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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第22話 あらすじ

2020年02月18日 10時44分37秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「年姝媛の策略」


年姝媛が火事で亡くなったと聞き、取り乱す胤礽。放火したと疑われた六喜は、瑶君の無実を示す証拠を探すため安置房を通りかかっただけだと言う。それを証明することはできず、胤礽は六喜を牢に入れ拷問をするよう命じる。


鎖で繋がれた六喜に恵妃が会いにくる。「瑶君が無実だという証拠はない。残念ながら第八皇子の正室にはなれぬわ」と言う恵妃。お前ができるのは全ての罪を背負うこと、さもなければ2人とも厳罰は免れない、と。
恵妃がいなくなり母に不孝を詫びた六喜は、自ら罪を認める決心をする。


年姝媛のことを聞いた年羹堯が安置房へ駆けてくる。年姝媛の遺体の側には胤礽がいた。亡くなったことが信じられない年羹堯に、胤礽は指輪を見せながら「姝媛に贈った指輪だ。私から贈った指輪が遺体のそばに…」と泣きながら話す。年羹堯も「可愛い妹よ。お前が死ぬはずがない」と泣き崩れる。


梁九功が「午前までお越しいただけますか」と胤礽を呼びに来る。しかし、つらさで酒を飲んでいた胤礽は「誰とも会わぬ」と言う。小林子は「陛下にお時間をいただくよう、お話し願えますか?」とそっと梁九功に頼む。


年遐齢の屋敷に胤禛が訪ねてくる。年姝媛の事故に心を痛め、体調を崩していた年遐齢。胤禛は文を渡し「私が帰ったあとに読んでもらいたい」と言う。

年羹堯もずっとふさぎ込んでいると聞き、胤禛は会いに行く。酒を飲み、つらそうな年羹堯に「ここに来たのは、そなたの父に文を渡すためだ」と話す胤禛。年羹堯が「文とは一体どんな?」と尋ねると、胤禛は「あとで読むとよい。だが、決して他言せぬよう」と言う。胤禛は復唱させると帰っていく。


雍親王の屋敷。年姝媛は胤禛に助けられ生きていた。感謝する年姝媛に「あまりに無謀だ。1人で調べるとは」と怒鳴る胤禛。胤禛は「皇宮では、そなたは死んだことに」と話す。「殿下は取り乱しているのでは」と年姝媛が心配する。胤禛は「胤礽兄上以外、頭にないのか。兄上が激しく悲しむほど、下手人は警戒を緩めるはず。よいことだ」と言う。そんな話をしていると蘇培盛が来る。

蘇培盛は「火を放った者が慎刑司に」と2人に伝える。年姝媛が誰か聞くと、宦官の六喜だと答える蘇培盛。年姝媛は瑶君の弟分の六喜が証拠を消すはずはないと言う。しかと調査する必要があると思った胤禛は、遺体に手がかりがなかったか年姝媛に尋ねる。年姝媛は「劉さんは徳妃に長く仕えていて、皇宮での礼儀にはとても厳しいはずです。でも遺体を調べたところ、左手の人差し指の爪が折れていました」と話す。井戸以外で殺されたかと、と。


夜。胤禛と年姝媛は瑶君の居所へ行く。「下手人は瑶君に近い者だ。ここから調べよう」と言う胤禛。年姝媛が頷いたところで足音が聞こえ、2人は急いで隠れる。
部屋から出て来た女官・百蕪が外へ出て行く。瑶君の居所を見に来た胤禩が現れ、胤禛と年姝媛と一緒に3人で百蕪を追いかけることに。


百蕪は宦官にある物を渡し「取り分は3割よ」と言う。「命の危険を冒して売るのに3割だけ?」と断る宦官。百蕪は4割にし、宦官は引き受ける。
百蕪と別れた宦官を呼び止め、隠した物を出すように言う胤禛。宦官が出したのは、康熙帝が瑶君に贈った腕輪だった。「これをどうする気?」と年姝媛が聞く。宦官は「百蕪が売るようにと」と答える。私は時折、宦官の代理で物を売り一部の報酬を得ています、と。胤禛は宦官を胤禩に任せ、年姝媛と百蕪の居所へ向かうことにする。


