中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第3話

後宮へ向かった甄嬛と安陵容は、側室の通る偏門へ。甄嬛の宮が碎玉軒だと知り、一瞬、顔を曇らせる芳若。甄嬛たちは自分たちの宮へ行く。


安陵容の宮の近くには選考の時にもめた夏冬春の宮もあった。安陵容を見るなり「選ばれたの?最悪だわ」と言い出す夏冬春。


碎玉軒に甄嬛が来ると、側仕えたちがひざまずいて出迎える。梨の花を細かい玉になぞらえ碎玉軒というと聞く甄嬛。庭には皇后から贈られた桂花もあった。
甄嬛は東の宮に淳常在が入ったことを聞く。

掌事宮女の崔槿汐から側仕えを紹介されれた甄嬛は「私のお付の者には何より忠義を重んじる」と言う。
崔槿汐は碎玉軒にくる前は先帝の側室・太妃付だった。「今後は康公公とあなたがたよりよ」と言う甄嬛。着替えるため崔槿汐を下がらせると、家から連れてきた浣碧と流朱と3人きりに。腰をポンポン叩きながら「座りましょう、堅苦しすぎるわ」と甄嬛は言う。

座った甄嬛は2人の手をとり、これから一緒に後宮で過ごしていく2人に「信頼できる人がいなければ心細かったと思うわ。私たちは運命を共にする仲ね」と話す。流朱は姉妹同然の甄嬛を必ず守ると言い、甄嬛も2人を守ると言う。


甄嬛の元に皇后と華妃からそれぞれ贈り物が届く。華妃の翊坤宮から来た周公公に会う前に、華妃は皇后に匹敵する勢力があるため気を抜かないよう崔槿汐から言われる甄嬛。
甄嬛は受け取った贈り物を記録して庫房へ持っていくように崔槿汐に言う。
沈眉荘の品も同じくらいで、安陵容には何もないようだと報告する流朱。「家柄のいい小主を味方に引き入れる気ですね」と浣碧が言う。


皇后からの贈り物を受け取り、夏冬春は上機嫌に。安陵容に贈り物が届かないのを見て「自分の家柄を恨むことね」と笑う。そして安陵容に自慢するように「さすがの華妃娘娘の品も見劣りするわ。皇后娘娘の生地を仕立てて拝謁した時に皇后娘娘にお見せするわ」と言う夏冬春。しかし、その言葉を華妃の側仕えの周公公が聞いていた。


夜。碎玉軒に淳常在が訪ねて来る。まだ14歳の淳常在は、点心を美味しそうに食べ両親が恋しいと話す。淳常在に空腹の時は来るように言う甄嬛。


安陵容が歌を歌いながら刺繍をしていると、また夏冬春が「歌で陛下の気でも引きたいわけ?」と嫌味を言う。
彼女がいる間は外に行くと、安陵容は甄嬛の宮へ。

碎玉軒には沈眉荘も来ていた。同じ宮の敬嬪娘娘は話の分かる方だと楽しそうに話す沈眉荘。安陵容の様子はどうか聞かれるが、安陵容は「何とも言えません」と答える。甄嬛と沈眉荘には家から連れてきた側仕えがいたが、それも安陵容にはいなかった。一緒に碎玉軒に来た宝鵑以外は幼くて使えないと聞いた甄嬛は、自分の側仕えの菊青を安陵容に仕えさせることにする。沈眉荘も似合いそうな生地があると来月届けると言う。
二人への恩にひざまずく安陵容。すぐに甄嬛が立たせ、3人は手を握り合う。


皇后、側室への顔合わせのため、甄嬛たち新しい小主は景仁宮へ。
遅れてきた華妃は、昨夜は陛下の政務に付き添って、起きようとしたらゆっくり寝てろと言われたと言う。華妃の態度を見て「華妃って相当威張ってるわね」と隣の小主に小声で言う夏冬春。そんな夏冬春を見る華妃。

