中国ドラマ「封神演義」第27話

とうとう聞仲は自ら討伐に向かうことを決める。
命を失う覚悟で出陣しようとしている聞仲は、紂王に自身で政を行い何事も熟慮の上、執行するように話す。臣下らとの関係も閉ざさないようにと。そしてまた過ちを犯さぬよう、酒も控えるように言う。紂王は出陣する聞仲に気をつけるように言い、送り出す。


姜子牙たちは聞仲の軍が吉立と余慶を先陣に向かってくることを知る。聞仲は武術や法術も優れ、仙人や魔物とも通じ、すぐれた戦士も配下に多かった。戦えば苦戦を強いられると思う姜子牙。黄飛虎や南宮适将軍と策を講じているところに「聞仲の宣戦布告書を携えた者が」と武吉が報告に。

宣戦布告書を持ってきた鄧忠に「承知した。3日後に南門にて開戦する」と本営に戻り伝えるよう姜子牙は言う。


3日後。なぜ道理をわきまえぬ、と聞仲に言われた姜子牙は、それは誤った発言だと言い「王の命令を尊び民意に添い道理をわきまえておる」と返す。姫発を武王に擁立し、主君を欺いた上、逆賊をあおり黄飛虎らを庇護した謀反の罪、そして張桂芳ら官吏を殺した3つの罪を犯していると言う聞仲。しかし子が父の跡を継ぐのは当然だと姜子牙は反論。聞仲は笑うと文王の跡を継いだなら文王と称すべきだと言う。

黄飛虎の妻は王に辱められ、妹は謀殺され己も危険だった、愚王から逃げ他国に身を投じて何が悪いと言う姜子牙。官吏殺害も荒唐無稽、周軍は領土を離れていない、殷群が領土を侵し、兵や民を殺したと。聞仲は黄飛虎に先帝の厚恩を受けた身なら何があろうと謀反するべきではないと言うが、冤罪を着せられた恨みは言葉に尽くしがたいと黄飛虎は返す。

いよいよ戦いが始まる。
聞仲の投げた剣が姜子牙に傷を負わせ、さらに竜巻をおこされ周軍はなす術もなく圧倒されてしまう。


被害が大きく土気も損なわれてしまい応戦が難しいと考えた姜子牙は、明日、免戦牌を掲げ良策が浮かぶまで城を堅守すると姫発に。


今日の戦いで姜子牙が明日から城を出て来ないと思った聞仲は、計略を逆手に取り、西岐を固く封鎖し兵糧攻めにしてから落とす計画を立てる。その計画を話ている時、申公豹が。
逃走を謀ったと思われていた申公豹は、姜子牙が宝を取りに行くと知り宝を奪おうとしたが、南極仙翁に見破られ玉虚宮で罰せられていたと釈明。逃走などとんでもないと。それでも軍法で裁くと言い、聞仲は申公豹を拘束するよう命令する。申公豹は同門の聞仲に、師匠が自分を下山させたのは師匠より忠告があるからだと言い出す。

師匠からの忠告を聞くため、申公豹と2人きりになる聞仲。しかし、実は師匠に背いて下山してきたと申公豹は言う。怒った聞仲だったが、申公豹は砦は内側から破壊するのが最も有用で、周を破壊させるには内乱を起こす必要があると言う。申公豹が内部にいる間者で内乱を起こし、聞仲が城外から攻め討伐するという案に、内外呼応の作戦で当たれば周を必ず滅ぼすことができると思う聞仲。


今は攻めより守りだと思った姜子牙は、武吉に5千の兵馬を指揮し、長槍、火矢、大砲、砲弾、強弓、灰瓶を東西南北の楼閣に運ぶよう命令。哪吒、金吒、木吒、竜鬚虎には500の兵馬を率い東西南北の楼閣へ行くように言う。


鳳来の前に久しぶりに現れた申公豹は、太姜を利用して姫発に気に入られ、意のままに動かすように言う。そして姫発と姜子牙を対立させるようにと。


鳳来は白木耳汁を作り姫発に持って来る。甘えたように話しかけるが、冷たくされ鳳来は泣き出してしまう。仕方なく、鳳来の手から白木耳汁を食べようとする姫発。そこに子嫻が姜子牙と黄飛虎が拝謁に来ていると姫発を呼びに来る。