百蕪が下手人なら一番恐れるのは年姝媛だと思う胤禛。幽霊のふりをした年姝媛は「私の命を返してちょうだい。よくも殺したわね」と言って、寝ていた百蕪を起こす。年姝媛が自分を殺した理由を聞くと、ひざまずき「劉さんの死因がばれると怖くなったの。それで、つい殴って…。必ず弔いますから、どうかお許しを」と何度も頭を下げる百蕪。その間に外に出た年姝媛は、胤禛に「下手人は確定ね」と言う。


年遐齢の屋敷。父の体を心配する年羹堯に、年遐齢は「折を見て姝媛を棺に入れてやれ」と話す。「私にはまだ、あきらめがつかず…」と涙をこらえる年羹堯。年遐齢は胤禛の持って来た文を年羹堯に読ませる。文には“年家の千金、一事を求む 姝途同帰にて、父の愁いを解く 媛、尽く早日に故里へ帰り 安康にて、この生に愁いなし”と書かれていた。年羹堯が意味を尋ねると「各行の最初の文字を全てつなげてみろ」と言う年遐齢。“年姝媛、安らかなり”となり、ようやく年羹堯は理解する。年遐齢は「何らかの事情で姝媛は外に出られぬのだ。ともかく我々は芝居を演じ終えねばならぬ」と言う。


瑶君の居所に来た胤禛は、女官たちを全員外に集め、蘇培盛に部屋の中を探させる。そして蘇培盛は床に落ちいてた爪を見つける。


徳妃の前に連れてこられた瑶君と六喜。瑶君と六喜は互いにかばい合う。徳妃が「この2人を…」と言いかけた時、胤禛たちが百蕪を連れてくる。
年姝媛が「事の発端は百蕪が腕輪を盗んだ事でした」と話し始める。それを見た劉が声をかけ、驚いた百蕪が腕輪を落として割ってしまう。下賜品を盗んだあげく割ってしまった百蕪を徳妃の元へ連れて行こうとした劉。百蕪が懇願しても劉は許してくれず、死罪になるなら道連れにしようともみ合いに。そして誤って百蕪は劉を殺してしまう。

「言いがかりよ」と言う百蕪。胤禛は百蕪が青玉の腕輪を持っていたため、幽霊を装い本音を探ったと話す。それでも百蕪がしらを切り「火事が起きる前、劉さんの爪が折れていたのを見て、疑問に思うと同時に背後から殴られました」と話し、百蕪と瑶君の部屋にあった爪の破片を徳妃に見せる年姝媛。劉さんがあの部屋で息絶えた証拠かと、と。さらに取引をしていた宦官が連れてこられ、徳妃に腕輪が見せられる。

「昨晩、この腕輪を売るよう百蕪に頼まれました。取り分は4割でしたが、あまりに貴重なため恐れ多くて売れず…」と証言する宦官。胤禛が「この者は重要な証言をしました。命は助けてやってください」と頼み、徳妃はひとまず死罪は免じ、杖刑20回に処すことに。百蕪は言い逃れができなくなり「全て私がやったことです。私が劉さんを殺し、瑶君に罪をなすりつけました。納得できなかったからです」と言う。そして「決して美貌に差はないのに、なぜ第八皇子の妃に?全て露見した以上、お前も破滅させてやる」と短刀で瑶君を刺そうとする百蕪。しかし六喜が瑶君をかばい、代わりに刺されてしまう。

「この女を連れ出し、打ち殺せ」と命じる徳妃。六喜は瑶君の腕の中で「哀れな母さんの事だけが心配だ」と言う。泣きながら「必ず面倒を見る。私にとっても母親同然ですもの」と約束する瑶君。「よかった」と言うと、六喜は亡くなる。


