界随一を誇るまでとなった ー
父とどういう仲か銀雪に聞く歌児。烈明鏡は雪公子とは昔なじみで、長幼の序に基づけば叔父に等しいと話す。
烈明鏡が、ご用向きは?、と銀雪に尋ねる。かつての約束を果たしに、と答える銀雪。烈明鏡が雪公子を梨院に案内するよう姫驚雷に命じ、皆は驚く。
雷驚鴻たちも逗留することに。
歌児と2人になった烈明鏡は、品花楼で得たものがあるか聞く。なぜ品花楼に行ったことを知っているの?と言う歌児。烈明鏡は碧児を呼び、私の腹心で青龍堂の三堂主だと紹介する。そして碧児のことは口外無用だと口止めする烈明鏡。
銀雪と有琴泓が梨院に案内される。庭には梨の花が咲いていた。姫驚雷は仙道を修められた師匠の旧友が植えられ、花は一年中咲いていると言う。
梨院は貴賓を迎える別邸で、仙道の友人以来、ここに住むのは銀雪で2人目だった。
雷驚鴻たち2人が連れてこられた部屋は埃だらけだった。案内してきた裔浪(えいろう)は、7日後に下部組織の堂主や香主が一堂に会するため空きがないと言う。
裔浪が出て行ったあと、烈明鏡の弟子は、戦楓、玉自寒、姫驚雷の3人、それに娘の烈如歌、加えて養子の裔浪、だが烈如歌が戻ったのに戦楓だけが姿を見せなかったと雷驚鴻が刀冽香に話す。
戦楓が理由で飛び出したと分かった烈明鏡は、品花楼で戦楓の心を取り戻す術を学べたか歌児に聞く。妓女は生きるために人気を争い客は一夜の享楽しか求めない、戦楓と私の仲とは違うと沈んだ声で答える歌児。烈明鏡は早く夫婦にしてやらねばと考えるが、歌児は自分で何とかすると言う。夫婦となる以上、愛されて嫁ぎたいと。
滝の近くで剣の稽古をしていた戦楓に歌児は会いに行く。あなたのことばかり考えていたという歌児に口づけする戦楓。しかし戦楓は口を指で拭うと、品花楼で何を学んだ?つまらない女だ、と言う。戦楓の頬を叩き、本心で言ってるの?2年前、突然変わったのはあの女が原因ね、と言う歌児。戦楓は婚約は破棄すると言い、行ってしまう。
一番弟子の戦楓は烈火山荘の後継者だった。烈如歌との婚約が解消されても烈明鏡は荘主を継がせるか?と刀冽香に話す雷驚鴻。この件は烈火山荘だけではなく武術界が注目している、だから俺たちはなるべく長く逗留し事の成り行きを見届けようと。
姫驚雷から歌児が男と戻ったことを聞く戦楓。梨院にいると知り、戦楓は調べることにする。
戦楓と会った歌児は落ち込んでいた。侍女の薫衣と蝶衣が歌児を慰める。悲観なんてしてないから安心して、と歌児は無理に笑う。
侍女長の薫衣は戦楓の元へ行き侍女を借りる。蝶衣が代わりに戦楓の世話をすることに。
戦楓が2年前に連れて来た瑩衣に、川で洗濯をさせる蝶衣。明日は明日の分があるから、今日中に洗い終えてね、と蝶衣が言う。それを雷驚鴻が見る。
梨院へ行った歌児は、なぜ私と戦楓のことを知っていたの?、と銀雪に聞く。私ではそなたを助けられぬ、命を狙われていたから烈火山荘に身を隠そうとそなたの素性を調べて近づいた、と嘘をつく銀雪。
歌児が出て行きそうになり、つらいなら別れたらどうだ?と銀雪が言う。戦楓は簡単に心変わりする男ではないがね、と。
ーつづくー
刀冽香は銀雪が好きみたいだけど、雷驚鴻との方がお似合い(≧▽≦)
2人のやりとりが面白い(*´艸`*)
銀雪の顔を見た烈明鏡の顔色が変わったのはなぜ?
2人の過去に何があるんだろう。
かつての約束も気になる。
歌児に冷たい戦楓(;д;)
何か原因があると思うけど、歌児が男と一緒に戻って来たと聞いて気になってるみたい。
あとで歌児を傷つけたことを後悔しないといいけど…(;´д`)ノ
梨院に来た時の銀雪が、懐かしそうな顔をしていたような?
気のせいかな…。
もしかして梨を植えたのも銀雪なのかな?
まだまだ謎だらけ。
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