王妃への挨拶の後、華妃に挨拶をする小主たち。ひざまずかせたまま華妃は皇后とわざと話始める。皇后に言われ「すっかり忘れていたわね」と小主たちを立たせる華妃。
華妃が夏冬春の生地を高そうだと言うと、嬉しそうに皇后から頂いたと夏冬春は答える。

沈眉荘は雅で、甄嬛は質素な身なりでも美しさは隠せないと華妃が言うと「華妃娘娘は天香国色です。蛍ごときが輝きを競えましょうか」と言う沈眉荘。それに対し「天香国色とは皇后を表すのでは?」と華妃が言うと「皇后娘娘は太陽であり、華妃娘娘は輝く明珠。まばゆい限りです」と甄嬛が助ける。

帰り。皇后だけではなく華妃まで持ち上げるなんて敬服するわ、と夏冬春が甄嬛と沈眉庄にからんでくる。もらった褒美を小主たちにも贈ろうと思っていた沈眉荘は「気に入ったものがあれば先に選んでいいわ」と言うが「あんな褒美、珍しくもないわ」と言う夏冬春。その様子を見ていた華妃は衣装のことでも気に入らなかった夏冬春に「皇后の後ろ盾でも得たつもりかしら」と思う。

安陵容の言葉でみんなに笑われたと思った夏冬春は安陵容を殴ろうとする。その手を周公公がつかみ、ゆっくりと歩いてきた華妃は傲慢で生意気な夏冬春に「今年の紅葉は色づきが悪い」と"一丈紅"を与えると言う。己の血で色づかせてもらうと。"一丈紅"とは宮中の刑罰で、厚さ2寸、長さ5尺の板で腰より下を血糊に染まるまで打つというものだった。遠くから見ると一筋の紅が美しいので"一丈紅"と呼ぶと周公公は言う。夏冬春は謝るが、華妃は許さない。


"一丈紅"という刑罰を聞き、安陵容は震えが止まらない。甄嬛は華妃がどれほど残酷かを実感する。
甄嬛や沈眉庄、安陵容が宮へ帰ろうとした時、慌ただしく宮女が通り過ぎて行く。井戸の中に何かがあると分かった甄嬛が中をのぞくと、宮女が沈んでいた。悲鳴をあげる甄嬛。


井戸で福子の死体が発見されたと聞いた皇后は、江福海を翊坤宮に行かせることに。江福海はもう1つ華妃が夏冬春に"一丈紅"を与えたことを報告する。


井戸の死体を見た甄嬛は、青ざめながら碎玉軒に戻ってくる。新しい小主も明晩より伽の準備するよう皇后から連絡が来たと話されるが、甄嬛は食欲もない。


江福海が来ると「ちょうどよかったわ」と華妃は言い出す。「皇后の後ろ盾があるから福子は鼻持ちならないの?」と言い、華妃は髪をといていた時、福子に顔を傷つけられ、少し叱っただけで逃げ出しまだ戻ってこないと言う。江福海が福子が死んだことを伝えると「死んだ?」と言う華妃。


ーつづくー


遠くから見ると一筋の紅が美しいので"一丈紅"と呼ぶって…Σ( ° △ °|||)
そんなの美しく見えないよぉ。
この刑罰が終わっても華妃から嫌われた夏冬春はどうなってしまうんだろう…。

あと安陵容の性格が心配。
ストレスで病気になったりしないといいんだけど…(；△；)

楽しみにしていた淳常在も登場しました(*´ー｀*)
やっぱり何となく可愛かったです～。
点心を美味しそうに食べていたので、私まで食べたくなっちゃった(*´艸｀*)
天真爛漫で、これからもホッとできる存在になりそう。

あとね井戸の中にいる福子が怖かったーヽ(＠ω＠；)ノ
やっぱり殺されてしまっていたのね…可哀想。
たったあれだけのことなのにー"(ノ_・、)"

崔槿汐役の女優さんもクィーンズの時よりこのドラマの方が私には合っているように思いました(*⌒ー⌒*)
優しそうな人でよかった～。




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