雍親王の屋敷。ため息ばかりついた年姝媛は「分からぬのです。権力と地位は、それほど重要ですか?欲しがる人もいれば、逃れたくても逃れられぬ人もいます」と胤禛に話す。胤禛は「他人の立場や苦しみは理解しがたいものだ。私たち2人もそうだ。立場が違う者が互いを理解するのは、無論、容易ではないがな」と言う。年姝媛は「もう遅いので、私は失礼します」と言う。「行くがよい」と胤禛が返し、年姝媛は急いでその場を後にする。


毓慶宮。駆けて来た小林子が、胤礽に年姝媛が生きていたことを伝える。身支度もせず、飛び出して行く胤礽。


胤礽は年姝媛を抱きしめ「私がどれだけ悲しんだと」と言う。下手人を油断させるため、誰にも明かさなかったと詫びる年姝媛。


身支度を済ませた胤礽は、隠してあった指輪を年姝媛の指にはめ肩を抱く。そして「この指輪を、もう二度となくすな」と言い、口づけする胤礽。


索額図が康熙帝に「青海巡撫から早馬で報告があり、郭羅克で反乱が起き、知府が殺されたとか」と伝える。


大臣たちに郭羅克で反乱が起きたことを話す康熙帝。「平定に向けて何か策を出せ」と康熙帝が言うと「郭羅克は他部族との衝突が極めて多いと聞きます。そこで過去に衝突のあった部族を離反させ、郭羅克を孤立させ力を弱めます。さすれば他の部族も郭羅克に宣戦し、我らは戦わずして勝利を得られるかと。同時に地方部族を分散させ、統制強化にもつながります」と話す年羹堯。年羹堯は「どうか5千の兵を私に。今すぐ乱を平定して参ります」と言う。

康熙帝が5千の兵で勝つ自信があるか聞く。年羹堯は「岳飛将軍が述べたように、敷いた陣をどのように使うかは心次第です。大切なのは兵の質かと。3月(みつき)以内に収める自信があります」と答える。他の者に意見はなく、康熙帝は年羹堯を平西大将軍に任ずる。「日を選び、出征せよ」と年羹堯に命じる康熙帝。


四川で兵馬を集める許可が出た、と年羹堯は年姝媛に話す。すでに兵糧の準備も始まり、内密の調査のため今夜出立すると。「危険な戦になりそうね。どうか、気をつけて」と言う年姝媛。そんな2人の会話を陰から温憲公主が聞いていた。


恵妃は瑶君と一緒に御花園の桃の花を見に行く。そこで散歩をしていた康熙帝と会う恵妃たち。康熙帝は瑶君の顔を見て驚く。恵妃は「納蘭家の養女・瑶君です」と紹介する。康熙帝は「そなたが?」とつぶやくように言う。


ーつづくー


年姝媛は胤禛に助けられていたのね。
どうやって助けられたのかも見てみたかったな(*´艸`*)
妹思いの年羹堯もよかった!!

幽霊のふりをした年姝媛が面白くて(≧▽≦)
最後、ちょっとだけキョンシーだった!?

あんなにガタガタ震えていたのに、しらを切る百蕪てすごい( ̄▼ ̄|||)
そして、六喜がぁぁぁぁぁぁ。
ここで亡くなるとは思わなかった(;д;)
ずっと一緒に頑張って来た瑶君は幸せになれそうなのに…。
切なすぎる。

康熙帝は瑶君を見つけてどうするつもりだったんだろう?
側室にするつもりだったのかな…。
恵妃たちも、もう康熙帝に会わせてもいいという判断なのね。



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1 コメント

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突っ込んでしまう(汗 (えりこ)
2020-02-22 01:18:15
“年姝媛、安らかなり”
日本語的に捉えたらどうしても死んじゃったイメージが強いですわ~。
「安らか」を「健やか」となるようにしたらと思うけど第三者が見たらあっさり解読してしまうかな?

幽霊作戦ですが、諍い女達の後宮でも柳涵香がノリノリでやってた手口と同じ(笑)
しかも仕掛けられた相手の怯えるのなんのって。
今回さっさと逃げないと二人とも悠長にキャッキャウフフと構え過ぎと思いました。
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