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中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第68話 あらすじ

2014年09月09日 20時19分07秒 | 項羽と劉邦 King's War(中)

范増は楚軍で項王に次ぐ人物、その范増を消すという陳平の話に驚く丁公。丁公は陳平の考えなのか漢王(劉邦)の考えか聞く。漢王も項王も関係ない、楚軍にいた時、范増のせいで項王に殺されかけたと返す陳平。


范増は雪の降る中、項羽の幕舎の前で待ち続けていた。しかし、会おうとしないため、諦めてその場を後にする。


翌日。2度も使いを出したが軍議に范増が来ない。昨夜、寒風にあたったせいでは、と虞子期は言うが、気に入らない項羽は「ならば軍議は始めない」と言う。


范増を迎えに行った鍾離昧は、意地を張り合わないように言うが、范増は動こうとしない。まずは榮陽を攻め、劉邦を捕らえれば噂も消えると言う鍾離昧。しかし范増は、榮陽の攻略など簡単だが、楚の天下が来た時、本当に功があった者たちは項家の邪魔になると話す。大きくため息をついた鍾離昧は「役目が終わればお払い箱ですか」と言う。それでも楚の天下統一のためなら死んでも構わない、私の役目は楚の項王を補佐することだと言う范増。


范増は支えられながらに軍議に出る。
守りに入ろうとする項羽に范増は「すぐに攻めるべきだ」と言う。しかし「軍師こそ守って勝つ主義なのに、なぜすぐに攻めろなどと?」と項羽は言い返す。項荘も薄らと笑い「そうか分かったぞ。ここへ呼んだのは私を怒らせたかったのか」と怒り、咳が出始める范増。まさか、と言いながらも、軍馬が逃げ、係の者の処罰を、酒を飲み人と犬を傷つけた者への裁きをしてほしいと言い出す項羽。あまりの仕打ちに耐えられなくなった范増は、このような事で二度と私を呼ばないでくれと言い出て行く。


虞子期は項羽の幕舎を訪ねたが、項羽は留守で虞姫しかいなかった。仕方なく虞子期は項羽を説得してほしいと虞姫に頼む。しかし「無理よ。時々、子供みたいに誰の言うことも気かなくなるの。性格は変えられない」と言う虞姫。そこに項羽が帰ってくる。
虞子期は范増のことを話そうとするが「亜父とは戦略が異なるだけだ。私たちの仲が悪いかのように思われているが、そんなことはない」と言う項羽。


項羽と范増の仲はもう終わりだと丁公は陳平に話す。しかし范増がまだ楚軍にいると聞いた陳平は「それでは意味がない。あの金はどぶに捨てたも同然だ」と言う。そして范増が目を覚ませばお前は捕まる、その時に慌てても遅いぞ、と言う陳平。


丁公は項羽と面会し、范増を殺さねば楚軍が危険だと話す。項羽は剣を突きつけ「何様のつもりだ」と怒鳴るが、范増は楚軍や王様を裏切った、軍中で皆が噂をするのは真実だからだと言う丁公。項羽は丁公を蹴飛ばし、帰るよう怒鳴る。


馬車に乗り、范増は楚軍から去る。追いかけてきた鍾離昧は「行かないで下さい。楚国や王様のためにも」と頼むが、楚国も項羽も自分を必要としていないと范増の気持ちは変わらない。後半生をかけるつもりだった、項王を助けて偉大な王朝を創る、それこそが誰にも成せない大業だ、だが今や後の世も歴史も一文が残され、私は笑い者にされると言う范増。


范増からの印綬を渡した虞姫は、范増様が戻らなかったから必ず後悔する、范増様は本当に裏表なのい方、いつでもあなたに本音を言ってきた、2人で穏やかに話せば疑う気持ちも消えるはず、今、この時を笑っているのはあなたの敵、敵の手に乗らないでほしいと項羽に言う。
項羽は印綬を手に考える。


誰もいない場所にたった1人で座った范増は「穏やかな場所に着いた。范増よ、お前は戦で死ぬ人間ではない。田舎に戻ってきただけだ。これは天意だ。ここで終わりだ」とつぶやく。


項羽は范増を迎えに行かせ、面会の準備まで始めていた。
丁公は私とは会わなかったことにしてくれと残った金を陳平に返す。


捜しに来た虞子期が見つけた時には、范増はすでに亡くなっていた。
軍営に戻った虞子期はそのことを項羽に伝え、項羽は持っていた印綬を落とす。


陳平は帰る途中、范増が見つかったが死んでいたと言う知らせを聞く。
急いで戻り、范増が死んだ事を劉邦に伝える陳平。劉邦も張良も笑って喜ぶが、同時に怒りの矛先が自分たちに向かうことも気付く。「厄介なことになりそうだな」と張良に言う劉邦。