西岐が殷軍に包囲されてふた月が経っていた。兵糧も尽きかけ、何か策があるか黄飛虎、散大夫、南宮适将軍に聞く姜子牙。南宮适将軍が2つの案を出すが、民に不安が広がり殷軍に知られれば害も大きいと姜子牙は却下する。2つの意見を否定され、自分を信じないからではないかと疑う南宮适将軍。黄飛虎と散大夫はそうではないと言い、姜子牙は妙計があると言う。


薬を入れた酒を鳳来は姫発に飲ませる。その酒を飲んだ姫発は顔が火照り、心がざわめきだす。そして鳳来が妲己に見えてしまう姫発。さらに鳳来が息を吹きかけ誘惑を。姫発の衣装を脱がせようとする鳳来。そこにまた子嫻が来る。「南宮适将軍が拝謁に」と言う子嫻の言葉に我に返った姫発は慌てて鳳来から離れる。

食糧が10日しか持たないことが分かり姜子牙に策を出したが否定されたと南宮适将軍話す。何の策も出さない姜子牙が、数日のうちに出撃し聞仲を撃破して包囲を解くつもりではないかと。そして、もし負ければ、西岐が憂き目に遭うのでは、と心配し、姫発に決断してほしいと言う。

おそらく姜子牙には策があると言う姫発に、前回の戦いで大敗を喫した姜子牙の追放を老太后が望んでいると言う南宮适将軍。王族の者たちも姜子牙と黄飛虎を差し出し、殷軍を退かせるよう言っていると。南宮适将軍から決断を迫られた姫発は、早く姜子牙が策を編み出し救ってくれることを願う。


姜子牙は崑崙山へ助けを求める書簡を四不像に届けてもらうことに。四不像に話しかけている姜子牙に声をかけてくる子嫻。四不像に乗りたいと子嫻は言うが「機会はこれからもある」と四不像だけを行かせる。


四不像が返事を持って戻ってくる。そこには食糧は用意し、明日にも楊戩に届けさせると書いてあった。楊戩は一番弟子で、今後は周に留まり姜子牙の指示に従うと。
姜子牙は「そなたと友になりたいそうだ」と四不像に子嫻を紹介。四不像はうなづき「これからは親友ね」と子嫻は喜ぶ。


国の食料庫が底を尽きそうになり、老太后が様子を知らせるように言ってると散大夫が姜子牙に。老太后との約束の日まであと2日あると返す姜子牙。食糧は調達中で、まもなく届くと。姜子牙の言葉が信じられない南宮适将軍。そこに楊戩が食糧を届けに来たと連絡が。

持ってきた食糧を見せる楊戩。手に持てるほどの器に入っている米を見せられ「たったこれだけか」と言う南宮适将軍。しかし楊戩はこれで西岐軍の1年分になると言う。楊戩は南宮适将軍と一緒に食料庫へ行く。


老太后は4人の息子と2人の孫がそなたのせいで死に、さらに食糧も断たれていると姜子牙に怒っていた。


楊戩が食料庫に行くと、食糧が尽きかけているのを知り、胡安が全て持って行くと大騒ぎしていた。楊戩は再び持ってきた米を取り出す。あまりの少ない量に悪ふざけだと思う胡安。そんな胡安に袋を出すように楊戩は言う。


ーつづくー


聞仲はやっぱり敵なんですよね…。
良い人なのに、すごく残念。
先帝への忠義、恩義があるので、それは立派だと思うけど胸がちくちくしちゃいます(；_；)

あと心配なのが老太后と姫発。
老太后は姜子牙を受け入れられないんですね…。
姫発はとにかく危険危険ヾ(・ω・`;)ノ
でもやっぱり妲己が好きだったんですよね!?
子嫻と結ばれるといいなぁって思っていたけど、妲己が好きだったのなら、妲己が助かったら一緒にさせてあげたい!!伯邑考のためにも。
でも…本当の妲己はもういないのかな?(TωT)

みんながお待ちかねの韓棟さん(私も待ってたよー!!)が登場です(*´ー｀*)
九爺の時とは表情も違い、いい感じ。
これから留まるみたいなので楽しみです(*⌒ー⌒*)



最近ますますドラマの内容を表現するのが難しくなってきるのですが、ちゃんと通じてますかー(;´д｀)ノ
大丈夫ですか?
大丈夫じゃなくても、これ以上は無理なのですが…ってオイ。




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