項羽は酒を飲み、范増とのこれまでの事を思い返す。あまりの悲しみに項羽は涙が止まらない。

噂を聞き流すことができなかった項羽は後悔し、范増が言い続けていた榮陽を攻めることにする。「亜父に勝利は見せられない。だが攻める時に全軍で突撃の声をあげ、亜父に最後の敬意を示すのだ」と力強く言う項羽。劉邦の首を亜父に捧げると。


楚軍からの攻撃が迫っていたが、文を出しても韓信からの音沙汰がない。そのことで言い争う盧綰たちを止めた劉邦だったが、韓信は来ない理由を説明するべきだと劉邦も苛立つ。


陳平は口が悪いが劉邦に似ていると感じる兵を見つける。


榮陽の町は噂で動揺していた。今回の項羽は油断ができないと思った劉邦は、仲間たちに榮陽を捨てるか守るか意見を聞く。張良は榮陽を捨てれば全軍が壊滅してしまうと言うが、酈食其はこのまま守っても町中の者が皆殺しになるだけだと反対する。町の民ために劉邦は榮陽を捨てる事を決める。


劉邦から応援の催促が届き、韓信は李左車に相談。我々が向かっても間に合わなず、兵力不足で負けてしまう、だが行かなければ王様の疑惑を招き、信義に背く事にもなると。救援に行くなら間に合う道がある、しかし大将軍は救援に行きたいのですか?と言う李左車。


陳平は我が軍の中に王様に似ている者がいるか夏侯嬰に聞く。ヒゲが王様に似ていて口が悪いと聞いた夏侯嬰は、おそらく紀信ではないかと答える。紀信が信用できる男だと聞き、陳平は捕まえてもいいし招待してもいい、その男と会いたいと頼む。


兵たちが紀信を捕らえに行く。しかし紀信はその場にはおらず、周苛が紀信だと嘘をつき、代わりに捕われてしまう。


ーつづくー


とうとう范増も亡くなってしまいました…。
范増は好きではなかったけど悲しい最後でした。
項羽がもっと信用していたら…でも虞姫が言っていたように性格は変えられないよね(;_;)
誰も信じられない項羽も切ないです。

陳平は紀信をどうするつもりなんだろう?
でも紀信の代わりに周苛が捕われてしまって…Σ(=゜ω゜=;)
この先が気になります。



今日はお茶会でもちらっとお話しましたが、スーパームーンですよぉぉぉo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
お月様を絶対見たい!!(見れるかな?)
パワーもいっぱい貰わなくちゃ(*´艸`*)



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3 コメント

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范増が・・・ (time)
2014-09-11 20:32:41
范増の涅槃の図をよく見かけたのですが、
こんなシーンだったとは・・・
思うのは、ただ、ただ、
安らかにお眠りになってほしい。。。
姐姐やみなさん仰るように
好きなキャラにはなりにくいのですが、
この数回は項羽とすれ違い過ぎて
あまりにも痛々しかったです。
陣営の前でひたすら待つ時は特に。。。

項羽と言えば、あの考えは
虞姫でも止められないなんて驚きです。
そして、范増が去ってから
弔い合戦的ことをしても意味がないような。。。
項羽には本当に落ち着いて、
本質を見極めてほしいですよね。。。

項羽陣営はどんどんバラバラに、
そして保身に走り。。。
これからどうなってしまうのでしょう???
返信する
こんにちは (naa)
2014-09-13 12:13:27
范増が亡くなりましね…
確かに好きなキャラではなかったけどこういう亡くなり方をするとは。淋しいです(TT)

疑心暗鬼でバラバラになってしまった項軍は范増の死でまた纏まれるのかな?
変わらない、変えれない項羽の性格…
戦えば強いけど強いだけでは上には立ち続けられないですよね、きっと…

范増の死を喜んだのも束の間、劉邦たちも危ないのかぁ…
紀信をどうするんでしょうね?
そして韓信、彼の考えもイマイチ分からないです(ToT)
返信する
ただ無念としか言えません。 (Berry)
2014-09-17 11:39:26
項羽は、范増に疑っていないといいながら、雪のふる夜に合わなかったです。とうとう亜父の范増にまで、。また軍議にくるまではじめない、、というのは、昨晩と逆ですよね。
子供みたいとか駄々っ子のようとかではすまされたい、愚かです。毎回項羽軍には、話し合いの場が少ないワンマン体制が問題ですよね。一度こうなると次回の弁解の機会がないのですよね。
陳平の策略が勝ったんでね、、、丁公はお金を返したのは、自分の保身のためか、項羽軍や范増に少しは負い目がでてきたのか、、
項羽は前から身びいきが強い人なので、范増だけは別格だと信じてましたが、残念で無念です。
范増は自ら亡くなったように見えますね。

後悔は先にたたずです。項羽が泣いても今さら、、遅過ぎます。
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